青井ノボルです。
いよいよ今週末、年に一度の楽しみなイベントが開催されます。
もちろん「投信ブロガーが選ぶ!Fund of the Year 2019」です。
昨年はFOY2018に初参加をして、その意義を痛感しました。
個人投資家が選んで決める点が、最大の魅力だと思います。
さて、本イベントはブロガーが投資信託を選ぶという趣旨です。
より良い投資環境を作るために、良いと思えるファンドを選ぶ。
FOY2019で、投信ブロガーから選ばれるファンドは何でしょうか。
この記事では、「投信ブロガーが選ぶ!Fund of the Year 2019」の順位を青井ノボルが勝手に予想します。
イベントの趣旨に強く共感
第13回目となる「投信ブロガーが選ぶ!Fund of the Year 2019」。
イベント趣旨は、個人投資家として強く共感できる内容だと思います。
FOY2019の公式HPには、下記の通り記載されています。
投資信託について一般投資家の目線でつねに考え、情報を集め、ブログを書いている投信ブロガーたち。投資信託の事情通である彼ら彼女らが支持する投資信託はどれか?
証券会社の宣伝やうたい文句にまどわされず、自分たちにとって本当によいと思える投資信託を投信ブロガーたちが投票で選び、それを広めることで「自分たちの手でよりよい投資環境を作っていこう!」というイベントです。
(引用元:投信ブロガーが選ぶ!Fund of the Year 2019)
個人投資家は、良くも悪くも投資の素人であることが大半です。
生活者として良いと感じるファンドを、個人の視点で選びます。
心から良いと思えるファンドを選んで広め、良い投資環境とする。
より良い投資環境のためには、良いファンドが生き残って欲しい。
個人投資家が、純粋に良いと思えるファンドに投票して選出する。
ビジネスが絡まないので、FOYには大きな意味があると感じます。
2019年に良いファンドを選ぶ
2019年の投資環境は、従前よりも更に進歩した1年間でした。
ファンドの超低コスト化が進行し、凄いことになっています。
特に全世界株式や米国株式は、一気にコスト低減されました。
ここまでの水準に達するとは、想定外だったかもしれません。
つみたてNISAやiDeCoといった非課税制度も充実しています。
令和2年度税制改正大綱でも、見直しが図られたところです。
投資環境が改善されるなか、良質なファンドには頑張って欲しい。
良い流れを絶やさないためには、ここからが本番かもしれません。
FOY2019は、個人投資家がみんなで決めることに大きな意味があって。
個人の視点から2019年に良いと思えるファンドを選ぶ、良いことです。
青井ノボルのFOY2019順位予想
独断と偏見による、投信ブロガーが選ぶ!Fund of the Year 2019の順位予想。
2019年を振り返って、運用会社の理念や姿勢が大きく影響すると感じています。
過去5年間では、ニッセイ外国株式3連覇→楽天VT→eMAXIS Slim 先進国。
トップはいずれも、先進国株式・全世界株式インデックスファンドでした。
インデックスファンドが上位を占める傾向は、従来通りだと考えます。
また、先進国株式・全世界株式・米国株式クラスが上位となると予想。
こうした点を踏まえて、青井ノボルによるFOY2019の順位予想です。
順位 | ファンド名 |
1位 | eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー) |
2位 | eMAXIS Slim 先進国株式 |
3位 | eMAXIS Slim 米国株式(S&P500) |
4位 | <購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式 |
5位 | SBI・バンガード・S&P500 |
6位 | eMAXIS Slim バランス(8資産均等型) |
7位 | セゾン・バンガード・グローバルバランス |
8位 | VT |
9位 | 楽天VTI |
10位 | たわらノーロード先進国株式 |
順位変動はあっても、FOY2018からの大きな変動は無いと予想します。
eMAXIS Slim シリーズがトップ3独占と予想
上位陣ですが、トップ3はeMAXIS Slim シリーズが独占と予想。
個人投資家と三菱UFJ国際投信の良い関係こそ、最大の理由です。
超低コストファンドを保ちつつ、真摯に情報開示してくれました。
決定的だったのは、現場見学付きブロガーミーティングの開催。
実際の操作画面なども公開し、思い切った企画だったと思います。
個人投資家と運用現場の相互理解が深まったのは間違いないです。
他のファンドシリーズとの決定的な差別化要因となるでしょう。
代表的な資産クラスで圧倒的な支持を集めると想像しています。
バンガードブランドの支持は厚い
トップ10予想の顔ぶれですが、eMAXIS Slim シリーズが4本。
そして、バンガードブランドのファンドも4本だと予想します。
特にSBI・バンガード・S&P500の新規設定は大きな衝撃でした。
このファンドは、間違いなくトップ10に入ってくると思います。
VTやセゾン・バンガード・グローバルバランスの人気も根強い。
FOY2019でも、トップ10には食い込んでくると予想しています。
バンガードの理念やその仕組みは、非常にユニークなものです。
共感する個人投資家も多くて、ブランドとしての力があります。
eMAXIS Slim シリーズとバンガードが人気を二分するでしょう。
注目の表彰式まであと少し
FOY2019の表彰式は、2020/1/18にイベントとして実施されます。
ワタシは当日、表彰式に参加して順位発表を楽しみたいと思います。
どのファンドが上位に入るのか、ワタシの予想は当たるのか否か。
グロ3やひふみワールドなどのアクティブファンドはどうなるか。
投信ブロガーが良いと思えるファンドは、いったい何でしょうか。
FOY2019の結果はもちろん、寄せられたコメントも楽しみです。
表彰式が行われる大井町の会場で、全てが明らかになります。
当ブログでは、速報として発表順位を共有したいと思います。
関連記事紹介
インデックス投資ナイトも長年続いているイベントのひとつ。
2019年は登壇をさせていただき、違う視点で楽しみました。

ラーメンずずず会という少人数の集まりも定着化しました。
大きなイベントも面白いけど、少人数の良さもありますね。

●twitterもやってます●
Follow @sindanindex
コメント