青井ノボルです。
2018年分の確定申告に向けて、着々と準備を進めています。
人生で2回目の確定申告となりますが、今のところ順調です。
雑所得は、所得税の申告が不要な金額に収まっています。
本来ならば、住民税の確定申告さえすれば大丈夫なはず。
2018年は、妻の出産に伴う医療費が嵩んだと見込まれていて。
医療費控除が発生しそうなので、折角なので挑戦することに。
電子申告(e-Tax)を利用するためには、2つの方式があります。
そのうちのひとつが、暫定的な対応のID・パスワード方式です。
この記事では、確定申告に向けて税務署でID・パスワード方式の手続きをした体験談を書いていきます。
確定申告は2回目です
あと少しで、個人の確定申告シーズンに突入します。
ワタシ自身は、人生で2回目の確定申告に挑む予定です。
1回目は、住宅ローン減税を受けるために行いました。
減税を受けるため、初回だけ確定申告が必要なのです。
たしかこのとき、初めてふるさと納税をした気がします。
当時はワンストップ特例制度が無く、確定申告のみでした。
以後、確定申告とは無縁の生活をしていたワタシ。
と言うのは嘘で、確定申告書は頻繁に目にします。
仕事柄、確定申告書は頻繁に眺める書類の一つです。
そのためか、確定申告への心理的なハードルは低め。
確定申告や税金の知識は浅いですが、関心はあります。
電子申告(e-Tax)を利用するための2つの方法
e-Taxはシステム改修が行われ、2019年から利用が簡便化されました。
個人納税者がe-Taxを利用する場合には、2つの方式が利用可能です。
具体的には「マイナンバーカード方式」「ID・パスワード方式」の2つ。
それぞれ、申告前の事前準備および申告時に必要なものが異なります。
どちらの方式も、従前よりは手続きが簡略化されているのが特徴です。
(引用元:e-Tax利用の簡便化の概要について|国税庁)
いままでは、e-Tax利用のために下記3点セットが必要でした。
- e-TaxのID・パスワード
- マイナンバーカード
- ICカードリーダライタ
ちなみに、マイナンバーカードは顔写真入りのもの。
マイナンバーの通知カードではないので注意です。
マイナンバーカード方式では、ID・パスワードが省略されました。
暫定措置ですが、ID・パスワード方式はマインバーカードが不要。
国税庁はe-Tax利用のハードルを下げ、移行を促したいようです。
マイナンバーカードの発行は避けました
確定申告はe-Taxでなくても、紙で提出する方法もあります。
ただ付属資料のコピー代や郵送代がかかり、面倒も多いです。
e-Taxを利用するためには、2つの方法から選択を迫られます。
ID・パスワード方式は、当面の暫定措置という位置付けです。
国税庁は、マイナンバーカード方式を普及したいのでしょう。
ただ、マイナンバーカードを発行すると地味に手間が掛かります。
マイナンバーカードには、有効期限が設定されています。
20歳以上の場合は、発行から10回目の誕生日が有効期限。
また、e-Taxで使用する電子証明書は更に期限が短くて。
年齢によらず、発行から5回目の誕生日が有効期限です。
なお、継続利用するには自治体で更新手続きが必要です。
数百円だそうですが、更新する際は手数料も発生します。
運転免許証と違い、更新を促す連絡もきっと無いでしょう。
有効期限の管理が必要となり、役所に出向く手間も掛かる。
面倒なので、マイナンバーカードは避けることにしました。
税務署でID・パスワードを発行
消去法でID・パスワード方式を選択したので、税務署へ。
e-Taxで使用する、ID・パスワードを発行してもらいます。
e-Taxの公式HPには、以下のように書かれていました。
「ID・パスワード方式の届出完了通知」の発行は、税務署で職員による本人確認を行った上で発行しますので、運転免許証などの本人確認書類をお持ちの上、お近くの税務署にお越しください。
(引用元:e-Tax利用の簡便化の概要について|国税庁)
ワタシの場合は、運転免許証を持参して地元の税務署へ。
1月中旬の平日に行ったら、ほぼ待たずに手続き開始です。
指示された書類を記入したら、運転免許証で本人確認。
税務署内のPC端末で、何項目か入力したら終わりです。
無事に「ID・パスワード方式の届出完了通知」を受領です。
税務署に到着してから、10分かからずに完了したのでした。
全国各地の税務署で対応可能
今回は、地元の税務署でIDパスワードの発行手続きをしました。
職員の方に聞いたところ、税務署はどこでも対応可能とのこと。
税務署の開庁時間は、原則として平日8:30から17:00。
普通のサラリーマンは、有休を使わないと厳しいです。
ただ、地元の管轄税務署に限らず発行はしてくれます。
昼休みや外出の空き時間に、済ますことができるかも。
マイナンバーカードの発行よりはハードルが低いです。
ID・パスワード方式でe-Tax、手続きは一番ラクかも。
あとは、しっかりと確定申告を済ませるだけですね。
先週のうちに確定申告の準備を大体終わらせて、医療費のお知らせを待つだけになりました。
医療費控除のために、久し振りの確定申告です。
IDパスワード方式で初めてのeTAX、楽しみ😇
ちなみに、IDパス発行は全国の税務署で対応可能だとか。職場の近くに税務署があれば、昼休みに発行も可能かも。— 青井ノボル (@sindanindex) January 22, 2019
健保組合からの「医療費のお知らせ」が手元に届き次第。
ID・パスワード方式で、初めての電子申告を済ませます!
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コメント
うちは旧態依然の紙出し税務署に投函方式です。
確定申告で対象になるのは寄付金控除、配当控除、所得控除(株式、投信)くらいで、株式関係にしてもせいぜい10件未満なんで煩雑さはないです。慣れてしまったのも大きいと思いますが。
e-Taxに関しては紙出しが廃止にならない限りやらないですね。今のままで不都合がないもんで(印刷コストの面がありますが)。
最初は確定申告作成会場でえらい時間かけて作成してたのが懐かしく、かつ分からない事は時間のロスを招きますね。
コメントありがとうございます。
前回の確定申告では窓口提出したんですが、並んだものの無駄でした。
税務署も短期間で件数を捌く必要があるので、手厚い対応は難しいですよね。
e-TaxはIE縛りもなくなり、データの保存方法もクラウドなど多様化してるので良いかなと。
社会全体でペーパーレスを上手く進められると、効率化が図れる気がします。