青井ノボルです。
つみたてNISA2年目となる2019年の年末を無事に迎えました。
いまはまだ、資産形成に向けた長期分散積立投資の序章です。
NISA枠は受渡日ベースで年内となっていることが使用条件です。
今年も非課税枠を有効活用できたことを確認して年を越します。
2年目となる2019年、はじめて丸一年間の積立投資を継続しました。
毎月積立に移行したこともあり、無事に非課税枠を使い切った模様。
この記事では、2019年分のつみたてNISA枠を使い切った話について書いていきます。
40万円×20年間×20回分の非課税枠
つみたてNISAは、少額投資非課税制度(NISA)のうちの一つ。
安定的な資産形成を促すために税制優遇している時限措置です。
投資で運用益が出たときにかかる税金を非課税にする特別な口座。
政策目的を達成するために、税制で後押ししようとする制度です。
金融庁が掲げる政策目的はというと、下記の通りとなっています。
NISAの更なる普及・利用促進により、家計の安定的な資産形成の促進と経済成長に必要な成長資金の供給拡大の両立を図ること。
(引用元:令和2年度税制改正要望事項(NISAの恒久化等))
目的は大きく2つあって、資産形成促進と経済成長資金の供給拡大。
個人による投資を後押しすることで、政策目的を達成したいのです。
つみたてNISAは、資産形成を促進するという意味合いが強いのかも。
長期分散積立投資を実践するためのツールとして設計されています。
つみたて可能期間は20年で、毎年1枠で40万円まで投資ができます。
枠ごとの非課税期間は20年間、これが長期投資を促すポイントです。
(引用元:金融庁HP)
令和2年度税制改正によって、つみたて可能期間が5年間延長へ。
詳細はこれから判明しますが、期限延長されるのは良いことです。
つみたてNISAは使い倒したい
投資信託によるインデックス投資をしているワタシは活用必須。
少額投資非課税口座のつみたてNISAを使わない理由は無いです。
対象ファンドが限られていますが、インデックスであれば充実。
投資枠が年間最大40万円というのも、程よい水準だと感じます。
iDeCoと合わせると、年間で676,000円という金額となります。
月に55,000円くらいで、個人的には無理なく続けていけます。
運用益が20年間も非課税になる措置は、とても有難いことです。
また、つみたてNISAが契機となりインデックス投資に出会えた。
つみたてNISAには感謝していますし、しっかり使い倒したいです。
活用したという実績こそ、将来の普及・拡充に繋がると思います。
2019年分非課税枠を使い切れたか確認
おそらく使い切れているとは思いつつも、念のために確認します。
ワタシがつみたてNISA口座を開設している楽天証券にログイン。
(引用元:楽天証券取引画面より一部抜粋)
2019年もしっかり400,000円、使い切ることができました。
2018年分とあわせて800,000円を非課税口座で運用中です。
iDeCoもあわせるともう少し大きな金額ですが、これは貴重。
2020年もフルに活用すべく、積立設定をしたいと思います。
継続は力なり、という言葉の通りに活用し続けたいところ。
つみたてNISAの活用範囲が広がりそう
先日、令和2年度税制改正大綱の発表後に金融庁が説明会を開催。
リニューアルされることになったNISA制度について解説しました。
ワタシは参加できませんでしたが、多くのブロガーが参加していて。
相互リンクいただいている虫とり小僧さんのブログが詳しいです。
つみたてNISAの投資可能期限が5年間延長されることで、長く使える。
非課税枠を20枠しか持てないのは変わりませんが、最大25年間活用可。
既存の投資家には期限延長の影響がないと思っていたので、驚きです。
非課税で投資ができる範囲が広がるということは、素直に嬉しいこと。
とはいえ、やはり資産形成に一歩踏み出す後押しをするのがNISAです。
長期分散積立投資を日本に根付かせるという政策目的を掲げています。
新たに投資をスタートしようという人が、少しでも増えるためにも。
つみたてNISAをしっかりと活用して、利用実績に貢献するとします。
関連記事紹介
つみたてNISA口座の開設には、意外と日数がかかるものです。
思い立ったら吉日、早めに手続きすることをおススメします。

究極の時間分散ともいえる毎日積立ですが、やや癖が強いです。
つみたてNISAの投資枠を使い切るつもりなら避けたいところ。

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