eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)は滑り出し絶好調

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青井ノボルです。

2018/7/3に設定されたeMAXIS Slim 米国株式(S&P500)が、SBI証券・楽天証券・マネックス証券・カブドットコム証券で買い付け可能となりました。

eMAXIS Slim シリーズでは珍しく、eMAXIS(Fat)シリーズにはない独自の投資信託となっています。
米国株投資界隈が盛り上がっている昨今、時流に乗った新規設定とも言えるかもしれません。

ニッセイAMとの信託報酬引き下げ合戦が繰り広げられているeMAXIS Slimシリーズです。
人気沸騰中の米国株と相まって、注目度は高まっているものと考えられます。

この記事では、eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)の人気動向を予想しながら、設定直後の各種ランキングについて調べた結果を書いていきます。

米国株投資人気トレンドに対応

インデックス投資は、どの資産クラスを組み入れるかは人それぞれ。
株式クラスであっても、世界分散投資もあれば米国株投資もあります。

先日のインデックス投資ナイト2018においても、米国株投資と世界分散投資に係る対談が行われました。
最後は自分自身が何を信じて投資をするかによって、自ずと選択肢が変わってくるものだと思います。

米国株投資は数年前からブームの様相を呈しており、トレンドフォロワーが集っているという指摘もあります。
一方で、過去の長期トレンドを見ると、どの期間で区切ってもMSCI ACWI(全世界株式)よりS&P500(米国株式)のリターンが高い傾向にあるという事実もあります。

米国株投資と世界分散投資のどちらが優れているか、将来のリターンやリスクを現時点で予測するのは不可能です。
とはいえ、多くの投資家に米国株投資が支持されているという現状はおそらく事実で、間違いなく人気があります。

トレンドをしっかりと抑え、そして信託報酬も業界最低水準を狙って設定した三菱UFJ国際投信は流石です。

米国株投資の大本命でありライバルは楽天VTI

S&P500への連動を目指すインデックスファンド、実はライバルが存在します。

大和投資信託のiFree S&P500インデックスで、信託報酬は年0.225%(税抜)。
設定から10ヵ月超の2018/7/9時点で、純資産総額51.00億円となっています。

ただし、後述しますがeMAXIS Slim 米国株式(S&P500)とのコスト差が大きいのが弱み。
信託報酬の引き下げで追従しない限りは、今後は厳しい展開が予想されるところです。

また米国株投資といえば、楽天・全米株式インデックス・ファンド(楽天VTI)が有名です。
ベンチマークこそ違いますが、信託報酬が年約0.160%(税抜)であり、強力なライバルです。

eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)の信託報酬は、年0.160%(税抜)となっています。
明らかに楽天VTIを意識したコスト設定であり、ガチンコ勝負を挑んだというワケです。

当ファンドと楽天VTIが、米国株式インデックスファンドの大本命であることは間違いありません。

楽天VTIはつみたてNISA開始前から設定されており、積立設定済みの個人投資家も多いです。
また、設定から9か月超の2018/7/9時点で、純資産総額は142.94億円となっています。

積立設定済みの個人投資家をひっくり返すのは難しいため、暫くは楽天VTIを追いかける展開となりそうです。

eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)のランキングを確認

ネット証券4社で先週から買えるようになった、eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)。
その人気ぶりについて、各証券HPのランキングで確認していきます。

SBI証券のランキング

まずSBI証券のページから確認していきます。

2018/7/2-6の週間販売金額ランキングを確認すると、15位(全2,606本中)でした。
週間販売件数は69位、NISA週間販売金額では28位、です。

実は、eMAXIS Slim 全世界株式(除く日本)と全世界株式(3地域均等型)も、設定間もない時期に同様の検証を行っています。

全世界株式(除く日本)の週間販売金額ランキング127位(全2,569本中)。
週間販売件数では230位、NISA週間販売金額では131位でした。

全世界株式(3地域均等型)の週間販売金額ランキングは105位(全2,576本中)。
週間販売件数ではランク外で、NISA週間販売金額では162位でした。

いずれも設定直後の週が対象で、火曜から販売開始という点も共通しています。

前述のファンドと比較して、eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)の人気ぶりが突出していることが分かります。
米国株投資の盛り上がりは本物ですね。これは素直に凄いと思います。

楽天証券のランキングを確認

次に、楽天証券のランキングも確認します。

買い付け週間ランキングは46位、積立設定件数の週間ランキングではなんと2位です。
デイリーの積立設定件数では4位となっています(2018/7/9時点)。

eMAXIS Slim 全世界株式(除く日本)のときは、積立設定件数で週間10位、デイリーでは1位でした。
eMAXIS Slim 全世界株式(3地域均等型)のときは、積立設定件数で週間21位、デイリーでは9位でした。

楽天証券でも、eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)の人気ぶりを確認できました。

比較対象の全世界株式がMSCI ACWIに連動した商品であれば、結果は違ったかもしれません。

米国株投資はなぜ人気なのか

人気の高い米国株投資ですが、何故ここまで人気を集めるのでしょうか。
そのヒントは、先日参加したインデックス投資ナイト2018にありました。

インデックス投資ナイト2018に参加しました
インデックス投資ナイト2018に初参加!時間が経つのはあっという間ですね。ネットでは情報を取捨選択しがちなので、イベントで様々な考え方に触れるのは良いこと。この記事では、インデックス投資ナイト2018の内容、感じたことや考えたことについて書き綴ります。

第一部で米国株投資ブロガーのたぱぞうさんが語った、米国株投資の利点は下記の通り。

  • 株主を大事にする文化がある
  • 自社株買いにも積極的に対応
  • 株価を上げようとする姿勢を強く感じる
  • 国の成長と株式市場が上手に連動する傾向あり
  • 優秀な人材には高額な報酬
    →英知が集まりやすい
  • 挑戦を尊重する文化
    →イノベーションが起きやすい

たしかに、これだけの要素があれば米国株は強そうですね。
圧倒的な人気があるのも頷けます。

新規設定と同時につみたてNISAの対象商品へ

eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)は、つみたてNISAの対象商品にもなっています。


(引用元:つみたてNISA対象商品届出一覧(対象資産別)|金融庁より一部抜粋)

つみたてNISA適格ファンドは、ある意味で金融庁からのお墨付きとも言えます。
設定と同時につみたてNISAの対象となったことは、間違いなく追い風となるでしょう。

eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)は純資産総額1億円を突破

一番驚いたのは、設定直後に純資産総額1億円を突破したこと。
初速としては申し分無いですし、好調過ぎる滑り出しと言えます。


(引用元:eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)公式HPより一部抜粋)

最初の買い付けが終わった直後の2018/7/5、純資産総額はいきなり1.05億円です。
そして、2018/7/9には純資産総額1.62億円まで積み上がりました。

最初は他ファンドから乗り換える方も多いのかもしれません。
それにしても、このハイペースは凄いの一言です。

今後、eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)の人気は定着し、純資産総額を積み上げるか。
また、eMAXIS Slim シリーズを牽引するシンボル的なファンドとなり得るのか。

業界最低水準の運用コストを目指し続けるeMAXIS Slim シリーズ、今後の動向からも目が離せません。

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きちんと業界最低水準の運用コストを提示してきたあたり、流石だなと感じました。

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