30代サラリーマンが考えるつみたてNISAとiDeCoの優先順位

投資方針

青井ノボルです。

2018年1月にスタートした、少額投資非課税制度のつみたてNISA。
知名度向上には課題がありますが、若者世代を中心に広まりつつあります。

個人型確定拠出年金のiDeCo、制度自体は2001年10月からスタートしています。
加入対象が広がった2017年1月、iDeCoという愛称で呼ぶようになりました。

どちらも、庶民にとってありがたい少額投資の非課税制度です。
両方ともフル活用したいところですが、それぞれ特徴があります。

この記事では、30代サラリーマンのワタシが考えるつみたてNISAとiDeCoの優先順位について書いていきます。

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つみたてNISA(少額投資非課税制度)の概要

つみたてNISAは、金融庁によるNISA(少額投資非課税制度)制度のひとつ。
現時点では、NISA・つみたてNISA・ジュニアNISAの3種類があります。

ざっくりと概要を説明すると、こんな感じです。

  • 20年間×20年(20回)使える投資信託・ETFの非課税制度
  • 年間投資可能額の上限は40万円
  • 金融庁の審査基準をクリアした商品だけが対象
  • 資産の途中換金が可能
  • 制度利用に必要なコストは無い

最大の特徴は、売却益や分配金にかかる約20%の税金が非課税となる点です。

1年(1回)の非課税枠は40万円ですが、各枠で20年間の非課税期間があります。
40万円×20年(20回)=800万円の非課税枠が20年間分もあるワケです。

毎月約3.3万円の少額積立を続けることで、非課税枠をフル活用できます。

投資した資産は、非課税期間中に途中換金することもできます。
できれば避けたいですが、万が一現金が必要となれば換金可能です。

iDeCo(個人型確定拠出年金)の概要

iDeCoは、厚生労働省が管理する年金制度の一種です。
サラリーマンはもちろん、職業に関わらず加入できます。

ざっくりと概要を説明すると、下記の通りです。

  • 60歳まで拠出(投資商品購入)ができる
  • 60歳まで原則引き出すことができない
  • 掛金全額が所得控除(所得税・住民税が減税)
  • 掛金の上限は人により異なる
  • 運用時は運用益や分配金に課税無し(※)
  • 受取時も退職所得控除などの対象に
  • 制度利用にコストがかかる(口座管理手数料等)
    ※本来は特別法人税課税(積立額に年率1.173%)されるが現在停止中

iDeCoには年齢制限があり、原則60歳まで引き出せないのが特徴です。
そのほか、口座管理手数料などのコストが掛かる点も見逃せません。

所得控除があるので、サラリーマンなどで収入がある人には嬉しいですね。
受取時に課税リスクがあるので、控除を使って上手に受け取りたいところ。

掛金上限月額ですが、自営業者は6.8万円、企業年金ナシのサラリーマンは2.3万円、公務員1.2万円など。
人によってバラバラなので、自分で諸条件を確認しておいたほうが良いですね。

ワタシの場合は、毎月2.3万円を拠出できます。

制度の優劣をつけるのは難しい

つみたてNISAとiDeCo、どちらも長期投資に適した非課税制度です。
原則としては、使わないよりも使った方が良い制度だと思います。

ただどちらが優れた制度かというと、条件次第としか言えません。

つみたてNISAのほうが、制度としてはシンプルで使いやすいと思います。
対象となる金融商品も限定されていて、大失敗するリスクは抑え目です。

iDeCoですが、拠出時・運用時・受取時の税制が複雑なのが難点でしょう。
人によっては大きなメリットがある反面、そうでもない場合もありそうです。

つみたてNISAとiDeCoに優先順位を付けるなら

ワタシは5人家族で30代のサラリーマン、投資については完全に素人です。
つみたてNISAとiDeCoは、両方とも有難く有効活用させてもらっています。

もしも、2つの制度に優先順位を付けるならつみたてNISA優先かなと思います。
当然ながら人によって結論は違うと思いますが、多くの場合はつみたてNISAでしょう。

つみたてNISAは比較的シンプルな制度ですし、長期投資にも向いています。
制度自体にコストが掛からないので、気軽に始めることができます。

iDeCoに比べると、制度の全体像を理解するのも比較的ラクだと思います。
非課税制度を活用するなら、その内容をきちんと理解しておきたいところです。

iDeCoはライフプランが決まってからでOK

iDeCoについては、制度を学びよく検討してから使った方が良いと思います。
60歳まで引き出せませんし、途中で積立を止めたら手数料負担が重いです。

掛金所得控除のパワーは大きいですが、流動性の低さには要注意です。

そのため、iDeCoはライフプランがおおよそ固まった後にスタートで良い気がします。
具体的には、結婚や出産、自宅購入といったライフイベントをどうするかという話です。

もし結婚すれば自分だけのライフプランとはいかず、擦り合わせも必要でしょう。
もちろん結婚が全てでは無いので、独身を貫くという選択肢もあると思います。

各ライフイベントでキャッシュがいくら必要となるのか。
何も決まっていない状態では、何とも言えないですよね。

ライフプランをある程度見通せるようにしておく。
その後、生活防衛費を必要なだけ準備しておく。

これらの下準備が整った後、iDeCoを始めるのでも遅くはありません。
iDeCoは後戻りしにくい制度なので、人生を悟ってからでOKです。

資産形成をスタートするとき、つみたてNISAから始めてみてはいかがでしょうか。

 

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