青井ノボルです。
新規設定から約1年半が経過した、eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)。
いまからさかのぼること約1ヵ月前に、純資産総額400億円を突破です。
高い人気を集めている米国株投資のなかでも、目立つ存在の本ファンド。
楽天VTIやSBIバンガードS&P500というライバルと切磋琢磨しています。
eMAXIS Slim シリーズの中でも、2番目の資金流入を誇っていて。
2019/12/13に純資産総額400億円を突破したのは、喜ばしいこと。
この記事では、eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)が純資産総額400億円を突破したことについて書いていきます。
ここまでは右肩上がりで推移
eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)は、米国株人気が盛り上がる中で設定。
設定が発表された当時から人気がありますが、徐々に勢いが増しています。
ただ、絶好調な資金流入がここまで続くとは正直なところ想定外でした。
ワタシの期待以上の成長を続けている、といっても過言ではありません。
純資産総額などの推移を時系列でまとめると、下記の通りとなりました。
2018/07/03 新規設定
2018/07/13 純資産総額3.15億円、全世界株式(3地域均等型)超えを達成
2018/08/01 純資産総額10億円突破
2018/08/16 純資産総額17.83億円、全世界株式(除く日本)超えを達成
2018/10/17 純資産総額50億円突破
2018/11/01 純資産総額62.09億円、iFree S&P500超えを達成
2019/01/18 純資産総額100億円突破
2019/04/03 純資産総額150億円突破
2019/06/14 純資産総額200億円突破、信託報酬引き下げ(年0.16%→0.15%)
2019/08/09 純資産総額250億円突破
2019/09/12 純資産総額300億円突破
2019/11/12 信託報酬引き下げ(年0.15%→年0.088%)
2019/11/13 純資産総額350億円突破
2019/12/13 純資産総額400億円突破
純資産総額200億円から300億円までは、3ヵ月弱で達成しました。
300億円から400億円もほぼ同じペースで、約3ヵ月かかりました。
相場環境が好調であり、実際には追い風参考記録かもしれません。
それでも資金流入が相対的に大きいのは事実で、素晴らしいこと。
eMAXIS Slim シリーズ特有の受益者還元型の信託報酬までも僅か。
純資産総額500億円を超えるのは時間の問題と言って良さそうです。
米国株投資ブームは続きそう
もはや一過性のブームとは思えないほど続く、米国株投資ブーム。
インデックス投資のなかでも、その存在感は大きくなっています。
個人投資家のブログを見回しても、米国株投資は目立つ存在です。
全世界株式など世界分散を志向するブログよりも勢いがあります。
ブログを書き始める人という意味でも、米国株投資が目立ちます。
ワタシの観測範囲内での話ですが、全体感もそんな感じでしょう。
米国株式の情報にアクセスしやすくなり、個別銘柄も触れやすい。
投資環境が整ったことも後押しして、ブームは暫く続きそうです。
ブームが定着するのか、あるいはどこかで下火になってしまうか。
将来のことは分からないけど長期投資を続ける人は増えて欲しい。
ワタシも現在の資産配分では大部分を米国株式に依存しています。
政治的なリスクが懸念されるところですが、踏ん張れますように。
SBIバンガードが気になります
米国株式のインデックスファンドといえば、現在は三つ巴の状態。
当ファンドのほか、楽天VTIとSBIバンガードS&P500が争います。
この中で、いま注目を集めているのはSBIバンガードでしょうか。
2019/9/26に設定されたファンドで、超低コストが特徴的です。
SBIアセットマネジメントとバンガードが組む新規設定は意外でした。
楽天投信投資顧問は、楽天VTIがあるのに何故だという想いでしょう。
SBIバンガードS&P500が凄いのは、超低コストで話題を集めたこと。
新規設定までの期間に事前募集を行い、設定時で15億円超の規模に。
その後も資金流入が続き、約2ヵ月間で純資産総額50億円を突破です。
50億円突破からもう少しで1ヵ月半ですが、100億円も見えています。
eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)も信託報酬の対抗引き下げで対抗。
対抗引き下げの決定までには時間がかかりましたが、流石の対応です。
ただ後発にもかかわらず、この爆発力を持つSBIバンガードは驚異的。
本ファンドの対抗馬としても、これから注目していきたいと思います。
関連記事紹介
設定直後から絶好調だったeMAXIS Slim 米国株式(S&P500)。
とはいえ、いま振り返るとSBIバンガードには適わなそうです。

楽天VTIは低コストなインデックスファンドだと思います。
ただ設定当初とは環境が異なるので、今後の行方はいかに。

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