S&P500引き下げ直後のブロガーミーティングに参加

投資イベント

青井ノボルです。

2019/10/18開催、三菱UFJ国際投信主催のブロガーミーティングに参加しました。
運用現場見学会があった前回のブロガーミーティングから、4ヵ月ぶりの開催です。

ブロガーミーティング開催が決まった頃、まだ不穏な空気が流れていました。
SBIバンガードS&P500の新規設定に対し、信託報酬の対抗引き下げが未発表。

この異常事態は思いのほか長く続きましたが、先日沈黙を破りました。
全世界株式とあわせて、信託報酬の対抗引き下げが発表されたのです。

落ち着きを取り戻した投資界隈に、三菱UFJ国際投信が発信する内容。
どんなメッセージになるのかと期待していましたが、内容は果たして。

この記事では、三菱UFJ国際投信ブロガーミーティングの参加レポートを書いていきます。

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ブロガーミーティングの内容

まずはじめに、今回の開催概要とプログラムを簡単に紹介します。


(三菱UFJ国際投信ブロガーミーティング資料)

開催概要

日時:2019/10/18(金)19:00~20:30
場所:三菱UFJ国際投信 会議室
※ミーティング後に21:30まで無料懇親会

プログラム

1.初めの挨拶(代田常務取締役)
2.「eMAXIS Slimシリーズ」の足元の状況について
3.質疑応答
4.eMAXISにて提供予定の新ツールについて
5.公募投資信託等における外国税額控除の制度改正について

ブロガーミーティングは、一般的なセミナーとは異なります。
参加者数も限られ、双方向のコミュニケーションが特徴です。

質疑応答への対応にも時間を割きながら、一方通行ではない。
今回からは、オンライン参加という方もいらっしゃいました。

会場に集まった方が、個人投資家20数名と関係者のみなさん。
オンライン参加の人は、こっそり聞いてみたら少人数でした。

ストレスフリーな投資環境の提供、その一つがこのイベント。
本編はもちろん、懇親会で直接会話ができるのも素晴らしい。

対話の機会を用意してくれていることには、感謝したいです。

業界最低水準とともに最高水準を目指す

今回のブロガーミーティングも、代田常務の挨拶からスタートです。

いつもそうですが、ほぼ原稿を見ずに話しているのが印象的ですね。
挨拶は手短にという感じでしたが、大まかな内容は下記の通りです。

代田常務による初めの挨拶

まずは、ご心配をおかけしていた信託報酬引き下げの件から。

米国株式(S&P500)は、野心的な信託報酬を出させていただいた。
0.15%→0.088%として、業界最安値を目指すコンセプトを貫いた。

ファンドを継続できるように、コスト構造の見直しを迫られて。
運用会社が0.034%でも大丈夫なように、コスト構造を見直した。

これは社内だけで出来ることではなく、社外の協力も必要だった。

S&P500の指数は、S&Pダウジョーンズ社へのライセンスフィー。
米国のCEOが日本に来ていたので、eMAXIS Slimについて説明。

日本法人の代表にも間に入ってもらって、協力を取り付けた。
今回、ライセンスフィーを引き下げていただくことになった。

全世界株式の3ファンドの引き下げも、同時に実現した。
皆さんに末永く安心して持ってもらえるように努力した。

これからは、業界最低水準の運用コストだけではなく。
より意識したいのは、業界最高水準のパフォーマンス

運用コストを引き下げるのは、パフォーマンスが高まるから。
今後は、コスト以外も考えていかなければいけないと思う。

(さきほど言い忘れてしまったが、)
コストの引き下げという意味では、今回はS&Pに協力を得られた。
今後は指数変更しないと、コスト引き下げできないかもしれない。

(話を戻すと、)
業界最高水準のパフォーマンスを目指す、という点では隠れコストもそう。
例えばセキュリティーズ・レンディングのように、株式を活用することも。

セキュリティーズ・レンディングとは、運用機関が保有している有価証券(株式並びに債券)を証券会社等に貸付け、貸出料を受け取ること。詳しくは、資産管理サービス信託銀行の解説が分かりやすいです。

