楽天VTが純資産総額200億円を突破

投資信託・ETF

青井ノボルです。

楽天・全世界インデックス・ファンド、通称・楽天VT。
全世界株式に分散投資するインデックスファンドです。

VTは、世界最大級の運用会社であるバンガード社のETF。
楽天VTは、VTを通じて全世界株式へ投資するファンド。

1本で先進国や新興国へ分散投資できるのが最大の特徴。
経費率の低いVTへ投資できる投資信託として人気です。

そして本日、遂に純資産総額200億円突破となりました。

この記事では、楽天VTの概要と純資産総額200億円突破について書いていきます。

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楽天・全世界株式インデックス・ファンドの概要

楽天VTは、2017/9/29に設定された楽天バンガードのファンド。
全世界株式に広く分散投資ができる海外ETFのVTへ投資をします。

ベンチマーク

ベンチマークは、FTSE グローバル・オールキャップ・インデックス。
円換算ベースの指数に連動する投資成果を目標として運用します。


(引用元:楽天VT交付目論見書|楽天投信投資顧問

全世界株式の指数といえば、MSCI ACWIも有名だと思います。
eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)のベンチマークです。

MSCI ACWIと比較すると、構成銘柄数が約8,000と多め。
中小株を含んでいるのが特徴となっています。

ファンドの仕組み

ファンドの仕組みは、マザーファンド形式に分類されます。
マザーファンドが海外ETFのVTに投資をする仕組みです。


(引用元:楽天VT交付目論見書|楽天投信投資顧問

楽天VTにはマザーファンドがあり、単一の投資信託に投資する。
イメージ的には、ファンド・オブ・ファンドといった感じです。

ファンドの手数料

楽天VTは、最低水準とはいかないまでも低コストなファンドです。
信託報酬は年率0.12%(税抜)で、VTの経費率は年率0.09%程度。

2019/2/26、VTの経費率が引き下げとなりました。
当然、楽天VTの実質的な信託報酬も引き下げです。

実質的な信託報酬は、年率0.2196%程度(税込)。
たしかに低コストですが、物足りなさも感じます。

eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)の存在が大きく。
こちらの信託報酬は、年率0.142%(税抜)という超低コストです。

税込でも0.06ポイント差で、無視できない大きな数字に感じます。

実質コストが気になる

楽天VTが低コストなのは間違いないですが、物足りなさもある。
特に実質コストに関しては、第1期目の数字が大きくなりました。

実質コストが想定以上で、面喰った個人投資家も多いでしょう。

その後、楽天投信投資顧問は四半期毎に実質コストを公開。
売買委託手数料が大幅に下がっていることをPRしています。


(引用元:運用報告書「1万口当たりの費用明細」の経過について|楽天投信投資顧問)

半年経過時点の数字であり、また金額部分が恐らく四捨五入です。
表で示されている比率は、参考程度に留めるのが良いと思います。

それでも、第1期目の実質コストよりは低い数字に収まりそうです。

バンガードのブランド力は偉大

楽天バンガードシリーズのうち、楽天VTは楽天VTIに次ぐ人気を誇ります。
全世界株式インデックスファンドの中では、最も人気があるファンドです。

その背景で、バンガードの高いブランド力が影響しているのは確かなこと。

eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)も徐々に広まっています。
FOY2018では第3位に輝きましたが、純資産総額は楽天VTの圧勝状態です。

運用コストで比較した時、おそらく楽天VTの方が劣ると思われます。
それでもバンガードのブランド力により、人気が高いのは流石です。

楽天VTの純資産総額推移

さて、純資産総額200億円を達成した楽天VT。
堅調な推移で純資産総額を伸ばしてきました。

楽天VTの純資産総額推移を、時系列で確認します。

2017/09/29 新規設定
2018/03/09 純資産総額50億円突破
2018/07/09 純資産総額100億円突破
2018/11/08 純資産総額150億円突破
2019/04/02 純資産総額200億円突破

振り返ってみると、資金流入ペースが安定しています。
2018年10月以降は相場が不調でしたが、影響は軽微。

純資産増加ペースがほぼ一定であり、安定的に推移。
新規設定から1年半ほどで、200億円を突破しました。

相場変動に依らず、積立を継続する人が多い証左です。
長期投資を志す人が多いのは、良いことだと思います。

ただ直近の推移については、やや減速感が否めません。
FOY2018で第9位まで落ちてしまったのも気になります。

この先も順風満帆、とはいかないかもしれません。

楽天VTのライバルファンドは

楽天VTはFOY2017で第1位に輝くなど、人気ファンドのひとつ。
純資産総額も順調に伸びておて、全世界株式では敵無しでした。

最近は、eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)が急伸中。
eMAXIS Slim シリーズの中で、存在感が徐々に大きくなっています。

eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)は注目株です。
FOY2018では設定間もないにもかかわらず、第3位にランクインを果たしました。

eMAXIS Slimシリーズの人気が高まる中、遂に発表された全世界株式ファンド。
月間販売額も順調に増えており、大化けする可能性を秘めていると思われます。

eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)は、まだ始まったばかり。
楽天VTの勢いが勝っていますが、今後ライバルとして台頭してきそうです。

注目すべきは第2期決算

楽天VTは順調に純資産総額を伸ばしてきました。
相場の不調を乗り越え、200億円突破は流石です。


(引用元:楽天・全世界株式インデックスファンド|楽天投信投資顧問

いまのところ順調な楽天VTですが、運用コストが気になるところ。
第1期決算で実質コストが予想よりも大きく、投資家はやや落胆。

最近は四半期ごとに実質コストを示していますが、あくまで参考。
第2期決算で算出される実質コストこそ、分岐点となりそうです。

eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)の決算日は2019/4/25。
楽天VTの第2期決算は、オール・カントリーと比較される運命にあります。

バンガードがVTの経費率を引き下げるのは、流石の一言。
楽天投信投資顧問にも、ぜひ頑張ってもらいたいですね。

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