バンガード主催の第2回ブロガー交流会に参加しました

投資イベント
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青井ノボルです。

相互リンクをいただいている水瀬ケンイチさんにお誘いいただき。
バンガード・インベストメンツ・ジャパンの本社に行ってきました。

大都会東京のど真ん中、溜池山王駅に直結のビルの21階にて。
バンガードが主催する第2回ブロガー交流会に参加しました。

バンガードの基本的な理念や最近動向など、色々と教えていただき。
参加ブロガーやバンガードの方と交流もでき、とても良い時間でした。

この記事では、バンガード主催のブロガー交流会に参加して感じたことを書いていきます。

第2回ブロガー交流会の開催概要

バンガードの主催によるブロガー交流会は、今回が第2回目とのこと。
第1回目となる前回は、2017年12月に開催されていたようです。

水瀬ケンイチさんのブログに、参加レポート記事がありました。

バンガードブロガー限定交流会に参加。「VT」対「楽天VT」の興味深い検証も!
バンガード・インベストメンツ・ジャパンとの「ブロガー限定交流会」に参加してきました。...

クリックしても拡大されない水瀬さんのメモからも、内容の濃さが伺えます。

さて、バンガード主催第2回ブロガー交流会の概要は下記の通りです。

【日時】2018年9月7日(金) 午後7時~午後9時 ※その後懇親会
【場所】バンガード・インベストメンツ・ジャパン本社(溜池山王)
【内容】「バンガードの日本におけるビジネスの展望」「質疑応答」
【参加】ブロガー18名

有名ブロガーさん多数の中、新参者のワタシも混ぜていただき恐縮です。

用意されていた軽食がスゴイ

さて、ブロガー交流会が開催されたのは平日夜。
軽食が出るということで、密かに楽しみにしていました。

前回は今半の弁当だったようなので、今回はどうなのかなと。

今回も今半の弁当、しかも紐を引っ張ると暖まる機能付きです。

日常生活では、コンビニでおにぎりとカップ麺を買って食べているワタシ。
美味しすぎる弁当を前に、バンガードって素敵だなと思ったのは内緒です。

ただ、この記事は感じたことや考えたことを率直に書かせてもらいます。

英語の資料で英語で説明

冒頭は、香港拠点のネーサン・ザーム氏による説明。
バンガードのビジネスと今後の経済見通しの話でした。

ここで、バンガードはグローバル企業であることを再確認。
なななんと、英語の資料に基づく英語での説明でした。


(引用元:バンガード主催ブロガー交流会資料)

通訳の方がいたので、なんとなく概要は分かりました。
ただ英語が苦手なワタシには、なかなか厳しい時間でした。

内容ですが、前半はバンガード社の概要や4つの投資原則など。
皆さんもよくご存じの、ベーシックな内容だと思います。

ワタシには初見の内容も多く、とても勉強になりました。
これについては、後日別記事でまとめても面白そうです。

後半は、バンガードによる今後の経済見通しについて。

2018年下半期の見通しは、世界経済はしっかりしているとのこと。
一方で政治的な不確実性や株価が割高であるなど、不安要素もあり。

景気自体はしっかりしているが、投資リターンは慎重に見ている模様。

さて、国内株式・債券のリターンに関するグラフもありました。


(引用元:バンガード主催ブロガー交流会資料)

左側が今年7月までの過去5年間リターン、右側が今後5年間のリターン見通し。
国内の投資環境は、今後ますます厳しくなってくるという見通しです。

債券の期待リターン0.2%ですが、投資する意味はある。
それは、株価下落時に緩衝材となる効果が期待できる。

たしかに、債券は株式とは負の相関が期待できる資産クラスですね。

他にも、世界全体で投資収益は厳しさが予想されるという話も。


(引用元:バンガード主催ブロガー交流会資料)

