青井ノボルです。
楽天経済圏という言葉をご存知でしょうか。
楽天グループの様々なサービスを楽天IDで利用できる。
そして楽天スーパーポイントを貯めたり使ったりできる。
幅広いサービスを展開しながら共通ポイントで囲い込む。
各サービスの複数・回遊・継続的な利用を促進しています。
ワタシも長らく楽天経済圏で過ごしていますが、適度な距離感を意識しています。
お得なポイントサービスは素晴らしいですが、それに踊らされたら本末転倒。
目先のお得さに釣られて、節約のつもりで浪費していたら可笑しな話です。
この記事では、楽天経済圏との上手な付き合い方について書いていきます。
ポイントという名の甘い誘惑
楽天経済圏で過ごす最大の理由は、楽天スーパーポイントの存在です。
日本人は、ポイントを貯めるという行為が好きな人種なのでしょう。
ポイントカードで財布がパンパン状態、という人も珍しくありません。
楽天のサービスを利用していると、自然とポイントが加算されます。
楽天の幅広いサービスで使用できるため、現金感覚とも言えます。
楽天スーパーポイントは利便性が高く、その分だけお得感も強いです。
そのため、楽天スーパーポイントに潜む中毒性には注意しましょう。
ポイント獲得目的の消費になっていないか、楽天サービスが本当に良いのかどうか。
節約という意味では、衝動的な消費ではなく冷静に考えることが大事だと思います。
リアル店舗の方が安いことも多い
インターネットが発達したいま、ネットショッピングは常識となりました。
日用品から娯楽用品まで、ネットで買えないモノはほとんどありません。
当然ですが、ネットショップはリアル店舗を構える必要がありません。
固定費がかからず、値段が安いというイメージも大きいと思います。
それでも、実際にはネットよりリアル店舗が安いことも多いです。
例えば食品分野では、スーパーの方が安いという傾向が顕著だと思います。
肉のハナマサ・業務スーパー・オーケーストアなどは、圧倒的な安さです。
ほかにも、ホームセンターはネットよりも安く売っていることが多いです。
以前に木工用ニスを買ったときは、ネットの方がはるかに高い値段でした。
ネットの方が安くてお得だと思っていると、実はそうとも限りません。
生活圏にある身近なお店で、ネットより安く買えることもあるのです。
楽天市場に限った話ではありませんが、リアル店舗も侮れないですね。
SPUも冷静に判断しましょう
楽天市場のSPUは、楽天経済圏における代表的なポイント施策のひとつ。
楽天グループのサービスを使っていると、楽天市場でお得になる制度です。
(引用元:SPU(スーパーポイントアッププログラム)|楽天市場)
例えば、楽天モバイル(通話SIM)を利用しているとポイント+2倍です。
確かにお得ですが、条件により楽天モバイルより安いMVNOもあります。
通信速度においても、楽天モバイルが最適と言い切るのは難しいでしょう。
楽天市場でお得になるとしても、楽天モバイル以外も検討したいところです。
また、楽天ゴールドカードもSPUでポイント+2倍となる対象となります。
年会費が2,160円(税込)掛かりますが、楽天市場の買い物で元が取れます。
確かに元は取れますが、そのために楽天市場で買い物するのは本末転倒。
楽天市場で年間10万円(税抜)以上の買い物をする必要があるのかどうか。
楽天市場をヘビーに使い続けるのか、冷静に考えて判断すべきでしょう。
ワタシの場合、SPUは楽天カード(+2倍)と楽天アプリ(+1倍)と楽天証券(+1倍)。
無理をしないでSPU適用させることを考えると、この3つしか当てはまらないです。
我が家の通信回線は、DoCoMo(通話)とiijmio(通信、ファミリーシェア)。
キャリアメールを維持しながら安くするには、これが最適解だと思っています。
クレジットカードは、年会費無料の楽天カードで十分に満足しています。
ゴールドカードのステータスは不要なので、年会費はパスしたいところ。
ポイント制度はお得ですが、楽天サービスを無理に選ぶ必要はありません。
程よい距離感でお付き合いするのが大事
楽天経済圏は凄いシステムですし、楽天スーパーポイントは優秀です。
上手く利用すればとてもお得ですし、節約にも繋がるのだと思います。
それでも、楽天グループのサービスだけに目を向けてしまうのは危険です。
ポイントを貯めたり使うことに拘り過ぎると、節約の本質を見失います。
楽天経済圏で、経済的にもサービスの質的にも優れたモノがあれば選択する。
そうでなければ、無理に楽天経済圏のサービスを選択する必要はありません。
楽天経済圏でお得に生きていくためには、楽天に肩入れしすぎないこと。
一歩引いて、程よい距離感でお付き合いすることが大事だと思います。
これからもワタシは、楽しみながらお得に楽天経済圏で過ごしていきます。
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SPUにまさか楽天証券が追加されるとは、夢にも思っていませんでした。
ポイント投資をキッカケに、投資の裾野が広がることを期待しています。

楽天証券×楽天銀行のハッピープログラムは破壊力抜群のポイント制度です。
金融関連サービスは楽天が得意とする分野であり、存在感が大きいですね。

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