ふるさと納税の偽サイトにご用心!詐欺に遭わないための注意点

マネー雑記

青井ノボルです。

12月といえば、ふるさと納税の駆け込みラッシュの季節。
ふるさと納税のCMなど、頻繁に目にするのが年末です。

サラリーマンなら、年末調整後の所得が確定する時期。
所得に応じて、自己負担2,000円の限度額が決まります。

ふるさと納税が盛り上がるシーズンに、不穏なニュースが。

寄付金を詐取するふるさと納税の偽サイトが乱立している。
福岡県では実際に金銭を騙し取られる被害も発生とのこと。

この記事では、ふるさと納税における偽サイトの注意喚起と、詐欺に遭わないための注意点を書いていきます。

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ふるさと納税は寄付金制度

ふるさと納税とは、応援したい自治体に寄付ができる制度。

控除上限の範囲で、自己負担分の2,000円以外の全額。
所得税や住民税を控除できる、とてもお得な制度です。

自己負担2,000円を超える分の税金が減るのはもちろん。
寄付した自治体から特産品などの返礼品があることも。

返礼品を貰いながら、好きな自治体に寄付ができる。
寄付金は税控除の対象となる、特殊な制度なのです。

以前は確定申告が必要となるため、ハードルが高めでした。
2015年からはワンストップ特例が始まり、簡単な手続きに。

ここ数年で、ふるさと納税の利用者は大幅増加しています。

主なふるさと納税の方法は2つ

ふるさと納税の具体的な方法は、何通りかあります。
主な方法としては、下記の2種類があると思います。

  1. 自治体のホームページから寄付
  2. ふるさと納税ポータルサイトから寄付

このうち、人気があるのはふるさと納税のポータルサイト。
さとふる・ふるさとチョイス・楽天ふるさと納税が有名です。

ポータルサイトでは、全国の自治体から寄付先を選べます。
いろいろと比較しながら検討できるので、人気があります。

ポータルサイト内で、寄付の手続きまでできるのが一般的。
クレジットカード決済など、簡単な操作で寄付ができます。

ふるさと納税の偽サイトが乱立!?

報道によると、福岡県古賀市がふるさと納税の偽サイトを確認したと発表。
そして、こうした偽サイトが複数存在することが明らかになったとのこと。

偽サイトは、正規サイトの画像などを無断使用して寄付を募集。
本物そっくりの偽サイトで、寄付金を詐取するという手口です。

実際に、現金をだまし取られているケースもあるとのこと。
今回は返礼品が届かないことで、被害が判明したようです。

お金の被害に加えて、個人情報も詐欺集団に取られてしまう。
年末でふるさと納税が増える時期に、恐ろしいニュースです。

偽サイトの特徴

偽サイトには、以下の様な特徴があるようです。

  • 寄付金額の大幅な割引を謳っている
  • 不自然な日本語が使われている
  • 寄付先の自治体連絡先が載っていない

いかにも怪しいサイトもあるようですが、手口は巧妙化しています。

大手ポータルサイトの画像などを無断転載するケースもあります。
パッと見では、偽サイトと正規サイトの区別が付かない可能性も。

分かりやすい例としては、値引きを強調する事例があったとのこと。

職員が偽サイトで確認できたのは市内の企業が製造する食品の詰め合わせの返礼品で、7種類あったという。その中の一つ、正規金額が10万円の「年12回お届け シェフの厳選定期便」は10万円の正規金額に斜線を入れて「割引35%OFF 65000円(税込)」と記載し、値引きを強調していた。
(引用元:「ふるさと納税」に偽サイト 返礼品に値引き強調、現金だまし取られた事例も|西日本新聞

ふるさと納税の寄付金で値引きなど、あり得ないことです。
値引きの表示がある場合、100%詐欺と考えて良いですね。

詐欺に遭わないために

ふるさと納税の偽サイトは、偽だとバレたらすぐに閉鎖。
そして新たなサイトを立ち上げ、いたちごっこ状態です。

偽サイトは常に存在するものとして、自衛するしかありません。
とても残念ですが、現実を受け入れて対応するのが得策です。

確実なのは、ふるさと納税の大手ポータルサイトを利用すること。
さとふるふるさとチョイス楽天ふるさと納税などです。

大手ポータルサイトから、寄付先の自治体を選ぶのが賢明でしょう。
多くの自治体で、大手ポータルサイト経由の寄付を受付しています。

もちろん、ポータルサイトが正規サイトであることの確認は必須です。

できることなら、自治体のふるさと納税ページを事前確認しておく。
自治体のページには、どのサイトに掲載しているか書かれています。

ちなみに、地方自治体公式サイトのドメインは「.lg.jp」です。
無いとは思いますが、自治体の偽サイトにも一応注意しましょう。

判断力が求められる時代へ

ふるさと納税をはじめ、ネット決済が当たり前の時代です。
ネット決済は便利な反面、騙されるリスクも潜んでいます。

偽サイトでお金を騙し取られる、他人事ではありません。
サイトが偽物なのかどうか、識別できないとアウトです。

情報が氾濫している中、正しい情報や公式情報は何なのか。
「この情報は怪しい」と感じ取れるチカラも重要でしょう。

騙す側も巧妙化していますが、それでも綻びは必ずあるもの。
詐欺に遭わないため、適切に判断する能力は必要不可欠です。

「返礼品が貰える」で思考を止めない

ふるさと納税は、好きな自治体に寄付をして返礼品が貰える。
たしかに返礼品が目立ちますが、あくまで寄付金の制度です。

どの自治体にするか、また寄付金にどんな使い道を指定するか。
ふるさと納税を丁寧にするなら、自治体のHPは見ると思います。

その自治体の地域特性や抱える課題など、いろいろ学べます。

所得税や住民税が控除される仕組みはどうなっているのか。
ふるさと納税による税控除、税金を知る契機にもなります。

最初は「返礼品が貰えるから」という単純な動機でも構わない。
ただ、そこで止まってしまうのは勿体ないことだと思うのです。

物事に興味を持ち、そこから派生することを調べていく。
こうした姿勢が、騙されないためにも有効だと考えます。

情報を右から左に受け流していると、何も成長しなくて。
自分で考える癖を付けないと、騙されやすい気がします。

ふるさと納税=返礼品という単純思考から抜け出す
偽サイトに騙されないための第一歩かもしれません。

 

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コメント

  1. くまさん より:

    うちもふるさと納税毎年行ってます。今日も岡山県・吉備中央町よりお米(20キロ)2回目が届きました。詐欺サイトがある事すら分かりませんでした。いろんな事例があるもんですね。
    記事にありますように寄付が値引きで出来る事自体ありえないですね。
    山崎元さん流に言えば「寄付者の得は、寄付先の損」になります。寄付先が値引きで募るなら、返礼品を増額すれば同じ事なので、今後は増額で攻めてくるかもしれませんね。

     お米なら1万円20キロがうちが知ってる限りの上限なので、1万円で30キロなんてのが出てきたら、疑うくらいの気持ちが必要かも(30%ルールもある事は知ってないと)。
    ふるさと納税返礼品の相場も覚えておくとよいでしょう。

    • 青井ノボル 青井ノボル より:

      コメントありがとうございます。
      大手ポータルサイトを使い続けるのが良いですね。
      お得さに釣られすぎて、本質を見失い偽サイトで騙されて・・・。
      とならないように、ふるさと納税の本質にも目を向けたいところです。

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