貸出料など、ファンドに還元できる部分を増やしていく。
これを今まで以上に考えていきたい。

業界最低水準の運用コスト、並びに、新しいチャレンジとして。
業界最高水準のパフォーマンスを目指していければと思っている。

一番やってはいけないことは、支持をいただいているファンドを途中で投げ出すこと。
一定程度の収益の裏付けを、体制面でもしっかり確保しながら、運用していく。

業界最低水準の運用コストと最高水準のパフォーマンスを目指したい。

補足

と、最初の挨拶はこのような内容でした。
引き下げ発表まで、大変だったようです。

そのあとの質疑応答でも話題になりましたが、販売会社との関係。
販売会社が引き下げのボトルネックではという憶測もありました。

この点については、代田常務がきっぱりと否定していました。

販売会社とは信託報酬の引き下げでしっかり手を握れている。
あくまで運用コストが構造上耐えられるレベルかということ。

懇親会の場でも聞いてみましたが、大きかったのは指数の使用料。
S&P500のライセンスフィーでの協力が、最大の要素だった模様。

そういう意味では、この信託報酬がギリギリのラインなのでしょう。
当然ながら、売れば売るほど損をする逆ザヤでは継続性が無いです。

将来的に純資産総額が増えていけば、という想定も織り交ぜて。
コスト度外視で信託報酬を決めているワケではないということ。

これからも採算度外視の引き下げはしない、と受け止めました。
事業の継続性が求められる株式会社ですから、当然のことです。

更に言えば、従来のeMAXISシリーズで儲かっているから大丈夫。
eMAXIS Slim シリーズは採算度外視で、とも感じませんでした。

もちろん運用会社の内部事情は知りませんが、印象としての話。
質疑応答や懇親会での発言のニュアンスからして、そうかなと。

以前、代田常務がSlimでは面を取りにいくと言っていました。
超低コストでも純資産総額が積み上がれば、収益は生まれる。

市場規模の拡大、そしてその中でシェアを獲得していくこと。
そんなことも見込んでコスト構造を見極めているのでしょう。

コスト構造を考えて、厳しければ信託報酬の引き下げはしない。
そんなメッセージも込められていたとすると、奥深い話でした。

信託報酬の引き下げが長引いた要因が分かり、スッキリです。

「eMAXIS Slimシリーズ」の足元の状況について

2つ目のプログラムは、eMAXIS Slim シリーズについての話題。
配布された資料に基づいて、一通り説明されたということです。

eMAXISシリーズの純資産総額が大きく積み上がってきていること。
そのうち超低コストなeMAXIS Slim シリーズが順調に伸びている。

インデックス投資界隈では半ば常識といったところでしょうか。
eMAXIS Slim シリーズのコンセプトについても触れていました。

ワタシのようなマニアになると、もはや暗唱できるレベルです。
「業界最低水準の運用コストを将来にわたってめざし続ける」

「わたって」と「めざし」の部分だけ平仮名というのが特徴。
テストに出ることのない無駄な知識ですが、押さえましょう。

さて話が逸れましたが、おそらく伝えたかったのは3点です。

  1. eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)と全世界株式3本の信託報酬引き下げ
  2. eMAXIS Slim シリーズに国内リートと先進国リートを追加
  3. 受益者還元型信託報酬率を臨時レポート等で開示することを検討中

信託報酬の引き下げについては、みなさんご存じの通りだと思います。
リートの設定についても、リリースがあったのは周知の事実でしょう。


(三菱UFJ国際投信ブロガーミーティング資料)

こうして改めて見ると、大半のファンドが年率0.1%付近の超低コスト
つみたてNISAスタート前の水準から考えると、凄いことになりました。

リートの設定も終えて、eMAXIS Slim シリーズのファンドは揃った。
質疑応答のニュアンスでは、これ以上増やすつもりは今のところない。

選択肢を増やし過ぎないことも大切なので、良い判断だと感じました。

そして意外と頑張るなと思ったのが、受益者還元型の信託報酬について。

eMAXIS Slim 先進国株式は、500億円を突破して仕組みが発動中です。

全体的な信託報酬はどの程度なのか、すぐに算出するのは厳しい。
純資産総額に連動して変化するため、分かりづらい面もあります。


(三菱UFJ国際投信ブロガーミーティング資料)

この点について、年に一度の運用報告書ではなく臨時レポートで。
信託報酬の状況を開示することを検討している、とのことでした。

ブロガーミーティングで言った以上は、おそらくやると思います。
どれだけ信託報酬が下がっているか、視覚的に示して欲しいです。

インデックスファンドに関するパフォーマンス要因のご紹介


(三菱UFJ国際投信ブロガーミーティング資料)

