eMAXIS Slim 国内株式(TOPIX)と(日経平均)が信託報酬引き下げへ

投資信託・ETF

青井ノボルです。

eMAXIS Slim 国内株式(TOPIX)から嬉しいニュースです。
Smart-iに対抗して、信託報酬の引き下げを発表しました。

信託報酬は、これまで0.159%(税抜)となっていました。
これを0.155%(税抜)に引き下げるというニュースです。

あわせて、国内株式(日経平均)も信託報酬を同様に引き下げへ。
指数が違っても、同じ資産クラスなら徹底対抗していくようです。

2019/1/15、smart-i TOPIXの信託報酬引き下げが発表されたばかり。
8日後の2019/1/23に対抗引き下げを発表するとは、対応が早過ぎます。

「業界最低水準の運用コストを将来にわたってめざし続ける」
このコンセプトを愚直に守り、実現しているのは流石の一言。

この記事では、eMAXIS Slim 国内株式(TOPIX)と(日経平均)の信託報酬引き下げについて書いていきます。

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国内株式クラスの貴重なファンド

eMAXIS Slim シリーズは現在、11本のファンドがあります。
うち、国内株式クラスのファンドはTOPIXと日経平均の2本。

世界分散投資のパーツとして、よく利用されるのはTOPIX。
時価総額比率の指数であり、日経平均より好まれています。

なお、8資産均等型で国内株式クラスを担うのもTOPIXです。

東証1部上場企業の全銘柄が対象で、2,000銘柄を超えます。
国内株式の主要企業へ広く投資できる指数となっています。

アセットアロケーションで、国内株式の構成比を調整したい。
そう考えたとき、現実解として選ばれることが多いでしょう。

eMAXIS Slim 国内株式(TOPIX)は、eMAXIS Slim シリーズです。
信託報酬が常に最低水準であり、多くの投資家に選ばれています。

一方の国内株式(日経平均)は、好みが分かれる指数だと思います。
日経225は馴染みのある指数ですが、時価総額比率ではありません。

国際分散投資ではあまり好まれませんが、一定の支持はあるようです。

smart-iの信託報酬引き下げは意外でした

りそなアセットマネジメントによる、smart-iシリーズ。
信託報酬引き下げ競争から撤退済みだと思っていました。


(引用元:smart-iファンド情報|りそなAM

2019/1/22時点のファンド情報ですが、一番右が信託報酬。
インデックスファンドの中では、前世代の水準と言えます。

熾烈な超低コスト競争からは一線を画した路線にシフト。
そのように捉えていたところ、まさかの宣戦布告でした。

smart-i TOPIXの信託報酬を0.17%→0.155%(税込)へ。
ほか2本とともに、2019/2/26より引き下げを実施します。

ちなみに、eMAXIS Slim 国内株式(TOPIX)と(日経平均)は2019/2/15から引き下げ。
後から発表したのに、先に信託報酬を引き下げるという離れ業をやってくれましたね。

eMAXIS Slim シリーズの底力というか、本気度を感じずにはいられません。

eMAXIS Slimの徹底対抗はスピード命

eMAXIS Slimシリーズのコンセプトは、超低コストへの拘り。
「業界最低水準の運用コストを将来にわたってめざし続ける」

同じ資産クラスのライバルファンドが信託報酬を引き下げたら。
即座に対抗して、信託報酬を引き下げるのがお家芸なのです。

凄いのは、信託報酬対抗引き下げのスピードが早過ぎること。
大企業とは思えない、スピーディーな対応は素晴らしいです。

社内手続きはもちろん、金融庁への届け出も必要でしょう。
手続きは煩雑だと推測されますが、頑張ってくれています。

今回も、smart-iの信託報酬引き下げ発表が2019/1/15。
それから6営業日後の2019/1/23、対抗を発表しています。

迅速な対応こそ、個人投資家の心を掴んでいるのかもしれません。

eMAXIS Slimへの安心感が醸成されてきた

国内株式(TOPIX)の信託報酬引き下げは、久し振りのことです。
それにも関わらず、りそなAMの発表に対して話題は限定的でした。

様々な要因が考えられますが、ひとつはeMAXIS Slimの存在です。

「eMAXIS Slimならすぐに信託報酬を対抗引き下げしてくれる」
個人投資家の間に、こうした安心感が広がっていると考えます。

eMAXIS Slimシリーズへの信頼感が高まって、定番化したからこそ。
他社の信託報酬引き下げが、霞んで見えてしまうのかもしれません。

時間は掛かりましたが、有言実行で超低コストを追求した結果。
eMAXIS Slimブランドが広く浸透したことを、強く感じます。

eMAXIS Slimのコンセプトは強い

eMAXIS Slim 国内株式(TOPIX)の信託報酬を引き下げる発表。
そして、国内株式(日経平均)も引き下げるというサプライズ。

同じ資産クラスであれば、指数に関係なく徹底対抗するのは凄い。
このニュースを聞いて、改めてeMAXIS Slimの強さを感じました。

超低コストへのこだわりをここまで徹底できるとは。
実行力を伴う、本当によくできたコンセプトですね。

全ての投資家にとって、インデックスファンドのコストは低い方が良い。
パフォーマンスを確実に下げる要素がコストなので、これは当然のこと。

徹底的に超低コストを目指し続けるeMAXIS Slim シリーズなら。
最低コストのファンドを血眼になって探す作業から解放されます。

所謂ほったらかし投資が出来る、貴重なファンドだと思います。

eMAXIS Slim シリーズと他ファンドの健全な競争環境のもと。
インデックスファンドの更なる発展を、密かに期待しています。

 

青井ノボル
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