株式:債券を60:40とした全世界のバランスファンドのリターン・リスク。
今後については、期待リターン4%程度まで低下するのではという予測です。

期待リターンが今後どうなるかは不明ですが、期待リターンには期待しない
NightWalkerさんの著書にも書かれていた、個人的にお気に入りのフレーズの一つです。

ちなみに、期待リターンを上げようと個人投資家が取りがちな行動について。
新興国投資、ハイイールド債(格付けの低い社債)投資などを挙げていました。

これらはリスクを引き上げるが、期待リターンを大幅に上げる効果は厳しい。
規律のある長期投資に反する行為は、よろしくないというメッセージですね。

1時間超の質疑応答

バンガードによる資料の説明の後は、ひたすら質疑応答タイム。
長時間の質問タイムを設定、この姿勢は凄いなと思いました。

途中からは投資戦略部長の塚本氏が、主に質問へ答えるカタチに。
とはいえ、どちらにどんな質問してもOKという雰囲気でした。

色んな質問が飛び出しましたが、この記事では気になった質問だけ。

バンガード直販の噂について

ひとつは、一時期ウワサになった日本国内での直販について。

直販は、バンガードにとっても重要なビジネスモデル。
ただし、始めるには相当な投資が必要であるとのこと。

結論としては、現段階では直販の予定無しとのことでした。

インデックスプロバイダーの手数料

もうひとつは、指数情報を提供するインデックスプロバイダーへの手数料について。

バンガードでは約6年前、某M社から指数をごっそり乗り換えたのは有名な話。
結果的にコストが下がったのは、定率手数料からの脱却が大きかったようです。

つまり、ファンドの規模と手数料が比例して増えていかない仕組みを構築。
定率ではなく定額寄りの考え方に変わったのだと思います。

ただバンガードの乗り換えはインパクトがあったようで、当時M社の株価は暴落。
いまはフレキシブルに手数料を設定する、良い方向性になっている模様です。

また、他社の運用会社ではセルフインデックスを作る動きもある模様。
自社で指数を構えれば、インデックス使用の手数料は不要となります。

ただバンガードは、インデックスは第三者提供により公正さが担保されると判断。
そのほうが、より良いインデックスが出てくると考えているとのことでした。

ジュニアNISAでVT購入を検討中

実は先日、子供3人分のジュニアNISA口座の開設が終わったばかり。
投資商品について、ちょうど悩んでいた時期でもありました。

ジュニアNISA口座では、運用はもちろん投資教育にも使いたいと考えています。
ドル建てであれば為替の勉強になるし、全世界株式への分散効果も実感させたい。

その結果、米国籍ETFのVTが最有力候補だと思っていました。

もちろん、バンガードが運用しているというプラスイメージもありました。
今回のブロガー交流会を経て、このイメージは確信に変わった気がします。

世界最大級の運用会社であり、低コストを追求する企業姿勢は安心材料です。
将来のある子供の資産を、超長期で運用するに相応しいなと感じました。

某外資系運用会社のように、日本市場を放り投げるリスクも低そうです。
バンガードの哲学には共感しかないので、ジュニアNISAなら良いかなと。

心はほぼ固まったので、近いうちにVTの買い付け報告ができそうです。

今後も投資信託を中心にインデックス投資を続けます

バンガードの投資商品を国内で買う場合、米国籍ETFか提携投資信託の2択になります。
質疑応答でVTと楽天VTのどちらが良いのかと話題に上ったくらい、悩ましい問題です。

ざっくり言うと、外国税額控除を使うならVTが良いのではという話でした。

ただし配当率にもよるし、外国税額控除は全額戻ってくるとは限らないし。
保有期間によっても異なるでしょうし、不確実性が高いと言えるでしょう。

ケースバイケースですし、米国籍ETFで正確にコストを見積もるのは難しそうです。

つみたてNISAやiDeCoで投資するなら、低コストな投資信託を選ぶのがセオリー。
となると現時点では、eMAXIS Slim シリーズを選ぶのが良い選択だと考えます。

つみたてNISAやiDeCoの非課税枠の範疇を超えない限り、おそらく低コストな選択です。

もちろん、面倒だから楽天VTで全世界株式の資産配分にしたいという需要もあるでしょう。
何を選ぶかは自由ですが、ワタシはトータルで超低コストな投資信託を選びたいと思います。

バンガード流は日本に根付くのか

バンガードが日本を見限る可能性があるかもしれないと、懇親会で質問してみました。
ウィズダムツリーのような撤退劇が、バンガードで起こらないとも限りません。

日本は投資人口がまだまだ少ないですし、バンガードへの利益貢献が少ないはず。
だとすると、グローバルで見るとお荷物地域なのではという疑いが拭えません。

日本拠点の人数を徐々に増やすなど、きちんとリスクヘッジしつつ。
日本の投資市場動向を見ながら、上手いことやっているようです。

金融庁の旗振りにより、個人向け資産形成の土台は整いつつあります。
バンガードもこの流れは歓迎でしょうし、好意的に見ていそうでした。

残念ながら直販は難しいようですが、日本からの撤退は無さそうです。

広く分散されたポートフォリオを低コストなファンドで持つこと。
バンガードが推進する投資手法は、個人にとって相性が良いはず。

バンガードの投資哲学は、もっと広まって欲しいと素直に感じます。

投資素人である個人投資家が、自分にとって良い投資判断ができるように。
いろんな人が発信することで、良い流れが作っていければ素敵ですよね。

 

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