楽天証券のジュニアNISAでVTが買えると勘違いしていました

黒歴史

青井ノボルです。

投資ブログを始めてから、投信の知識は深まっています。
それでも制度を完璧に把握するのはなかなか難しいです。

ジュニアNISA口座では、子供への投資教育を兼ねて運用予定。
そこで、米国籍ETFのVTに投資することを検討していました。

ところが、ワタシがジュニアNISA口座を開設したのは楽天証券。
なんと楽天証券では、米国籍ETFが対象商品ではなかったのです。

この記事では、楽天証券のジュニアNISA口座でVTが買えると勘違いしていたことを書いていきます。

スポンサーリンク

VTで投資教育を妄想していた

我が家には、3人の幼い子供たちがいます。

長期投資について、いずれ親から直接教えたい。
実践を通じて、投資教育したいと考えていました。

金融リテラシーを養うという表現が正しいのかもしれません。
お金との付き合い方、セオリーを知って欲しいと思っています。

まずは世界分散投資について知ってもらいたい。
そこで全世界株式のVTが、有力候補に浮上です。

VTであればドル建の取引なので、為替の勉強にもなります。
これは一石二鳥だと、頭の中で妄想を広げていたのです。

ジュニアNISAは資産運用を教えるツール

ジュニアNISAは、20歳になるまで利用できる少額投資非課税制度。
80万円×5年分の非課税枠を活用して、運用をすることができます。

正確な非課税期間は5年ですが、ロールオーバーで継続保有できます。


(引用元:ジュニアNISAの概要|金融庁

1点、子供が18歳になるまで払い出し制限がある点には注意です。

我が家には子供が3人いるのですが、教育資金の目標額を決めています。

教育資金の目標額を500万円×3人=1,500万円に決めました
ワタシは、5人家族の30代サラリーマンです。一般的に、学資保険等で教育資金を準備するのが定石です。ワタシは学資保険を使いませんが、いずれにしても3人分の教育資金を準備することは避けて通れません。この記事では、教育資金の目標額設定について考えます。

教育資金は運用ではなく、無リスク資金で全額を準備をする予定です。
ジュニアNISAでは、子供が受け取った祝い金などを運用していきます。

目標は特に考えておらず、本人が成人したら運用を引き継ぐつもり。
ジュニアNISAでの運用期間中は、投資教育の教材としていきたい。

いつの日か、バイ&ホールドのインデックス投資の魅力を伝えたい。
そんな想いを胸に、ジュニアNISA口座を開設しようと決めたのです。

ジュニアNISAの対象商品を勘違い

つみたてNISAは、金融庁により対象商品が制限されています。
指定された条件を満たす投資信託と国内ETFのみが対象です。

一方で、一般NISAは対象商品の制約があまり無い。
商品選択の自由度は、一般NISAのほうが高いです。

さて、ジュニアNISAの対象商品はどうでしょうか。
金融庁のジュニアNISA公式サイトを確認してみます。


(引用元:ジュニアNISAの概要|金融庁

上の図表を見る限りでは、対象商品の制限は無さそう。
少なくともワタシは、そう勘違いをしていました。

実際は、証券会社によって対象商品が異なるようです。
ジュニアNISAは、対象商品の制限がある場合があります。

ネット証券大手2社のジュニアNISA対象商品

ネット証券最大手のSBI証券は、制限が緩いです。
国内株式・投資信託・外国株式が対象となります。

国内株式の場合に、IPOと対象となり得るようです。

ワタシが口座開設した楽天証券は、制限ありです。
国内株式と投資信託のみが対象商品となります。


(引用元:ジュニアNISA|楽天証券

外国株式は対象外ですし、国内株式のIPOも対象外。
米国籍ETFのVTを買う夢、脆くも崩れ去ったのです。

この衝撃の事実を知ったのは、9月のことでした。

消したくても消えない、悲しい黒歴史が増えました。

落ち込んでいたところに救世主が登場

VTに投資をするつもり満々であったにも関わらず、道半ばで夢を諦めたワタシ。
絶望の淵を彷徨っていたワタシを救ったのは、あのファンドの新規設定でした。

eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)を徹底調査
三菱UFJ国際投信は本日、eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)を新規設定する旨をリリースしました。この記事では、eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)について、ワタシなりに調べた結果をできるだけ詳しくお伝えします。

三菱UFJ国際投信によるeMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)です。
ドル建てでは無いので為替の勉強はできませんが、1本で全世界に分散できます。

ジュニアNISAでは、世界分散投資の重要性を伝えたいとも考えていて。

リバランスしなくとも、超低コストで全世界に投資ができるファンド。
ジュニアNISAで求めていたファンドがまさか設定となるとは驚きです。

暗闇の中に一筋の光が現れたお陰で、ジュニアNISAのやる気が回復。
スイッチを入れ直し、2018年の非課税枠を使うべく動き始めました。

何事も思い込みは危険です

今回の黒歴史は、思い込みによる認識不足が招いたもの。
楽天証券HPに明記されている内容なので、自業自得です。

投資は自己責任であると、改めて認識した出来事でした。
そして、投資素人である意識の大切さを学び直しました。

ただ、全ての情報を把握するのは現実的に不可能。
今回は運よく、Twitterで知ることができました。

長期投資仲間のネットワークがあったからこそでしょう。
今後も仲間の力を借りつつ、長期投資を続けていきます。

 

関連記事紹介

教育費は同準備するべきか、これは様々な考え方があります。
Twitterで議論をしたときの内容から、考えてみた記事です。

教育費を投資に頼るのは危うい選択だと思う
人生の三大支出とも言われる教育費。そのためにジュニアNISAなどで投資するという選択肢もありますが、ワタシには危うい選択に映ります。教育費の特徴を整理したうえで、投資に頼るのは危険だと考える理由を書いていきます。

ワタシは奨学金制度を使って大学に進学したのち、社会に出ました。
破産報道などで酷い言われ様ですが、非常に良い制度だと考えます。

自己破産報道が目立つけど奨学金は素晴らしい制度だと思う
最近、自己破産者が急増しているとの報道が目立っている奨学金制度。 でも、本当に奨学金は本当に悪い制度なのでしょうか。少なくともワタシはそう思いません。 この記事は、元奨学生のワタシが、奨学金制度の素晴らしいと思う点について書いていきます。

 

青井ノボル
青井ノボル

もし良い記事だと感じたらポチっとお願いします

にほんブログ村 株ブログ 投資信託へ

●twitterもやってます●

コメント

タイトルとURLをコピーしました