eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)が信託報酬引き下げへ

投資信託・ETF

青井ノボルです。

eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)は本当に凄いファンドですね。
楽天VTIへの対抗措置として、信託報酬引き下げを発表しました。

新規設定された当時から、楽天VTIの運用コストを強く意識して。
楽天VTIの「実質的に負担する運用管理費用」に合わせています。

今回の引き下げにより、信託報酬は年0.15%(税抜)となります。
人気の高い米国株投資、日本でも超低コストなのは嬉しいですね。

eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)は、シリーズ内でも大人気に。
先進国株式に次ぐ存在として、シリーズの牽引役でもあります。

この記事では、eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)が信託報酬引き下げを発表したことについて書いていきます。

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本家VTIが経費率を引き下げ

eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)が信託報酬を引き下げたキッカケ。
それは、ライバルファンドである楽天VTIの運用コスト引き下げです。

楽天VTIが運用コストを引き下げたのは、本家VTIの経費率引き下げ。
信託報酬を引き下げたのではなく、VTIの経費率引き下げが要因です。

経費率引き下げとなったのは、米国時間2019/4/26付のこと。
詳細については、水瀬ケンイチさんのブログをご覧ください。

バンガードは、ETFについて定期的に経費率の引き下げを行っていて。
すでにVTIは0.04%と超低コストでしたが、0.03%への引き下げを実施。

バンガードはファンドが株式を所有して、投資家が株主という構造。
投資家ファーストが根付いており、経費率の引き下げも積極的です。

規模の拡大とともに経費率を下げ、さらに成長を続ける。
世界のバンガードは流石ですと言わざるを得ないですね。

楽天VTIの信託報酬が下がったわけではない

前述の通り、楽天VTIの運用コストは下がりました。
ただ、本家VTIが経費率引き下げをしたのが要因です。

楽天VTI自体の信託報酬(年率0.12%・税抜)は据え置き。
楽天投信投資顧問がアクションをしたワケではありません。

信託報酬+VTI経費率=実質的に負担する運用管理費用。
これが下がったのは、要因はVTI経費率の引き下げです。

あくまで、バンガード社の企業努力による引き下げ。
楽天VTI自体が何かしたわけでは無いということです。

運用コストが下がるのは、本当に素晴らしいこと。
ただ、引き下げの要因は正確に認識したいですね。

eMAXIS Slim シリーズは徹底的に対抗

eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)は、楽天VTIに対抗して信託報酬引き下げ。
このことは、2つの意味で素晴らしい対抗措置だと個人的には考えています。

ひとつは、ベンチマークが違っても徹底対抗する姿勢です。

米国株式のインデックスファンドという意味では大体一緒。
それでも、ベンチマークが全然異なるファンドとなります。

同じ資産クラスであれば、ベンチマークの違いは関係ない。
徹底的に対抗する姿勢は、純粋に有難いことだと感じます。

もうひとつは、皆さん当たり前のことと感じているかもしれません。
それだけ徹底しているeMAXIS Slimが素晴らしいとも言えそうです。

それは、信託報酬引き下げまでにかかるスピード感です。

2019/5/14に楽天VTIの引き下げ発表が公開されました。
その後、2019/5/22にはeMAXIS Slimの対抗引き下げを発表。

わずか1週間のうちに、対抗引き下げを公表できるに至っている。
圧倒的なスピード感こそが、eMAXIS Slimの強さだと考えます。

「業界最低水準の運用コストを将来にわたってめざし続ける」
このコンセプトを体現し続ける限り、安心して投資できます。

任せることができる安心感は、何事にも代えがたい気がします。

eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)は今後も健在

米国株式への投資が気軽に始められる、eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)。
最大のライバルである楽天VTIにも徹底対抗するので、安心感は強いですね。

インデックスファンドのなかで、何を選ぶのかと考えたときに。
楽天VTIとeMAXIS Slim 米国株式(S&P500)は2強なのでしょう。

これからどうなるのか、将来のことは誰にも分かりませんが。
信託報酬引き下げを熱心にやってくれるファンドはどちらか。

これまでを振り返ってみれば、答えは明白と言えるでしょう。

ライバルファンドが引き下げすれば、自身もしっかり対抗引き下げる。
eMAXIS Slim シリーズは姑息だという見方も、一部であるようです。

それでも、他社の引き下げに対して自動的に対抗してくれるのは安心。
最低水準の運用コストを求め、彷徨い歩く必要が無いのが嬉しいです。

いま人気を博している米国株式投資のなかでも、存在感を示している。
eMAXIS Slim シリーズの更なる盛り上がりに、期待したいと思います。

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eMAXIS SLim 米国株式(S&P500)の第1期決算も近いですね。
運用報告書に記載された実質コスト、参考として楽しみです。

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青井ノボル
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