eMAXIS Slim 先進国株式がeMAXIS超えを達成

投資信託・ETF

青井ノボルです。

三菱UFJ国際投信が手掛ける、インデックスファンドのeMAXISシリーズ。
eMAXIS 先進国株式は、その中核として純資産総額を伸ばしてきました。

つみたてNISAがスタートするなど、超低コスト化が一気に進んだ昨今。
ネット系金融機関に販社を絞り込んだ、eMAXIS Slim シリーズが成長。

特に、2017/2/27に設定されたeMAXIS Slim 先進国株式は人気です。
投信ブロガーが選ぶ!Fund of the Year 2018で第1位となりました。

新時代を突き進んでいる、eMAXIS Slim 先進国株式。
ついに、旧世代のeMAXIS 先進国株式超えを達成です。

この記事では、eMAXIS Slim 先進国株式がeMAXIS 先進国株式超えを達成したことについて書いていきます。

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eMAXIS Slim 先進国は絶対的エース

「業界最低水準の運用コストを将来にわたってめざし続ける」
コンセプトを貫き、人気を博しているeMAXIS Slim シリーズ。

これまで、圧倒的な存在感でシリーズ全体を牽引してきたファンド。
eMAXIS Slim 先進国株式は、eMAXIS Slim シリーズのエースです。

米国株投資も人気ですが、世界分散投資と言えば先進国株式です。
先進国株式は、世界分散投資の中核を成す資産クラスと言えます。

ライバルが多い資産クラスですが、商品性の高さで明確に差別化。
シリーズ全体の評価も高く、FOY2018では第1位を獲得しました。

eMAXIS Slim シリーズの中でも、屈指の資金流入量を誇っています。
超低コスト時代に突入したいま、絶対的エースと言えるファンドです。

eMAXIS Slim 先進国が歩んできた歴史

ここで、eMAXIS Slim 先進国株式が歩んできた歴史を振り返ります。

2017/02/27 新規設定(信託報酬0.200%)
2017/08/03 純資産総額10億円突破
2017/10/02 信託報酬引き下げ(0.200%→0.190%)
2017/11/10 信託報酬引き下げ(0.190%→0.189%)
2017/12/29 純資産総額30億円突破、信託報酬の大幅引き下げを発表
2018/01/30 信託報酬引き下げ(0.189%→0.1095%)
2018/02/13 純資産総額50億円突破
2018/04/25 純資産総額100億円突破
2018/07/02 純資産総額150億円突破
2018/07/25 信託報酬引き下げ(0.1095%→0.109%)
2018/08/28 純資産総額200億円突破
2018/11/06 純資産総額250億円突破
2019/01/18 純資産総額300億円突破
2019/03/04 純資産総額371.8億円、eMAXIS 先進国株式超えを達成

こうしてみると、順調に資金流入が続いています。
特に、2018年以降の伸びには勢いがありますね。

信託報酬の大幅な引き下げと、つみたてNISA開始。
おそらく、ターニングポイントは2018年1月です。

つみたてNISA開始に合わせて、信託報酬を引き下げたこと。
引き下げ幅の大きさが、話題性を高めたのも事実でしょう。

超低コストを目指すコンセプトが、ここで一気に浸透して。
その後も愚直に超低コストへの姿勢を貫き、高評価が定着。

FOY2018で第1位を獲得するまでに、支持を広めたのです。

旧世代のFatと新世代のSlim

2009/10/28に設定された、eMAXIS 先進国株式は現時点で10年目。
ノーロードインデックスファンドの歴史を作ってきたファンドです。

一般NISAが開始した2014年、純資産総額が120億円超増加しました。
インデックス投資の諸先輩方にも、投資していた人が多いようです。

ところが、超低コスト時代に突入すると状況は一変。
地銀などの金融機関にも販社を広げたことが足枷に。

そこで、ネット系金融機関に販路を絞った新シリーズを展開。
それこそが、いま人気のeMAXIS Slimシリーズだったのです。

なお、eMAXISシリーズは信託報酬が据え置きとなっています。
そのため、一部ではeMAXIS Fatと呼ばれているのも事実です。

eMAXIS Slimシリーズが設定されたのは、2017/2/27。
2年が経過した2019/3/4、遂に世代交代となりました。

eMAXIS Slim 先進国株式の純資産総額は、371.80億円。
eMAXIS 先進国株式の純資産総額は、370.49億円です。


(引用元:eMAXIS Slim 先進国株式|三菱UFJ国際投信)


(引用元:eMAXIS 先進国株式|三菱UFJ国際投信)

世界分散投資の中心である先進国株式クラスで、歴史的な世代交代です。

Slimが猛烈な勢いで抜き去った

超低コスト時代が到来し、そしてつみたてNISAもスタート。
インデックス投資の環境は、一気に整備されたと言えます。

それに伴って、長期分散積立投資を行う個人投資家も増加。
まだまだ少数派ですが、少しずつ浸透しているようです。

eMAXIS Slim 先進国株式は、多くの個人投資家が積立中。
超低コストへのブレないコンセプトが、支持されています。

人気の高さは資金流入にも繋がり、怒涛の勢いで伸びています。
グラフにすると、eMAXIS Slim 先進国株式の凄さが明確です。

なお、縦軸は純資産総額を示しており単位は億円です。


(公開データから筆者独自作成)

eMAXIS 先進国株式は、2015年頃をピークに停滞しています。

旧世代のFatが9年半の歳月をかけて、築き上げた純資産総額。
新生代のSlimは、約2年という僅かな期間で一気に逆転です。

eMAXIS Slim 先進国株式は、FOY2018で第1位を獲得して。
これまで以上に、勢いが加速しているものと推察されます。

インデックスファンドは次のステージへ

eMAXIS Slim 先進国株式とeMAXIS 先進国株式の世代交代が完了。
これから当分の間は、超低コストファンドの時代となるでしょう。

先進国株式クラスでは、信託報酬年1%を切るかどうかの攻防です。
花形とも言える資産クラスで、コスト競争はどうなるのでしょう。

ライバルファンドと対等に張り合えるのは、eMAXIS Slimシリーズ。
名実ともに、旧世代のeMAXIS シリーズからバトンタッチしました。

一つの時代が終わり、そして新しい時代がスタートを切りました。
コスト競争だけでなく、運用会社と個人投資家の関係性も重要に。

先進国株式で世代交代を果たしたのは単なる通過点に過ぎません。
更なる高みを目指し、eMAXIS Slim には頑張って欲しいですね。

個人投資家の一人として、大いに期待しています。

 

青井ノボル
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