SBIとバンガードの共同ブランドファンドが信託報酬最安で新規設定

投資信託・ETF

青井ノボルです。

令和元年、インデックスファンド界隈に衝撃のニュースが続いています。
あのバンガードがSBIと組んで共同ブランドファンドを新規設定します。

バンガードといえば、セゾンと楽天との連携によるファンドのイメージ。
純然たるインデックスファンドは楽天と組むものと思い込んでいました。

ここにきてSBIとバンガードが組むことになるとは、なかなかの驚きです。
そして更に驚くべきは、新規設定されるファンドの信託報酬が最安なこと。

SBI・バンガード・S&P500インデックス・ファンドが2019/9/26新規設定。
信託報酬0.058%(税抜)にVOO経費率0.03%を加算すると、年率0.088%。

インデックス型の投資信託が超低コスト、凄い時代がやってきましたね。

この記事では、SBIとバンガードの共同ブランドファンド「SBI・バンガード・S&P500インデックス・ファンド」が信託報酬最安で新規設定される話について書いていきます。

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衝撃的な新規設定ニュース

米国株式のインデックスファンドといえば、楽天VTIとeMAXIS Slim 米国株式(S&P500)。
ベンチマークこそ違いますが、どちらも超低コストファンドとして非常に有名な存在です。

米国株式への投資なら、どちらかを選んでおけば問題ない。
そう考えられていたところに、まさかの殴り込みでしたね。

まず、インデックスファンドは楽天投信投資顧問と組んでいて。
バンガードが別の会社と共同ブランドファンドを設定するとは。

更に驚くべきは、楽天とはVTIで組んでいるのにもかかわらず。
同じ米国株式のVOOで、SBIと新たに組むことは想定外でした。

SBIとバンガードの共同ブランドファンド、素晴らしいニュースでした。

SBI・バンガード・S&P500の概要

さて、EDINETで公開されている有価証券届出書より。
SBI・バンガード・S&P500の概要を確認していきます。

ベンチマーク

S&P500指数(円換算ベース)をベンチマークとしています。
米国株式の代表的な500銘柄で構成されるメジャーな指数です。

伝統的なインデックスであるS&P500、熱狂的なファンもいます。
米国株式に広く分散投資したい人には、相性の良い指数ですね。

為替ヘッジ

原則として為替ヘッジは行いません。
為替相場変動の影響を受けます。

ファンドの仕組み

運用はファミリーファンド方式となっています。
ただ実態は、米国籍ETFのVOOを買うだけです。

具体的には、下図の通りとなります。


(引用元:SBI・バンガード・S&P500 有価証券届出書)

ファンドの費用(コスト)

気になるコストですが、信託報酬は極めて低く最安記録更新です。

購入時手数料は無し(ノーロード)、信託財産留保額も無し。
ファンドの信託報酬は、年率0.058%(税抜)となります。

ただ、VOOに投資するファンドなので実質負担は別の話です。
投資対象であるVOOの経費率は、年0.03%程度となっています。

2つを足し合わせると、年0.088%程度(税抜)となります。
消費税率8%の前提ですが、税込みで年0.09264%程度です。

eMAXIS Slim 先進国株式が税抜きで信託報酬年0.1%未満に。
それだけでも驚きでしたが、税込みでまさかの年0.1%未満。

SBI・バンガードという共同ブランドファンド、攻めますね。

設定日

2019/9/26に新規設定されます。

そのほか、当初申込期間が設けられている点が特徴です。
2019/9/12~9/25に申し込むと、設定日に払い込まれます。

イメージとしては、先行予約期間といったところでしょう。

つみたてNISA対象

つみたてNISAの対象商品とのことです。
金融庁に届出書を提出しているようです。

非課税累積投資契約に係る少額投資非課税制度は、一定の基準を満たした公募株式投資信託に係る非課税制度で、当ファンドはその適用対象です。
(引用元:SBI・バンガード・S&P500有価証券届出書

非課税累積投資契約に係る少額投資非課税制度。
難解な言葉ですが、要するにつみたてNISAです。

バンガードの国内戦略が気になる

つみたてNISAがスタートして、世界的にも特殊な環境にある日本。
バンガード社としても、国内戦略は難しい舵取りだと想像します。

過去、バンガード社がファンドを直販するという噂もありました。
SBIとも組んだということは、日本での直販開始は厳しそうですね。

セゾン投信、楽天投信投資顧問、そしてSBIアセットマネジメント。
パートナーシップの輪を広げて、国内市場を攻略するのでしょう。

個人的には、楽天投信投資顧問は梯子を外されたように映ります。
SBI×バンガードの新展開について、どう考えるのか気になります。

また、バンガードはETFを買うファンドという仕組みが最適と考えているのか。
日本の投信環境という特殊な制約条件で、苦肉の策で選択した道なのかどうか。

日本国内におけるバンガードのビジネス展開について、聞いてみたいですね。

eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)の追随

これは推測に過ぎませんが、恐らく来週にはSlimも追随するでしょう。
先進国株式の信託報酬を凌駕する超低コストになるとは夢のようです。

取引量から考えても、最も効率的にトレードができそうなS&P500。
S&P500連動のインデックス投信が最低コストになるのは必然かも。

圧倒的な超低コストファンドの新規設定で、どんな動きになるのか。
米国株式の人気が続く中で、米国株投資家には朗報となりそうです。

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バンガードが楽天以外とも組むとは、完全に想定外でした。
楽天VTIが高い人気を誇っているので、期待できそうですね。

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