次第にはありませんでしたが、この情報が最も興味深かったです。
ただ残念なことに、資料で最も中核を成す部分は現時点で非公開

正確には、イボットソン提供データのため承諾手続きが必要です。
当ブログでは今後、承諾の手続きを進めますのでお待ちください。

インデックスファンドのパフォーマンスに影響を与える要因
前回のブロガーミーティングで細やかな説明がありました。

資料のうち公開できる部分で、挙げられていた要素は5点です。

  1. 対象ベンチマークの違い
  2. ファンドスキーム
  3. (投資先)ファンドの運用規模
  4. ファンドの資金動向
  5. コスト

対象ベンチマークの違いは、比較的イメージしやすいかと思います。

構成銘柄数が多ければ、指数との連動性を高めるために調整が必要です。
ファンドの運用規模とも連動しますが、銘柄多いと連動性が減少傾向に。

また新興国株式が象徴的ですが、投資規制が厳しい国も存在します。
こうした国の銘柄を組み入れている場合は、連動性の確保が困難に。

ファンドスキームは、株式などに直接投資をするファミリーファンド方式と。
ETFなどファンドに投資する形式、主にファンド・オブ・ファンズ(FoF)。

どちらの形式を採用しているファンドかによって、特性が異なります。

前者はeMAXIS Slim シリーズが該当しますが、直接投資をしています。
運用面で細かく調整が可能な反面、規模が小さいと連動性が下がります。

後者は米国株式で話題のファンド等ですが、例えばETFへの投資として。
取引コストや信託報酬が二重に発生し、ETFの特性上も乖離が出やすい。

上場しているETFの場合、市場における需要と供給で価格が決まります。
そのため、対象とする指数の値動きとの連動が難しい面があるようです。

一方で小さな運用規模でも、ETF自体が大きければ連動性は確保しやすい。
コストが二重に発生するとはいえ、ETFのコストが極端に低いこともある。

ファンドの運用規模は、いわゆるスケールメリットというやつですね。
一般的な商取引でも、規模が大きければコストが相対的に下がります。

ファンドの資金動向は、大きな資金流入出があると取引コストが発生。
売買を頻繁に行わざるを得ない状況となったら、コストは嵩みます。

コツコツと積立を続ける人が多いファンドの方が、優位でしょうか。

コストについては、当然コストが高い分だけリターンは減少します。
信託報酬のほか、実質コストやいわゆる隠れコストも存在します。

隠れコストは、前回のブロガーミーティングでも話題になりました。
更に前のブロガーミーティングでも、代田常務が言及をしています。

コストは個人投資家が唯一、コントロールできる大切なところ。
コスト面をはじめ、どのファンドを選ぶべきか考えたいですね。

と、公開できる資料に基づいた内容は以上となります。
続きは承諾を得てからになりますのでお待ちください。

質疑応答

ここからが最も白熱した質疑応答コーナーとなります。
全プログラム中、質疑応答に大きく時間を割きました。

信託報酬引き下げに時間が掛かったのは販売会社との関係?

今回、販売会社との関係で時間が掛かったということは無い
Slimでは理念で擦り合っているので、そこはネックではない。

純粋に運用会社として、この信託報酬で利益が出せるかどうか。
そこのジャッジだった。

信託報酬が年0.1%を下回って、何かが発動した訳ではない。

今後、他社が滅茶苦茶なコスト水準で新規に設定した場合。
将来利益が出ると確信が持てれば、そこは引き続き頑張る。

どう残高を積み上げるかが、どれだけ戦えるかに影響する。
引き続きのご支援をお願いしたい。

レンディングでどれくらいリターン上昇?

レンディングフィーには、やり方がいくつかある。

ポートフォリオ全体をどんと貸して薄いフィー。
個々の銘柄で厚いフィー、等々といろいろある。

マーケット状況によっても変わるが、 0.02ポイント程度はプラスになる可能性があると考えている。

分配金を今後出すのかどうか?

分配金は税法上の問題があり、(資料には)ストレートには書いていない。
長期保有を前提としたSlimでは、基準価額を上げていくことが一番大事。

基本的には分配金を抑制していきたいと考えている。

なお、“抑制”の意図を汲んで欲しいとのことです(笑)

分配金については、懇親会で中の人に詳しく教えていただきました。
隣にいたつらおさんは、相当ディープなこともご存じで凄かった。

先輩ブロガーの皆さん、本当に投資信託を愛しているんだなと感じます。

新たなファンドを追加する予定は?

リートを追加して、パーツは揃ったと思っている。
今後追加するかは、皆さんの声をお聞きしたい。

一旦はリートまでで、ほぼラインナップは揃ったという認識。

指数のライセンスフィーは?契約形態は?

