青井ノボルです。
2018年7~9月に放映されていたドラマ「インベスターZ」。
深夜ドラマにつき録画しながら、毎週楽しく見ていました。
ドラゴン桜などで有名な三田紀房先生の漫画が原作です。
投資が題材なのですが、個人に関わるお金の基礎が学べます。
ワタシの様な投資素人には、とても勉強になる話が多いです。
この記事では、インベスターZの18巻に登場する名言「投資とは己を知ること、そして自信を持つこと」について書いていきます。
放浪の末に辿り着いた結論
インベスターZは、道塾学園という中高一貫進学校を舞台にしたストーリー。
各学年成績トップが所属する投資部は、学園の3,000億円を年利8%で運用。
それ故に、日本最高水準の教育設備を誇る道塾学園は学費が無料なのです。
かなり無茶苦茶な設定ですが、神代主将をはじめとした投資部6名の物語。
回を追うごとに、不思議な魅力に引き込まれて一気に読みたくなります。
さて今回紹介する名言は、代替わりした渡辺新主将に関する話です。
カリスマ的存在である神代主将から、投資部主将を引き継いだ渡辺。
引継ぎ直後、歴史と伝統の重圧に耐えられずに逃亡してしまいます。
もともと渡辺は、極度の心配性であり異常なほど怖がりな性格でした。
渡辺は逃亡後の放浪中に、自分を見つめ直して結論を出したのです。
その結論は、「自分は自分らしい投資をしよう」ということ。
徹底的に心配性で臆病な投資をすると決意したのです。
この決意を聞き、主人公の財前は一つのことを学んだのです。
(引用元:インベスターZ(18)|三田紀房)
この言葉が持っている奥深い意味に、ワタシは強く共感します。
投資には絶対的な正解が無い
投資とは面白いもので、目的や投資法は人によって千差万別。
投資ブロガーの投資方法も、似ているようで実はいろいろ違います。
インデックス投資に限っても、全く同じ考えというのはあり得ません。
ワタシの場合は、投資方針のカテゴリーでブログ記事にしてまとめています。
先人の知恵を借りながら、自分なりに悩み考えて固めてきた投資方針です。
ワタシが正解だと信じて突き進んでいる道が、人によっては不正解かもしれません。
概ねこうしたら良いというセオリーはありますが、最後に決めるのは自分自身です。
集団主義で育った日本人は、周りの目を気にして和を重んじる傾向にあります。
一般的に同調圧力が働きやすいのですが、投資に関しては自由に考えるべきです。
投資した結果の損益状況は、残念ながら自己責任と言わざるを得ません。
長期投資を継続するためには仲間意識も大事ですが、最後は自分です。
「投資に聖杯はない」はずなので、絶対に儲かる方法は存在しません。
だからこそ、自分なりの正解を導き出すことが重要なのだと思います。
まずは自分と向き合うこと
ワタシは5人家族の30代サラリーマン、投資は人生のオマケ的存在です。
投資素人なので、残念ながら相場変動を先読みすることができません。
投資経験はありますが、過去の投資判断では失敗を繰り返してきました。
運が無いという面もありますが、判断能力に劣ると言わざるを得ません。
また、家族と過ごす時間が第一優先であり、サラリーマン生活も大事。
投資に費やせる時間は僅かであり、それよりも趣味を優先したいです。
個人投資家として残念すぎる能力で、更にスキルアップする余地も無い。
典型的な日本人なので、リスクを取ることに対しても臆病なタイプです。
決して悲観しているのではなく、実際そのように自己認識をしています。
自分は何者かということは、自分にしか分からないことです。
投資をする前に、自分自身と向き合うことが大事だと思います。
自分を信じ抜く力が必要不可欠
自分自信と向き合うことで、自分なりの投資方針が見えてくるでしょう。
ワタシであれば、投資判断の余地を極小化することが最善の道と考えました。
時価総額比率全世界株式へのインデックス投資であり、バイ&ホールドです。
相場は中期的には波打つように推移するも、超長期ではプラス方向に動く。
こうした相場観は持ちつつも、相場変動のタイミングは計れない前提です。
ワタシの場合はこの様に考えて、自分の投資法および相場観としています。
これが絶対的に正しいとは思っていませんし、間違っているとも思いません。
ただし、現時点ではこれが自分に合っているのだと信じて投資をしています。
この想いを持ち続けることができれば、長期投資が実現できるのでしょう。
そして絶対評価にはなりますが、投資で成功する可能性が高まるハズです。
投資は自分の信念を貫き通すことが必要不可欠だと思います。
他人と比べる必要は無くて、自分自信で納得できるかが重要。
投資方針を腹に落とすことができれば、おそらく大丈夫です。
先人の知恵を借りるのが近道
「投資とは己を知ること、そして自信を持つこと」は、おそらく真理です。
投資をするときの正攻法であり、投資家なら一度は考えておきたいところ。
とはいえ、投資未経験者にいきなり考えましょうと言っても難しすぎます。
自分の投資能力は未知数ですし、投資方針と言われてもサッパリでしょう。
そんなとき、インデックス投資であれば良い教材があります。

インデックス投資ブロガーとして活躍を続けている水瀬ケンイチさんの書籍。
特に、第2章「寝かせて増やすインデックス投資の実践法」が参考になります。
インデックス投資を実践するための具体的なプロセス、考えるべきポイントが学べます。
投資方針を固めるうえで非常に参考となり、また考えを構築する助けになった書籍です。
何事にも共通する話ですが、型を知ることにより理解が加速していきます。
そのほか、誤った方向に突き進んでしまうリスクも低減されるでしょう。
先人の知恵を借りながら、自分を見つめ直して投資方針を徐々に固めていく。
腹落ちした投資方針であれば、自信を持って続けることができるハズです。
みんな違ってみんないい
投資にはカッコいいも悪いもなくて、お金を増やすための手段です。
自分らしく自信を持ち、結果的に投資を続けることが最重要課題。
誰かと比べる必要は無いし、周りに合わせる必要もありません。
自分らしさが許されるし、むしろ推奨される世界でもあります。
人生を楽しく生き続けるためにも重要な要素かもしれませんね。
インベスターZの名言から、大切なことを教わった気がします。
「投資とは己を知ること、そして自信を持つこと」
投資はお金を考えることであり、お金は人生を考えることである。
何となくですが、そんな気すらしています。
これからも投資について学びながら、ワタシは長期投資を続けます。
関連記事紹介
インデックス投資は、愚直に積み立てを続けながらバイ&ホールドが王道です。
長期投資を続けていくためには、自分の頭で考えることが大事だと思います。

インデックス投資のポイントは、自分なりの資産配分をしっかり考えること。
全世界株式の場合に時価総額比率かGDP比率か、どちらが良いか考えました。

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