インデックス投資でバーゲンセールを狙う必要は無いと思う

投資方針

青井ノボルです。

下落相場になると、果敢に買い増しをする投資家がいます。

「暴落はバーゲンセール!」「下落相場こそ追加投資!」
こうした勢いのある発言や記事を目にすることもあります。

ただし少なくとも、ワタシにはこの感覚がありません。
インデックス投資にバーゲンセールは不要と考えます。

この記事では、「インデックス投資でバーゲンセールを狙う必要は無い」という考えについて書いていきます。

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暴落は何故バーゲンセールなのか

インデックス投資では、インデックス型投資信託かETFに投資します。
ここでは、株式を対象としたインデックス型投資信託を前提とします。

相場が下落すると、当然ですが市場平均である指数も下落します。
指数への連動を目指すインデックス型投資信託も、値下がりです。

値下がりとは具体的に言うと、ファンドの基準価額が下がること。
基準価額が下がると、例えば同じ1万円でも購入口数が増えます。

暴落相場のなか、当然ながら株価指数も大幅に下落していて。
ファンドの基準価額が下がるので、暴落前よりも安く買える。

だから、暴落相場はインデックスファンドのバーゲンセール。
そのように解釈されているものだと、勝手に理解しています。

相場変動を読むことになる

ところで、個人投資家がインデックス投資を選択する理由。
人によって異なりますが、多くは銘柄選定が難しいから。

個別株の中で、値上がりする銘柄を選んで投資するのは難しい。
アクティブファンドの中で、高成績を残すファンド選びも困難。

だからこそ、市場平均のリターンを目指すのが得策と考えて。
長期的なプラスリターンを期待して、パッシブな投資をする。

また、機関投資家でも相場変動を読むのは難しいと言います。
「安く買って高く売る」、現実的にはハードルが高すぎます。

相場変動が読めない前提で、定期定額の積立投資を続けていく。
インデックス投資でドルコスト平均法を採用する人は多いです。

サラリーマンが、月給から一定の余剰資金を投資するとして。
自然とドルコスト平均法の投資になるケースも多いでしょう。

さて、暴落相場がもしバーゲンセールだと判断できるとして。
それは、相場変動を読むという行為に他ならないと思います。

直近の高値より大きく下落したことは、誰にでも分かります。

ただ、下落が続くようであれば本当のバーゲンはさらに先。
下落が止まって反転するのであれば、たしかにバーゲン中。

バーゲンセールと判断するためには、相場変動を読むことが大前提
相場変動を読む能力があるから、バーゲン中と判断するのでしょう。

インデックス投資家の課題は続けること

多くの個人投資家は、投資以外に本業があるでしょう。
家族や大切な人と過ごす時間も、しっかり確保したい。

投資が本業でない人にとって、投資に割ける時間は僅か。
だからこそ、手間が掛からないインデックス投資を選ぶ。

もちろん、投資準備には相応の手間が掛かります。
投資方針が腹落ちするまで、勉強だって必要です。

それでも、他の投資法に比べれば手間が掛かりません。
インデックス投資の特徴であり利点であると考えます。

長期分散積立投資により、インデックス投資を続けること。
手間は掛かりませんが、意外と続けるのは難しいことです。

継続するために、個人投資家は何をすべきなのでしょう。
人によって考え方は様々ですが、ワタシの答えはひとつ。

煩悩を捨てて、判断の余地を徹底的に排除することです。

インデックス投資を続けるためにワタシが出した答え。
それは、積極的に「思考停止」の道を選ぶことでした。

そのため、相場を読もうとする行為にはリスクがある。
バーゲンセールと判断することに、危うさを感じます。

タイミング投資には賛同しないけれど

相場暴落を、安く買い付けられる好機だと捉えること。
厳しい外部環境を乗り越えるための励ましだとしたら。

「バーゲンセール」という言葉もアリかもしれません。

ただ、超過収益を狙ったタイミング投資なのだとしたら。
少なくともワタシはやるべき行為では無いと判断します。

相場変動を読まずに、淡々と積立投資を続けること。
インデックス投資であればこそ、そうしたいところ。

投資素人である個人投資家を自認するなら、肝に銘じたい。
相場は読めないし、バーゲンセールと認識するのも不可能。

もしやれるとしたら、ノーセルリバランスでしょうか。
目的は超過収益でなく、リスクを保つことですけどね。

相場を読める特殊能力が無い限り

「暴落相場はバーゲンセール」と言い切れる人は別格です。
相場を読める自信があれば、買い増しすれば良いでしょう。

ただ残念ながら、一般の個人投資家は投資素人です。
プロの機関投資家には、絶対に適わないと思います。

ましてや、機関投資家でも相場を読み切るのは不可能。
相場を読める特殊能力が無い限り、手出し無用の世界。

投資素人である個人投資家が、インデックス投資を続けるために。

「暴落相場はバーゲンセール」などの言葉には踊らされないこと。
シンプルに長期分散積立投資を続けることの方が、よっぽど大事。

「今はバーゲンセール中です」という言葉よりも。
「バーゲンセールを狙う必要は無いです」の方が。

インデックス投資との相性が良いと、ワタシは考えます。

繰り返しますが、継続することが最も大事なことです。
そのために何をすべきか、冷静に考えたいものですね。

 

青井ノボル
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コメント

  1. くまさん より:

    うちが「バーゲンセール」なるものとしては、「不景気時に買い」はバーゲンセールに近い感覚でしょうか。不景気時はどんな企業でも株価は下げるものです。当然インデックスも下げますね。そうした場合はバーゲンセールみたいなので買い安心感が生まれます。私見ですが今は景気の踊り場でこれから先どうなるかは神様しか分かりません。上がるのであれば暴落は買いのチャンスですが、下がれば言わずもがなです。
    マーケットタイミングで売買を繰り返すのは統計的にもパフォーマンスが悪いことは証明されています。個人がタイミングを見て売買することは非常に難しいです。

     ドルコスト平均法がベストではありませんが、他に選択肢も見つかりませんし、統計的に
    証明されてる「素晴らしい売買法」が存在しない以上、市場平均であるインデックスを淡々と
    積立る事がベターかと思います。

    • 青井ノボル 青井ノボル より:

      コメントありがとうございます。
      バーゲンセールの発想は、相場を読もうとしてしまうが故に危うさを感じます。
      もしタイミング投資をするなら、個別株などのほうが合っている気もします。
      感じ方や考え方は人それぞれですが、ドルコスト平均法で続けようと思います。

  2. kita3 より:

    暴落時は持ってる資産に対して、無リスク資産の占める割合が増えるから、リバランス的意味合いで無リスク資産をリスク資産に移動したした方が美しいのではないかなー、と思ってます。(一括か、積立額増額か、はどっちでもよくて。)
    まだ積み立て始めたばかりで、「リスク資産と無リスク資産がいい塩梅の比率になったから、これをキープしていこう」という状態まで積み上がったことのない方は、余計なことしない方がいいと思います!

    • 青井ノボル 青井ノボル より:

      コメントありがとうございます。
      無リスク資産とリスク資産の割合を決めているのであれば、リバランスのタイミングでリスク資産の買い増しはあり得ますね。
      リバランスで「機械的に」買い増すのはアリだと思いますが、バーゲンセールを狙うのは余計なことのように感じます。
      淡々と続けていくのは退屈かもしれませんが、相場から退場しないためにも慎重に続けていきたいと思っています。

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