ライセンスフィーは、コメントできないことになってる。
契約は会社毎なので、他社の水準を見ることもできない。

運用会社として事業継続への取り組みや方向性は?

ファンドの本数が多いが故に、運用会社にコスト負担がかかっている。
その可能性は業界内でも議論があり、ファンドの本数は減らしたい

ファンドの併合は手続き上できることになっているが、難しい要因も。
運用会社の独断ではできないし、膨大なシステム投資も新たに必要。

ただ、併合のチャンスがあれば、難易度は高いがやっていきたい。
そうしないと、本数を減らすためには償還という手段しかない。
ただこれは、お客様に迷惑がかかる可能性があると考えている。

極力本数を減らしたいとは思いながら、具体的な手立てがない。
マザーファンドを一緒にすることは、比較的容易にできるかも。
ファンドマネージャーは、マザーファンド単位で担当している。

マザーをどう減らすのかを含めて、運用会社のコスト構造をどう変えるか。
と同時に、新たな収益源は何かということも考えていかなればいけない。

旧eMAXISとSlimの併合は?

旧eMAXISとSlimの併合も一つの選択肢。

eMAXISの購入者は、つみたて・ノーロードファンドの初期のお客様達。
業界の流れを最初に作り、そして引っ張ってきた重要なお客様だと思う。

いろいろと考えたい。

FoFはトラッキングエラーが大きい?構造的な問題?

価格が需給で変わる性質を持つETFを間に挟んでいるという構造的な部分はある。
直接投資であれば運用で細かく対応できる、これも構造上はFoFよりも有利か。

ファンドマネージャーなど、会社の努力による部分もあるのではと思う。

パフォーマンスの差は、コストが余計にかかっているということ。

コストとは何か。ETFをくるむと余計に税金が発生している可能性。
連動性を高めるために、ETFを頻繁に売買してコストが多い可能性。

論理的には、そういう帰結になる。

他社の詳細は分からないが、例えば当社は3社引き合いで売買発注する。
個人で考えれば、ビックリするほど超低コストで売買することができる。

キャッシュフローにより、現物を細かく買わずに一旦先物を買ってコストを落とす。
連動性の高い銘柄だけを買うとか、コストコントロールを相当丁寧にやっている。

これは運用会社の技量の部分。
そういう部分を含めて、他社では違うやり方をしている可能性がある。

Slimにコモデティを追加する余地は?

eMAXISプラス コモデティは、ETFで運用。
Slimに入れる意味があるか、検討していない。

積極的にやろうという議論にはなっていない。

ETFに依存しなければいけない、ということ。
投資信託でコモデティは結構ハードルが高い

ETFを買ったほうが、コスト的にも良いかもしれない。

みなさん、eMAXISプラスという幻のシリーズはご存じでしょうか。
コモデティ不発のせいか、ファンド1本だけという寂しい状況です。

NYダウをSlimに追加しない事情は?

SlimシリーズにNYダウを入れないのは、SP500があるから。
2枚看板にせず、S&P500があれば良いのではと考えている。

NYダウは指数として、つみたてNISA適格指数になっていない。
そのため、5年以上運用のアクティブ要件で対象になっている。
(旧eMAXISのNYダウはつみたてNISAの対象です)

Slimと同じ資産クラスのETFは?

鋭い質問で驚いた

Slimを出した時に、個別株をやっている方が投資信託まで来ないと感じた。

日本のETF市場はほとんどTOPIXや日経225がほとんど、ACWIなどはない。
公募投資信託のインデックスとしては受け入れられているのに、ETFは無い。

ETFをやったら面白いとは考えているが、代行手数料(販売会社)が必要ない。
野心的なフィーで出せる可能性があるかもしれない。

ETFは売買手数料かかるが、MAXISの一部はノーロードでやってる。
ネット証券を分析すると、米国籍ETFを買うときにドル転で大体0.1%かかっている。
ドル転の手数料と売買手数料を含めて、割安感があれば革命が起きるのではと期待。

ETFの場合は、証券会社とうまくコラボできれば、個別株の投資家を取りに行けるかも。

一般NISAの枠も使えるし、最近IFAの方が結構出てきていて、ETFを使うケースが多い。
そこでのマーケットもあるかも、などと考えている。

投資信託とETFの投資家は、価値観も含めてちょっと違う客層だと思われる。
MAXISの信託報酬は高いが、信託報酬の見直しも含めて戦いにいけると思う。

eMAXISにて提供予定の新ツールについて


(三菱UFJ国際投信ブロガーミーティング資料)

