つみたてNISAの認知度は3割に留まっている

マネー雑記

青井ノボルです。

三菱UFJ国際投信が毎月実施している「つみたてNISA」1万人認知度調査。
先日参加した第2回ブロガーミーティングでも、資料が配布されました。

2018年8月の同調査によると、つみたてNISAの認知度は30.3%。
金融庁を中心に広報していますが、厳しい数字となっています。

ブログやTwitterで発信する人も多く、徐々に広まっています。
着実に広がっているのですが、現実はなかなか厳しいようです。

この記事では、つみたてNISAの認知度が3割に留まる理由や打開策を考察します。

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つみたてNISA・投資信託の認知度推移

2018年8月調査の「つみたてNISA」1万人認知度調査。
毎月実施している調査なので、認知度の推移が確認できます。


(引用元:「つみたてNISA」1万人認知度調査|三菱UFJ国際投信)

つみたてNISAの認知度は、2018年8月時点で30.3%。
前月との比較で、1.6ポイントの上昇となっています。

認知度は緩やかな上昇傾向と言って良さそうです。

また投資信託の認知度は、2018年8月時点で37.8%。
前月との比較で、1.9ポイントの上昇となっています。

投資信託の認知度は、ほぼ横ばいといった傾向です。

どちらの認知度も、半数に満たないというのが実態です。
一般的には、さほど認知されていないと言えるでしょう。

インターネット調査という特性

「つみたてNISA」1万人認知度調査は、毎月定点調査をしています。
インターネットリサーチで、全国の男女10,000人が調査対象です。

なお、金融業・調査業・広告代理店業は除外されているそうです。

インターネット調査なので、ネットに慣れている人が対象です。
ネットに慣れている人ならば、検索にも長けているでしょう。

全体的な傾向として、ネットに明るい人は金融リテラシーも高め。
「つみたてNISA」に辿り着く可能性は、相対的に高いと言えます。

そのインターネット調査でも、認知度が3割に留まっているのです。
認知度の本来の姿は、もう少し低い数字であると推定されます。

つみたてNISAと投資信託を「両方知らない」が過半数

つみたてNISAの認知度は、徐々に上がってきています。
それでも、わずか3割に留まっているのが実態です。

認知度調査の結果をクロス分析すると、厳しい実態が浮き彫り。


(引用元:「つみたてNISA」1万人認知度調査|三菱UFJ国際投信)

つみたてNISAを知らず、投資信託も知らない人の割合。
悲しい限りですが、なんと56.6%という過半数です。

時系列の推移をみても、おおよそ6割が両方知らないと回答しています。

つみたてNISAは、金融庁が設定した条件を満たす投資信託・ETFだけが対象。
両方知らないという人が6割となると、つみたてNISAの普及は厳しいですね。

何故つみたてNISAの認知度は低いのか

つみたてNISAは、サラリーマンに向いている長期分散積立投資に適した非課税制度。
普通の人による普通な投資をする上で、必ず活用しておきたい制度となっています。

良い制度なのに認知度が低い理由は、単純にPR力不足と言わざるを得ません。

金融庁は全国行脚してイベントを実施したり、資産形成の啓蒙動画を作成したり。
個人投資家の投信ブロガーも含めて、草の根運動を地道に積み上げてきました。

各方面で一生懸命努力しているのですが、残酷なことに認知度は数字が全て

PR方法が効果的ではなかったのか、PR内容がターゲットに刺さらなかったのか。
つみたてNISAを広めるためには、現体制だけでは力不足なのかもしれません。

何が足りないのか、本質的なところはワタシもよく分かっていません。
色々考えてみても、趣味でやっている個人ブロガーの限界を感じます。

つみたてNISAの認知度を高める方法

つみたてNISAの認知度を高めていくためには、何が必要なのでしょう。
明確な答えは分かりませんが、民間企業の力は不可欠だと考えています。

金融庁ができることには限りがありますし、個人ブロガーも同様です。
民間企業が本腰を入れてPRをすれば、より効果的に広がる気がします。

例えば、楽天グループによる投資関連サービス拡充は追い風でしょう。

ポイント運用体験に始まり、ポイント積立投資、カード決済対応など。
つみたてNISAにも繋がっていく、投資のすそ野を広げるサービスです。

個人に対して、ポイント還元などの分かりやすいメリットを提示して。
投資を体験するキッカケを複数用意できるのは、民間企業ならでは。

認知度が爆発的に上昇した場合には、誤った認識で広まる懸念もあります。
「つみたてNISAをやれば絶対に儲かる」といった誤解は避けたいところ。

ただし、草の根運動を続けるだけでは認知度の大幅改善は困難です。
バランスが難しいですが、一歩踏み込む必要があるように感じます。

金融庁も金融機関も個人投資家も、つみたてNISAで業界全体が盛り上がれば本望です。
ワタシもつみたてNISAの認知度が高まるように、微力ながら貢献したいと思います。

 

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