iDeCoの年1回拠出でも掛金払込証明書が10月発行に変更

節約・節税

青井ノボルです。

先日、iDeCoの年単位拠出について書いたブログ記事。
これに対し、問い合わせ経由でコメントをいただきました。

コメントによると、年1回拠出でも年末調整に間に合うようになったとのこと。
小規模企業共済等掛金払込証明書が10月下旬に発行されるということです。

年末調整が必要な人でも、年1回拠出が選べるのは嬉しい変更ですね。

この記事では、iDeCoの掛金払込証明書の発行時期変更について書いていきます。

Sponsored Link

読者の方からいただいたコメント

ブログ記事の更新をTwitterで呟くと、反応をいただくことがあります。
想いを込めて書いているブログ記事なので、反応は素直に嬉しいです。

ブログへコメントをいただくのも、本当に有難いと感じています。
厳しいご指摘もありますが、コメントをいただくのは嬉しいこと。

さて、今回は下記の記事を読んだ方からコメントをいただきました。

iDeCoの年単位拠出が毎月拠出よりも本当に有利なのか考える
老後に向けた資産形成として、注目を集めているiDeCo(個人型確定拠出年金)。2018年より、「毎月」の掛金拠出ではなく「年単位拠出」も選択可能となりました。この記事では、iDeCoの「半年に1回」といった年単位拠出が本当に有利なのかを考えます。

節約たろう様、問い合わせ経由でのコメントありがとうござます。
いただいたコメントの原文(一部リンク設定)は、下記の通り。

こんにちは。私は会社員で、イオンのイデコをしており、毎月の年金連合会運用手数料103円の節約のために、先ほど(2018/10/13)年払いの手続きをしました。
イオンのイデコのコールセンター(土日祝日も問合可です)の話で、昨日(2018/10/12)に年金連合会から通知があり、年1回払い=12月に1回でも、掛金の払込証明書(小規模企業共済等掛金払込証明書)が、その年の10月下旬に届くように、制度が変わったと言われました。
(制度の変更前は、年2回以上で1回目は9月までに拠出しないと、払込証明書が10月に届かずに、翌年1月か2月に届くので、自分で確定申告が必要。)
なので、12月に1回でも会社の年末調整に払込証明書が間に合うようになりましたので、取り急ぎお知らせします。
ちなみに、私は、今、毎月5,000円の最低額の運用なので、来年からは、12月に60,000円のまとめ払いです。

なお、本件の通知文は、確定拠出年金インフォメーションのお知らせ「平成30年分iDeCo「小規模企業共済等掛金払込証明書」の発送スケジュール等の変更について」に記載あります。

情報ソースまで丁寧に教えていただき、ありがとうござます。

年末調整には年2回拠出が最適だった

一般的なサラリーマンにとって、掛金払込証明書は年末調整に必要な書類です。

年末調整に間に合わせるため、年2回拠出を選択している人も多いと思います。
先日ワタシが書いた記事でも、年末調整には年2回拠出が最適と書きました。

2017年までは、1~9月に1度でも納付しないと10月下旬に掛金払込証明書が発行されないルール。
当時は毎月拠出しか選択肢が無かったため、大きな影響はありませんでした。

ところが、2018年から年単位拠出で年数回だけの拠出も認められるように。
掛金拠出に係る月額103円の手数料を節約することが可能となりました。

年1回拠出の場合は、前納が不可能なので必然的に12月の一括納付です。
1~9月に納付無しとなり、掛金払込証明書が年末調整に間に合いません。

こうした事情から、年末調整には年2回拠出で9月以前にも納付するのが良い。
iDeCo年単位拠出におけるセオリーとして、そう考えられていたのでした。

2018年分から発行スケジュール変更

9月までに1度でも納付していないと年末調整の書類が受取れない。
この事実は、iDeCoに詳しい人しか知らなかったかもしれません。

年単位拠出で年末調整をする人たちが、混乱する可能性もあります。
また、年単位拠出を前提としたスケジュールでは無かったのも事実。

経緯は不明ですが、結果的に年1回拠出でも掛金払込証明書は10月発行に。
国民年金基金連合会としても、土壇場で止む無く変更を決めたのでしょう。

詳細については、確定拠出年金サービスのお知らせ資料を確認してみます。

iDeCo(個人型確定拠出年金)では、毎年納付した掛金合計額が「小規模企業共済等掛金控除」として、その年の課税所得から控除されます。
掛金の納付方法が「個人払込」の場合、国民年金基金連合会から「小規模企業共済等掛金払込証明書」が発行対象者あてに昨年度までは10月下旬と1月下旬に送付されておりましたが、国民年金基金連合会から、今年度の発行スケジュール等を変更する旨、連絡がありましたので、取り急ぎお知らせいたします。