謎の熊っぽいキャラクターが資料に登場、新サービスが紹介されました。

eMAXISシリーズが誕生してから、もう少し経ったら10年になるとのこと。
「もっとお客さまに寄り添わせていただきたい。」という想いをカタチに。

三菱UFJ国際投信、11月末からLINEサービスを始めるとのことです。


(三菱UFJ国際投信ブロガーミーティング資料)

細かいコンテンツ内容など、資料の詳細はご配慮願いますとのこと。
ワタシは敢えて細かく触れませんが、サービスの目的は2つあります。

  1. eMAXISを保有中のお客様に対する長期投資のサポート
  2. これから資産形成を始めようと考える人への投資啓蒙

懇親会で話を聞いたら、どちらかというと前者がメインのようです。

LINEという身近なコミュニケーションツールを用いることで。
HPを見ない人にも長期投資を支えるコンテンツを提供できる。

どんなコンテンツであれば響くのか、結構難しいところですね。
人によってリスク許容度が違うし、ポートフォリオも十人十色

何が人の心をサポートする役割を担えるか、正解はありません。
ただし可能性はある意味で無限大なので、今後が楽しみですね。

公募投資信託等における外国税額控除の制度改正について

これは金融庁が税制改正要望を出して実現した内容となっています。
金融庁の今井さんがいらっしゃったので、全員で拍手を送りました。

このテーマは、別途記事を作って説明したほうが良いと思っています。
ブロガーミーティングでも、残り時間が5分未満で要点のみの説明に。

ざっくりと言うと、外国資産の投資信託で配当の二重課税問題があって。
税制改正によりこの問題が解決されることになるが、その影響は如何に。

ファンドへの影響を考えたとき、配当収益とキャピタルゲインにもよります。
更に言えば、外国によって配当金に対する源泉徴収税率は微妙に異なります。

そのため一概には言えませんが、分配金を出す出さないで優劣が生まれる
どちらが絶対に有利とはいえず、場合によって有利にも不利にもなります。

この点については、最後に代田常務から補足がありました。

一部のケースでは、分配金を出したほうが有利になることが認められる。

一般論として、長期であれば無分配型のほうが有利ではないかと思われる。今後は分配金を出していく、オススメするというメッセージではない。税の二重払いを解消した、投資家にとって非常に重要なこと。

これを手掛けて、制度にまでした立役者は金融庁の今井さん。
(会場内大きな拍手!)

というわけで、良い感じの雰囲気になったところで本編が終わりました。

対話型のイベントは良いです

ブロガーミーティング終了後、いつも通り懇親会が行われました。

菟道りんたろうさんMiraiさんなど、遠方からの参加者も。
運用会社の方はもちろん、個人投資家同士の交流も良いですね。

個人的には懇親会で聞きたいことが聞けて、要望もお伝えできて。
時間は限られましたが、個人投資家同士の交流もできて満足です。

一方的に話を聞くセミナーではなく、双方向のコミュニケーションを。
対話を大切にするから、質疑応答にあれだけ時間を割いたのでしょう。

だからこそ、貴重な機会を作ってくれた三菱UFJ国際投信には感謝を。
個人投資家の方を向いてくれているその姿勢、今回も強く感じました。

懇親会で伺ったところによると、中の人はTwitterを見ているそうです。
乾杯の発声が「かんぱeMAXIS!」だったことからもおそらく事実でしょう。

(※次回は「かんぱeMAXIS Slim!」としていただけるように要望しました)

今後も三菱UFJ国際投信に媚びることなく、また突き放すことも無く。
程よい距離感を保ちながら、良い関係が続いていけば嬉しいことです。

今回も充実のブロガーミーティングをありがとうございました。
また次回、面白いプログラムで開催されることを願っています。

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青井ノボル
青井ノボル

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コメント

  1. 匿名 より:

    貸株って、相手方の信用リスクはどう考えてるんですかね。たった0.02%のリターンのために、どことも分からない貸株先の信用リスクは取りたくないし、そんなことでリターン向上を目指すというのは、一種のアクティブ運用ではないでしょうか。

    • 青井ノボル 青井ノボル より:

      コメントありがとうございます。

      その話題、以前Twitterでも話題になったことがあります。
      懇親会でお聞きするつもりが、すっかり忘れていました。

      リスクというのは、貸出先となる証券会社の信用リスクかと思います。
      おそらく問題ないレベルだと思われますが、今度詳しく聞いてみます。

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