青井ノボルです。
いぶし銀の活躍を見せる、eMAXIS Slimバランス(8資産均等型)。
積立投資で最終的に行き着く終着点、とも言われるファンドです。
先日結果発表となったFOY2018でも、第5位入賞を果たしました。
目立ちはしませんが、確かな人気を誇る地味に凄いファンドです。
eMAXIS Slim バランス(8資産均等型)は頑張りました。
2019/1/18、遂に純資産総額200億円を突破したのです。
安定的な資金流入が続いての大台突破は、評価されるべきでしょう。
この記事では、eMAXIS Slim バランス(8資産均等型)が200億円を突破したことについて書いていきます。
Fund of the Yearで2年連続の第5位
eMAXIS Slim バランス(8資産均等型)は、正直目立ちません。
それでも資金流入は続いていて、密かな人気ファンドのひとつ。
FOY2018でも2年連続の第5位入賞を果たし、いぶし銀の活躍です。
バランスファンドの中では、最も評価されているファンドですね。
8つの資産クラスに広く分散投資ができる、しかも超低コストで。
投資をこの1本で済ますことができる、という声も多いようです。
インデックス投資の中で、多くの人が悩むアセットアロケーション。
試行錯誤で迷った末に、8資産均等型のバランスファンドに辿り着く。
これがちょうど良いという結論に落ち着き、愚直に積み立てを続ける。
根強いファンが多いファンドであり、積立中の投資家も多いようです。
純資産総額推移が全てを物語っている
eMAXIS Slim バランス(8資産均等型)の大きな特徴。
それは、純資産総額推移のグラフを見ると分かります。
(引用元:eMAXIS Slim バランス(8資産均等型)HP|三菱UFJ国際投信)
2017/5/9のファンド設定以来、純資産総額が安定的に伸びています。
2018年末の相場下落時は影響を受けましたが、それ以外はほぼ直線。
他のファンドの場合、途中から資金流入が加速するケースが多め。
eMAXIS Slim バランス(8資産均等型)は当初から変わりません。
相場環境に依らず、着実に積立投資されているからだと推測します。
積立投資を愚直に続ける投資家に愛され、資金流入が安定的なのです。
もちろん、最低コストを追い続けてくれる点も寄与しているでしょう。
バランスファンドの中でも、eMAXIS Slim シリーズなら安心ですね。
この安定感は、なかなか真似のできるものではないと思います。
200億円突破までの道のりと今後
2018/1/18、eMAXIS Slim バランス(8資産均等型)は200億円を突破。
これまでの推移を振り返ってみても、実に安定的な成績を残しています。
2017/05/09 新規設定
2017/11/02 純資産総額50億円突破
2018/04/02 純資産総額100億円突破
2018/08/27 純資産総額150億円突破
2019/01/18 純資産総額200億円突破
徐々に資金流入が早まっていますが、だいたい月10億円増のペース。
この流れでいくと、2019年内に純資産総額300億円は狙えそうです。
積立投資を継続する人が増えれば、更なる資金流入も見込めます。
8資産均等型バランスは、伸びしろが期待できそうな気がします。
少しずつ、そして着実に積立投資家を集めていって欲しいです。
PIZZAに似た美しさを感じる
ところで、8資産均等型のバランスファンドって美しいですよね。
8つの資産に投資するというシンプルさが、非常に美しいのです。
資産配分を円グラフで示すと、その美しさが際立ちます。
(引用元:eMAXIS Slim 公式ホームページ|三菱UFJ国際投信)
この図表は、eMAXIS Slim バランス(8資産均等型)の構成比。
各資産に12.5%ずつ配分することで、綺麗に8等分されています。
円を8等分したこの図表、シンメトリーな美しさが良いですね。
この美しさは、どこかで感じたことのあるような気もします。
そうです、イタリアンでお馴染みのPIZZAなのです。
eMAXIS Slim バランス(8資産均等型)も、ピザに似ています。
決してNo.1にはなれないけど、確かな人気を誇るピザのように。
eMAXIS Slim バランス(8資産均等型)、これからもいぶし銀の活躍を期待しています。
●twitterもやってます●
Follow @sindanindex
関連記事紹介
eMAXIS Slim バランス(8資産均等型)は地味にスゴイのです。
これからも、いぶし銀の活躍で投資家を支えてくれるでしょう。
投資が仕事でも趣味でもない個人投資家にとって、海外ETFは不要。
投資信託の長期分散積立投資で、ほったらかしがちょうど良いです。
コメント
うちも一時期、eMAXIS Slimバランス(8資産均等型)をつみたてNISAで購入してましたが、今は全世界型(除く日本)1本に絞りました。
なぜ外したのか?と言えば
1.日本個別株を保有してるので日本株含むはいらなかった。
2.債券比率が高い。
3.リートは保有の必要性を感じない。
外国債券は為替の影響を受けるのでポートフォリオの債券としては現預金で代替したいと思っているんでインデックスに求める予定がなかったのと、カウチポートフォリオなのでそもそも債券を組み入れる必要性がなかったのが大きいですね。カウチなら株式比率を固めるほうが整合性がよいですね。
コメントありがとうございます。
まさに、アセットアロケーションは人それぞれですね。
REITはワタシも必要性を感じないというか、上がり続けるイメージを持てないので手を出さないようにしています。
債券も仰る通り、海外債券は為替の影響が大きすぎるかなという印象です。為替ヘッジしてまで投資すべきか、これも積極的な理由が無いので回避しています。
「いろいろ考えたけど8資産均等型がちょうど良い!」と言う人にとって、eMAXIS Slim バランス(8資産均等型)は良い商品ですね。