10年前の今日、リーマン・ショックが起きた

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青井ノボルです。

10年前の今日、米証券大手リーマン・ブラザーズが米連邦破産法11条の適用を申請。
この経営破綻は衝撃的なニュースであり、世界規模の金融危機に発展しました。

リーマン・ショックが起き、世界中の株価が急落したのは有名な話です。

実はワタシも、リーマン・ショックの頃に少し投資をしていました。
投資したリスク資産が文字通り溶けていく感覚は、忘れられません。

この記事では、リーマン・ショック当時の投資体験を振り返ります。

秋の3連休にまさかのリーマン破綻

2008/9/15、社会人2年目のワタシは3連休+夏季休暇で北海道を旅行中。
夏旅の途中に、リーマン・ブラザーズ証券破綻のニュースを知りました。

政府や金融機関が救済するだろうという予想を裏切り、まさかの破綻です。
アメリカに端を発したリーマン・ショックは世界中に衝撃を与えることに。

サブプライムローン問題により、2007年頃から株価はじりじりと下落。
リーマン・ショックが起きて、株価下落のペースが加速しました。

ジェットコースターの如く株価が急落し、経済見通しは悲観一辺倒に。
世界経済が一気に冷え込んでいったのは、皆さんよくご存知の通りです。

日本でも倒産が連発し、特に建設不動産業界は厳しかったですね。

ほかにも、2008年度の上場企業倒産件数は戦後最多を記録しました。
この記録は、10年経ったいまでも未だに破られていない記録です。

新興国株式投資信託が▲70%に

この当時、ワタシは投資信託を10万円ずつ7本持っていました。

BRICsが話題になっていた時期で、ほとんどが新興国対象のもの。
社会人1年目の2007年に、勢いのまま一括投資した投資信託です。

何も考えずにブームに乗って投資した結果、大きな含み損に。
2009年1月には、新興国株式投資信託がまさかの▲70%超です。

他の投資信託も軒並み下がっていて、ポートフォリオ全体でも▲60%超でした。
リーマン・ショックにより、深い谷底まで落とされたのです。

月日が経つごとに、右肩下がりで資産が溶けていく感覚。
ちょっとした恐怖だったのは、今でもよく覚えています。

積立投資を淡々と続けることを経験

一括投資した投資信託で含み損を抱えた一方、良い経験もしました。
それは、リーマン・ショックの少し前から積立投資をはじめたこと。

ドルコスト平均法の概念を知り、実践してみたかったのです。
実際にやったことは、月3万円の投資信託積立を設定しただけ。

一括投資していた投資信託が半分以下の評価額になっていたときも。
自動化された積立投資では、毎月確実に3万円分を投資してくれる。

不思議なことに、当時から止まない雨は無いというような感覚だけはあって。
相場は中期的に大きな波を形成するように変動すると思っていました。

そのため、暴落相場のなか積立投資をする心理的抵抗は少なかった気がします。

長期分散積立投資であれば、平均回帰性によりプラスリターンが期待できる。
当時はそんなことを一切考えていませんでしたが、それでも何とかなった。

積立投資を淡々と続けることができた経験は、ワタシにとって財産です。

安定したサラリーマン収入は大事

リーマン・ショックで含み損を抱えたことは、苦い思い出となりました。
それでも投げ売りしなかったことは、当時の自分を褒めてあげたいです。

何だかんだで、暴落相場の中でも狼狽売りに走らなかった要因は何か。
それは安定収入を得られるという、根拠のない自信だったと思います。

当時勤務していた職場は、景気動向に左右されにくい業種だったのかもしれません。
給与カットは無かったですし、ボーナスも約3割減とはいえ貰うことができました。

もうひとつ加えるとすれば、生活コストが低かったことでしょう。

また当時は独身寮に入っていて家賃も安く、一人暮らしの質素な生活です。
一人暮らしの割には生活コストが低く、収支バランスは非常に良好でした。

これは運が良い結果論に過ぎませんが、安定収入が精神安定剤となって。
暴落相場のなかで暴走することなく、相場に居続けることができました。

当時のワタシは、生活防衛費と呼べるような貯蓄はほぼ無かったです。
それでもリスク資産を売ることなく、積立投資を続けることができた。

安定収入という精神的な支えは、実は重要な要素なのかもしれません。

いまの職場も、リーマン・ショックによるリストラや給与カットは無かったようです。
将来はどうなるか分かりませんが、安定したサラリーマン収入は大事だと思います。

相場の変動は読めないけど

リーマン・ショックのような大暴落がいつやって来るのか。
そろそろ来そうな気もしますが、投資素人には予測できません。

これから上がるかもしれないし、もしかしたら下がるかもしれない。
相場は読まず、自分がコントロールできることに集中するだけです。

それでも、長期的に見ればプラスの期待リターンがあると考えるからこそ。
市場リスクを受け入れて、投資をする価値があると判断するワケです。

生活防衛費を確保し、リスク許容度に応じて余剰資金を投資し続ける。
淡々と積立投資を続けていくこと、継続こそが重要なのだと思います。

リーマン・ショックの経験を糧にして、これからも投資を続けていきます。

 

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コメント

  1. くまさん より:

    リーマンショック10年前ですか・・・。えらい時間が過ぎたのものですね。投資始めてから最大級の暴落だった(のかなと)。当時も日本株現物投資を行っていましたがマイナス圏内で沈んでたと思いますが、損切りとかしないで配当+優待を行ってました(記憶ですが)。余裕資金で行ってましたので損切りの必要性がないのと、配当+優待なので精神的に余裕があります。
    個人はファンドと違い換金売りなどの制約もないのでバイ&ホールド方針ならじっくりと持つことが出来るのが強みです。景気が悪い時に買った銘柄はその後の上昇相場で軒並み値上がりしたので今はその恩恵を受けてます。

     そうした経験を踏まえて長期保有、インデックスファンドで運用するほうが精神的に楽だと思ってます。

    • 青井ノボル 青井ノボル より:

      コメントありがとうございます。
      10年が経つのは、意外と早い。あっという間でした。
      個人投資家の場合、余裕資金で投資するのが大原則ですよね。
      狼狽売りせずに済むかどうか、大暴落に直面しないと分からない部分も大きいです。
      それでも想像力を働かせて考えみたり、控えめにリスク許容度を考えておく。
      備えあれば憂いなし。相場に流されることなく、投資し続けたいところです。