eMAXIS Slim 先進国株式がFOY2018で第1位に輝いた理由

投資信託・ETF

青井ノボルです。

先日、結果発表となった投信ブロガーが選ぶ!Fund of the Year 2018。
eMAXIS Slim 先進国株式(三菱UFJ国際投信)が、第1位に輝きました。

三菱UFJ国際投信としては、初めてのFOY第1位獲得となりました。
eMAXIS Slim シリーズの代表格である先進国株式が快挙達成です。

見事な第1位獲得だったと思います。おめでとうございます!

この記事では、eMAXIS Slim 先進国株式がFOY2018で第1位を獲得できた理由を考察します。

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ワタシは全5票を投じました

eMAXIS Slim 先進国株式は、まさに2018年を象徴するファンド。
FOY2018に相応しいと考えて、ワタシは迷わず全5票を投じました。

手持ちの票を全て投じたのは、迷いが無かったからと言えます。
相対的に判断して、最も良いと心から思えるファンドなのです。

投票時のコメントは下記の通りです。

2018/1/30に異次元とも言える信託報酬の大幅引き下げを断行し、超低コスト時代を切り拓いた功績は大きいと考えています。また、マザーファンドの規模、厳選された販売会社、系列の受託会社、超低コストを追求する環境が揃っていますし、これまで目立った乖離も生じておらず、安心して投資ができるファンドだと思います。「業界最低水準の運用コストを将来にわたってめざし続ける」を体現するeMAXIS Slimシリーズを牽引する代表的なファンドとして、これから更に純資産総額を積み上げていくことを期待しています。

eMAXIS Slim シリーズのコンセプトが素晴らしいというのが原点。
インデックスファンドの構造としての素晴らしさも兼ね備えていて。

超低コスト競争を最前線で牽引し続けたことは、間違いなくて。
三菱UFJ国際投信の個人投資家と対峙する真摯な姿勢もプラスに。

総合的にファンドを評価した結果、文句なしで選ぶことができました。

投票結果から分析してみる

なぜeMAXIS Slim 先進国株式がトップに立てたのか。
FOY2018の投票結果から、少しだけ分析をしてみます。

順位については、当日表彰会場から速報記事でお伝えした通り。
ファンド概要も記載していますので、あわせてご確認ください。

FOY2018の順位について、投票者数と獲得ポイントから分析。
1人当たりの投票ポイント数を計算すると、下記の通りです。

順位 ファンド名 投票者数 ポイント Pt/人数
1位 eMAXIS Slim 先進国株式 66 177 2.68
2位 <購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式 43 127 2.95
3位 eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー) 40 103 2.58
4位 楽天VTI 37 86 2.32
5位 eMAXIS Slim バランス(8資産均等型) 26 68 2.62
6位 セゾン・バンガード・グローバルバランス 23 67 2.91
7位 VT 17 57 3.35
8位 eMAXIS Slim 米国株式(S&P500) 26 49 1.88
9位 楽天VT 23 46 2.00
10位 eMAXIS Slim 全世界株式(除く日本) 14 34 2.43

3.0前後の高い数字となったのが、トップ10のなかでは3本。

上位常連のVT、セゾン・バンガード・グローバルバランス。
そして、<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式です。

3本の共通点は、長年にわたり投信業界を牽引するファンドであること。
長年投資をしている人も多いため、根強いファンがいるようです。

また各運用会社の顔となるファンド、という捉え方もできます。
古き良き時代から生き残った通好みのファンドと言えそうです。

一方で、第1位に輝いたeMAXIS Slim 先進国株式は「2.68」。
多くの投票者から、広く分散して票を集めたことが分かります。

ちなみに、投票者数の66という数字は結構スゴいと思います。
有効総投票者数が241なので、27.4%の人が投票しています。

eMAXIS Slim シリーズは、トップ10に5本もランクイン。
シリーズ全体として、幅広く票を集めることができました。

「業界最低水準の運用コストを将来にわたってめざし続ける」
eMAXIS Slim シリーズのコンセプトが広く浸透したようです。

eMAXIS Slim 先進国株式は、ファンド単体としての評価が高く。
さらに、シリーズ全体のプラス効果も寄与して第1位に輝いた。

そのような背景が、この結果から透けて見える気がします。

投票コメントから分析

投信ブロガーが選ぶ!Fund of the Year 2018には、多くの人が参加。
過去最大規模の241名が投票に参加し、多角的な視点で選ばれています。

皆さん様々な考えで、eMAXIS Slim 先進国株式に投票したようです。
FOY2018公式HPに掲載されている、投票コメントを見てみましょう。

先進国株式の超低コスト化を実現

先進国株式クラスで、超低コストを切り拓いた点が評価されています。

  • このファンドの登場により、2018年の先進国株式の信託報酬引き下げラッシュが始まったと思います。守りに回らずこれからも革命児でいて欲しいです。
  • 先進国株式インデックスファンドに手数料値下げ競争をもたらしたから
  • 大多数のインデックス投資家のコア部分である先進国株式クラスに投資できる、最も低コストなファンドだから配点を高くして投票しました。他社が信託報酬を下げると追従する姿勢とその対応スピードも素晴らしいです。