■昨年からの主な変更点

  1. 10月の一括発行に加え、11月・12月・1月にも追加で発行されます (従来は1月のみ) 。
  2. 掛金の月別指定(例えば年1回12月のみ拠出を指定)のお客さまについても、10月の一括発行時に払込予定金額が証明されます。
  3. 一括発行後に、掛金額変更等により、払込金額と払込予定金額の合計額に変更が発生した場合は、自動的に追加発行の対象となる事となりましたので、再発行申請書の提出は不要となります。

(引用元:平成30年分iDeCo「小規模企業共済等掛金払込証明書」の発送スケジュール等の変更について|確定拠出年金サービス株式会社)

「年1回拠出でも10月に払込予定金額が証明される」と明記されています。

掛金払込証明書の発行時期まとめ

iDeCoの掛金拠出方法には、毎月拠出と年単位拠出の2種類があります。
また加入した時期により、掛金払込証明書の発行時期が異なってきます。

2017年までの掛金払込証明書発行時期は下記のとおりです。


(引用元:平成30年分iDeCo「小規模企業共済等掛金払込証明書」の発送スケジュール等の変更について|確定拠出年金サービス株式会社)

10月と1月という2つの時期が原則であり、初回払込時期で運命が分かれます。

2018年からは、毎月拠出(毎月定額)に年単位拠出(月別指定)が追加。
追加発行も3つの時期に分散され、より複雑なスケジュールです。


(引用元:平成30年分iDeCo「小規模企業共済等掛金払込証明書」の発送スケジュール等の変更について|確定拠出年金サービス株式会社)

ここでは、10月の一括発行のみを抜粋しています。
年単位拠出が加わり、少しだけ複雑になっています。

そのほか、3回の追加発行・再発行もあります。
加入申込時期により、追加発行の対象となる可能性も。

追加発行・再発行の詳細は、下図の通りです。


(引用元:平成30年分iDeCo「小規模企業共済等掛金払込証明書」の発送スケジュール等の変更について|確定拠出年金サービス株式会社)

ちなみに、楽天証券にも同様のお知らせが載っています。
スマホの人は、こちらの方が見やすいかもしれません。

小規模企業共済等掛金払込証明書の発送について :楽天証券
2018年度の所得控除証明に必要な、「小規模企業共済等掛金払込証明書」(以下、払込証明書)は国民年金基金連合会より2018年10月23日より発送予定です。

内容はほぼ一緒ですが、引用元の資料の方が詳しいです。

掛金拠出手数料を節約するなら年1回拠出か

年末調整までに掛金払込証明書を間に合わせるため、年2回拠出とする考え方。
掛金拠出手数料節約のセオリーでしたが、土壇場でルールが変更となりました。

制度の改悪というよりは、より使いやすくなり選択肢が広がる変更です。
この時期にまさかのルール変更でしたが、良い方向ではあると思います。

掛金拠出の月次手数料を節約する目的であれば、今後は年1回拠出でしょうか。

ただし掛金の金額や運用商品、現在の年齢等により判断は変わるでしょう。
iDeCoは奥が深い制度なので、自分にとって最良の選択をしたいですね。

また前回記事でも書いた通り、年1回拠出は場合により機会損失となり得ます。
機会損失の考え方は別記事で必ず書きますので、密かにご期待ください。

 

関連記事紹介

個人投資家が活用すべき非課税制度であるつみたてNISAとiDeCo。
どちらも活用したい制度ですが、あえて優先順位を考えてみました。

30代サラリーマンが考えるつみたてNISAとiDeCoの優先順位
少額投資非課税制度のつみたてNISAと個人型確定拠出年金のiDeCo。どちらも、庶民にとってありがたい少額投資の非課税制度です。この記事では、30代サラリーマンのワタシが考えるつみたてNISAとiDeCoの優先順位について書いていきます。

iDeCo口座開設に至るまで、想像以上に待たされた記憶があります。
開設までの流れと開設までに待たされた日数についてまとめました。

iDeCo口座開設までの流れと所要日数
先日、ようやくiDeCoの口座開設手続きが完了しました。iDeCoの口座開設には時間が掛かると聞いていましたが、実際に待つと結構長いです。ワタシの体験談をもとに、iDeCo口座開設までの流れと掛かった日数について書いてみます。

 

青井ノボル
青井ノボル

1日1回の応援が励みになります

にほんブログ村 株ブログ インデックス投資へ

●twitterもやってます●

コメント