eMAXIS Slim バランス(8資産均等型)が地味にスゴイ

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青井ノボルです。

2018/8/27、eMAXIS Slim バランス(8資産均等型)の純資産総額が150億円を突破しました。

eMAXIS Slim シリーズ全10本のうち、8資産均等型は2番目の規模を誇るファンドです。
バランスファンドは根強い人気があるようで、順調に資金流入が続いています。

実際に調べてみると、地味にスゴイファンドなのだと感じました。

この記事では、eMAXIS Slim バランス(8資産均等型)が地味にスゴイと思う理由を書いていきます。

超低コストなバランスファンドです

eMAXIS Slim バランス(8資産均等型)は、eMAXIS Slim シリーズの中の1本。
先進国株式にその座を譲りましたが、シリーズNo.1の規模を誇っていました。

eMAXIS Slim シリーズは、三菱UFJ国際投信の超低コストファンドシリーズ。
「業界最低水準の運用コストを将来にわたってめざし続ける」がコンセプトです。

このコンセプトを愚直に守り、これまで信託報酬の引き下げを実現してきました。

eMAXIS Slim バランス(8資産均等型)の信託報酬率引き下げ実施。Slimシリーズはやっぱりスゴい!
三菱UFJ国際投信はeMAXIS Slimの8資産均等型バランスファンドについて、信託報酬引き下げ実施を発表しました。 今回の引き下げについて考えるとともに、eMAXIS Slimシリーズのスゴイなと思う点について書いていきます。

2018/3/16には、信託報酬を年率0.209%→0.160%(税抜)へ大幅引き下げすることを発表。
これは、eMAXIS Slim シリーズ全体の評価を押し上げたニュースでもありました。

なお、2018/8/31時点での信託報酬は年率0.159%(税抜)となっています。

バランスファンドでは飛び抜けた存在か

8資産均等型のバランスファンドは、世の中に幾つか存在しています。
そのなかで、eMAXIS Slim バランス(8資産均等型)は目立つ存在です。

超低コストのライバルは人気無し

信託報酬でみると、eMAXIS Slim シリーズのため超低コストです。
前述の通り、現時点での信託報酬は年率0.159%(税抜)です。

信託報酬で並んでいるのは、<購入・換金手数料なし>ニッセイバランス(8資産均等型)
2018/6/29に発表された信託報酬引き下げにより、勝負を仕掛けてきました。

ニッセイ<購入・換金手数料なし>の信託報酬率引き下げ理由を探る
2018/6/29、ニッセイアセットマネジメントより信託報酬率引き下げのリリース発表がありました。6ファンドで引き下げが実施されるようです。この記事では、ニッセイAMが発表した信託報酬引き下げの内容を確認するともに、その背景にある戦略や理由を探っていきます。

ところが、直後にeMAXIS Slim バランス(8資産均等型)も信託報酬引き下げを発表。
更に言えば、もともと年率0.16%(税抜)だったので影響は限定的と考えられます。

実際に、<購入・換金手数料なし>ニッセイバランス(8資産均等型)への資金流入は増えていません。


(引用元:<購入・換金手数料なし>ニッセイ・インデックスバランスファンド(8資産均等型)|ニッセイAMより一部抜粋)

超低コストですが、現時点で純資産総額が1億円に満たないというのが実態です。

純資産総額のライバルとは良い勝負

純資産総額で比較したとき、ライバルとなるファンドがいます。
それは、大和投資信託のiFree 8資産バランスです。

信託報酬は年率0.22%と少し割高ですが、順調に資金流入が続いています。
現時点での純資産総額は、90億を超えて100億円が見えてきました。


(引用元:iFree 8資産|大和投資信託より一部抜粋)

eMAXIS Slimよりも半年以上早く設定された低コストファンドです。
設定以来、ほぼ一定ペースで資金流入が続いています。

eMAXIS Slimの方が資金流入ペースは速いですが、良い勝負ですね。

純資産総額推移が地味にスゴイ

eMAXIS Slim バランス(8資産均等型)の地味にスゴイところ。
それは、これまでの純資産総額の推移だと考えています。

論より証拠ということで、こちらのグラフをご確認ください。


(引用元:eMAXIS Slim バランス(8資産均等型)|三菱UFJ国際投信より一部抜粋)

一直線に伸びている純資産総額の推移、美しいではありませんか。
ほぼブレることなく、資金流入が続いていることを示しています。

これは積立設定をした人が愚直に積み立てを続けている証左でしょう。

投機マネーが入ることもなく、まさに個人投資家の資産形成に使われている。
ある意味では、長期分散積立投資の王道を行くファンドなのかもしれません。

ほったらかし投資の終着点はバランスファンドか

インデックス投資のなかにも、様々なスタイルがあります。
特にアセットアロケーション(資産配分)は人それぞれです。

自分にとって居心地の良いアセットアロケーションを考えて。
投資方針を堅持して、無駄な売買を減らすことが大事です。

とはいえ、定期的にポートフォリオを見直したり。
リバランスする手間ですら面倒になったとしたら。

バランスファンドに投資するのも悪くない選択肢かもしれません。

重要なのは、悩み考え抜いた末に辿り着いた終着点であるということ。
悩んだ末のバランスファンドで、ほったらかし投資を継続できるならアリですよね。

ワタシの場合は、アセットアロケーションに少なからず拘りを持っています。
リバランスの手間も問題無いので、バランスファンドは投資対象外です。

どの資産クラスがリターンが良いかどうか、将来のことは分かりません。
そういう意味でも、バランスファンドには一定の需要がありそうです。

eMAXIS Slim バランス(8資産均等型)には、先頭を走り続けて欲しい。
これからも、超低コストのeMAXIS Slim シリーズを応援していきます。

あとがき

どうでも良い話ですが、8資産均等型ってピザっぽいですよね。
シンメトリーで美しい、といった別の魅力もある気がします。

ピザについては、下記の記事生地がとても参考になります。
もしよろしければ、本記事とあわせてご賞味ください。

【伊国個別食】PIZZA 世界中で愛される8資産均等 - 米国株投資と家計管理と~家計フォワード
先日米国株:VISA(V)についての記事を執筆したところ、なぜか読者の方から 「なぜVISAなんだ!?」 と厳しいお叱りを受けたので非常に不本意ながら書くことにした

 

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コメント

  1. くまさん より:

    うちも一時期、8資産型をつみたてNISAで購入してましたが、現在は全世界型に切り替えました。株式約36%、債券約36%、リート約25%の構成比率ですが債券はリスク低減効果がありますがリターン低め、リートは正直よくわからん、株式のうち先進国が12.5%(その中で米国は6割なので7%程度)。過去の実績からいっても先進国(米国が一番です)株式の保有割合が多いほうがリターンを見込めるので8資産をメインに据える必要性がないと判断しました。債券比率はキャッシュで持っていれば済む話で外国債券を持ってれば為替リスクが発生します。

    というわけでうちは全世界型1本と米国高配当(楽天)に絞ってつみたてをしてます。

    • 青井ノボル 青井ノボル より:

      コメントありがとうございます。
      アセットアロケーションはアートの世界なので、いろんな考え方があると思います。
      8資産均等型を現時点で投資対象としていないワタシですが、ざっくりとそれなりの期待リターンを手間をかけずに得たいとなると良さそうだなと感じました。
      そして、ほったらかし投資で投資の人生を謳歌することもできるなら、それはそれで良い人生なのかもしれません。
      どちらにせよ、自分で考え抜いた投資方針を貫くのが一番大事だと思います。