(引用元:第1位 eMAXIS Slim 先進国株式インデックス投票コメント|FOY2018

超低コスト化を推し進めた、その功績はとても大きいと考えます。
異次元の信託報酬引き下げは、今後も語り継がれることでしょう。

eMAXIS Slimのコンセプトを評価

「業界最低水準の運用コストを将来にわたってめざし続ける」
eMAXIS Slim シリーズのコンセプトに惹かれた方も多かったです。

  • この一年間で私が一番買ったファンドなので投票しました。『業界最低水準の運用コストを将来にわたってめざし続けるファンドシリーズ』というフレーズに惚れたインデックス投資家は多いはず!末永いおつきあいを宜しくお願いいたします(笑)
  • 業界最低水準の運用コストは伊達でない。新たに超低コストファンドが新規設定された場合や既存のファンドが信託報酬を引き下げても、現在までは必ず追随している。この一本を選択し保有するだけで、大間違いでない資産形成となる。
  • 業界最低水準のコストを将来にわたってめざし続けるファンドは伊達じゃない。業界の低コスト化をリードして、日本の投資環境を劇的に改善してくれているeMAXIS Slimには感謝しかないです。

(引用元:第1位 eMAXIS Slim 先進国株式インデックス投票コメント|FOY2018

ライバルファンドに対して、数日で対抗引き下げを断行する。
コンセプトについて、行動で信頼性を高める戦略は流石です。

三菱UFJ国際投信の対話姿勢

ブロガーミーティングを複数回開催し、個人投資家と意見交換を図る。
運用会社である三菱UFJ国際投信の対話姿勢も、高い評価を集めました。

  • ブロガーミーティングで当社のインデックスファンドの品質向上の余地が大きい事を知りました。これからも期待したい考えです。
  • 先進国株式クラスで信託報酬0.1177%(税込)は驚異的です。数年前では考えられない圧倒的な低コストで、この1年で最も個人投資家に貢献したファンドだと思います。三菱UFJ国際投信の顧客目線のこの1年の取り組みも素晴らしいです。

(引用元:第1位 eMAXIS Slim 先進国株式インデックス投票コメント|FOY2018

インデックスファンドとしての商品性の高さは、言うまでもなく。
個人投資家とのコミュニケーションを大切にする姿勢も評価される。

複合的な要素により、ファンドを評価をするのは良い傾向だと感じます。

先日開催された、SBI証券×三菱UFJ国際投信のブロガーミーティングにて。
三菱UFJ国際投信の代田常務は、「ストレスフリーな投資」と表現しました。

将来にわたって安心してお持ちいただくことが第一。
売って終わりではなく、その後の20年30年を寄り添って成果をお客様にお届けすること。
信頼に足るパートナーかどうかが大事。コストに加えて、ブロガーミーティングなど絶えず投資家の声に耳を傾けることが大切だと思っている。
株主総会のような監視機能、監視の場が重要だと思っている。指摘いただいたことに、きちんと対応していくことが運用会社の責任。
考え方をきちんと説明し、投資家の意見をお聞きする仕掛けも含めて、投資家にストレスが無い投資環境を提供したい。
(引用元:SBI証券×三菱UFJ国際投信のブロガーミーティングに参加

当然ながら、ブロガーミーティングの開催にはコストが掛かっています。
コストにこだわるeMAXIS Slim シリーズで、大掛かりな宣伝は不可能。

おそらく、東京開催で年に数回が精一杯なのではないかと推測します。
全国行脚やレポート作成など、コスト的に難しい部分もあるでしょう。

一方で、個人投資家の要望に沿った内容であれば勝手に拡散します。
ある意味、投信ブロガーを上手く活用すればよいのかもしれません。

eMAXIS Slim 先進国株式は、FOY2018で第1位に輝きました。
理由は様々ですが、差別化ポイントはソフト面だったのかも。

継続は大変だと思いますが、今後も対話の道を開き続けて欲しいです。

 

青井ノボル
青井ノボル

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