経験を積みながら慣れることも大切【投資と登山の共通点】

投資と登山の共通点

青井ノボルです。

ワタシが実践しているインデックス投資は、長期投資が基本的な考えです。
つみたてNISAなどを活用しながら、長期分散積立投資を継続しています。

長期投資に辿り着くまで、ワタシ自身は遠回りをしていた気がします。
実際に始めてみても、数十年におよび継続する大変さを感じています。

それでも20歳代から投資経験があったお陰で、いまの考えに至っていて。
黒歴史となった苦い思い出も多いですが、投資の経験自体は貴重でした。

頭で考えることも大切ですが、それと同じくらい経験することも大事で。
経験による慣れという要素は、投資においても重要なのではと考えます。

登山でも同じで、実際に山に登ることで初めて理解できることも多いです。
理屈が分かっていても、山で経験してみると感じ方が違うこともあります。

頭で考えることだけでなく、自分で身体を動かして経験することが重要。
そして、経験から得られる知識や慣れといった要素も大切なのでしょう。

この記事では、投資と登山の共通点「経験を積みながら慣れることも大切」について書いていきます。

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インデックス投資に理屈は必要

理屈と言うと嫌な言葉のイメージがありますが、大切なことだと思います。
何故インデックス投資を選択するのか、自分なりに語れることが大事です。

インデックス投資は、原則として長期投資をしていくことになります。
バイ&ホールドに代表される長期投資では、とにかく継続が重要です。

インデックスファンドであっても、相場変動は直撃してしまいます。
相場における大きな浮き沈みに耐え、続けるのは大変だと思います。

だからこそ、自分の頭でしっかりと考えることが重要だと考えていて。
インデクス投資を選ぶ理由を、自分の言葉で表現できればベターです。

こういう前提で、こう考えるから、インデックス投資を選択しています。
自分なりのロジックというか、理屈を語れるレベルだと理想的でしょう。

インデックス投資においては、理屈を抜きに語れないと思います。
一方で、積立投資を実際に続けていくという経験も大切なのです。

実体験による経験値は大きいと思う

リーマンショック級の大暴落が起きたら、どんな雰囲気になるのか。
相場変動に惑わされて、長期投資をストップしてしまうのだろうか。

最近投資をはじめた人にとっては、まさに未知の世界だと思います。

ブログなどで体験談を書いている人も多く、追体験することは可能です。
ただ他人の体験談であり、自分の精神状況がどうなるかは分かりません。

長期投資を辞めてしまうリスクに対して、やれることは限られています。
想像力を最大限に働かせながら、いまの行動を変えて対策するしかない。

大きな下落相場に耐えるためには、一度経験して慣れておくことも必要で。
下落相場を耐え抜いたのち、上昇相場でリターンを得るという経験も一つ。

相場変動に耐えるためには、何が必要だったかの検証により学びがあって。
経験を積んだことで、慣れという部分では確実にレベルアップしています。

もちろん経験が全てではなく、経験しっ放しでは意味が無いのも事実です。
一方で経験でしか得られないこともあるので、やってみるのは大切なこと。

仮に少額であったとしても、長期分散積立投資をまずは始めてみる。
年齢が若ければ若いほど、まずは早めに挑戦して欲しいと感じます。

登山は慣れと体力が大事

登山においても、経験による慣れという要素は非常に重要です。
いざという時、反射的に動けるほうがリスクは低くなります。

例えば、登山道から転落するリスクはゼロとなることは無くて。
転んでしまったときに、どんな行動を取るべきかは大事なこと。

相対的に危険性が低い低山などで転んだ経験があったとして。
身をもって転ぶ体験をすることで、実際にどうなるかを知る。

登山道を歩くときに、どんな場所で転倒のリスクが高いのか。
実体験による情報の蓄積により、歩き方も改善するでしょう。

また登山は持久力勝負であり、登山には体力が求められます。
体力アップのためには、登山を繰り返すことが最も有効です。

ランニングなどでも代替は効きますが、登山の実践が効果的で。
ワタシも毎週の様に登山をしていた時期は、疲れ知らずでした。

体力の使い方も上手くなりますし、経験を積むことは重要です。

初心忘れるべからず

経験による慣れの要素は、経験でしか得られないものなので大事です。
とはいっても、経験や慣れに頼りすぎてしまうと足元をすくわれます。

人間は楽な方向に流さやすいので、原理原則の再確認も必要でしょう。
「初心忘れるべからず」とは、昔の人も上手いことを言ったものです。

自分なりの考えをしっかりと持ちつつ、経験による情報をプラスする。
実現は難しいかもしれませんが、そんな状態が理想なのだと考えます。

投資も登山も、しっかり準備をすることはリスク回避の観点から重要です。
ただし準備段階で躊躇し続けるのも問題で、エイヤッという勢いも必要に。

まずはやってみること、体験することも大切なことだと思います。
投資であれば少額から、登山であれば低山からスタートが吉です。

投資と登山の共通点は意外と多いのではないかと勝手に考えていて。
今後も共通点を発見次第、ブログの記事でご紹介したいと思います。

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青井ノボル
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コメント

  1. くまさん より:

    うちも投資始めた頃は長期ではなかったですが、デフレ、不況時で買っても相場環境が悪いので塩漬けの銘柄が多かったです。
    チャールズ・エリス氏の「敗者のゲーム」を読んで買いのタイミングは投資成績に影響を及ぼさない、銘柄選択の優位性はない(説明できない)など目から鱗でした。頑張って銘柄を選んでも、サルに負けちゃうんですもんね。
    それからは自分が気に入った銘柄を購入して長期で持つようになり、株価の上下もそんなに気にならなくなりました。
    もっともこりゃダメだ!と損切りしたら上がる・・・なんて事もあり、がっかりした事もありましたがww

     そういう経験を経て、今のうちがあるんでいろんな意味で個別株投資はいいもんだなぁ、と
    思っています。でもその経験から言えばインデックスのほうが銘柄選択は必要なし、買い場も考える事なし、という事を声を大にして言えます。

     今は個別株投資とインデックス投資のハイブリッドで投資を楽しんでいます。

    • 青井ノボル 青井ノボル より:

      コメントありがとうございます。
      まずはやってみて、感じたことを次に活かすのは大切ですね。
      そして、敗者のゲームもそうですが、良書と出会って勉強することも大切で。
      理論と実践がバランス良く交わることが、投資では大切な気がします。

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