海外ETFではなく投資信託(eMAXIS Slim)を選ぶ理由

投資信託・ETF

青井ノボルです。

インデックス投資を実行する方法は、世の中に複数あります。
個人投資家であれば、インデックスファンドが一般的です。

具体的には、インデックス型投資信託と上場投資信託(ETF)。
買い方などに違いはありますが、運用の目的は全く一緒です。

指数の動きに連動した運用成果を目指すファンドになります。
広く分散した投資が実現できるツールには変わりありません。

ただ、その使い勝手や特徴に相違点があるのも事実です。

この記事では、ワタシが海外ETFではなく投資信託を選んでいる理由について書いていきます。

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上場投資信託(ETF)とは何か

ETFはExchange Traded Fundsの略称で、上場投資信託と呼ばれます。
日経平均株価やS&P500などの指数に連動する運用成果を目指します。

株式指数だけではなく、債券やコモディティなどの指数も存在。
投資対象地域も日本国内に限らず、全世界中に広がっています。

詳しい内容は、日興アセットマネジメントのHPが分かりやすいです。

取っ付きにくい印象がありますが、抑えるべきは売買の方法でしょうか。

個別株を取引するように、証券会社経由で金融商品取引所で売買する。
取引時間内に、相場変動をみながら売買できるのが特徴だと思います。

海外ETFはもちろん、国内ETFもマーケットメイク制度で流動性が向上。
1日1回しか取引ができない投資信託とは、ここが大きく異なります。

ETFと投資信託のコスト差

ETFと投資信託の違いは、複数あります。
前述の通り、売買方法は大きな違いです。

そのほか、信託報酬に違いがあると言われます。
ETFが安く、投資信託の方が高いとされています。

特に10年くらい前は、この傾向が顕著だったようです。

相互リンクをいただいている水瀬ケンイチさんのブログにて。
2009年インデックス投資ナイトの座談会記事を読みました。

当時、海外ETFへの期待が大きかったように感じました。

2009年6月にはVTが日本に上陸、話題となったようです。
水瀬ケンイチさんのブログに、当時の記事がありました。

海外ETFが日本でも買えるようになり、当時の経費率は年0.3%。
ファンドのコストは、海外ETFが相対的に低かったようです。

投資信託の超低コスト化が進んだ

海外ETFの経費率は相対的に低く、また低コスト化も進みました。
そのため、長らく海外ETFのほうがコスト優位な時代が続きます。

ところが、2018年のつみたてNISA開始により時代が変わります。
当時先進国株式ファンドで、信託報酬年0.2%前後が相場でした。

2017年末、eMAXIS Slim 先進国株式が信託報酬引き下げを発表。
年0.189%→年0.1095%という異次元の引き下げを実行したのです。

これは、2018年スタートのつみたてNISAによる影響が大きいです。
インデックス型投資信託の超低コスト化が、ついに実現しました。

eMAXIS Slim シリーズを筆頭に、超低コスト化が進んだ結果。
海外ETFとのコスト差は、ほぼ無視できる水準になったのです。

個人投資家に適しているのはどちらか

ワタシのポートフォリオは、eMAXIS Slim シリーズで構成。
海外ETFではなく、3本ともつみたてNISA適格の投資信託です。

ETFは、上場している投資信託なので流動性の高さが売り。
取引時間内であれば、自由に売買できる手軽さもあります。

とはいえ、人気の無いETFは売買スプレッドが大きいのが気になります。
国内でもマーケットメイク制度が始まり、だいぶ改善されたようですが。

長期投資を前提とすると、流動性の高さはメリットに感じません。

頻繁に売買する必要がありませんし、できない方が良いくらい。
バイ&ホールドでは、「気軽に売れない」もプラス要素です。

米国籍ETFのVTであれば、売買スプレッドは誤差の範囲でしょう。
経費率も低いですが、為替スプレッドや売買手数料は掛かります。

また全世界株式に投資するVTは、三重課税が指摘されています。
外国税額控除も、全額が戻ってくるとは限らないようです。

以前は経費率の高さから海外ETFが最強だったと思います。
いまは投資信託の超低コスト化が進み、十分対抗できます。

信託報酬(≒経費率)以外のコストも総合的に考えたとき。
投資信託よりETFが低コストとは言い切れないと思います。

また、積立投資前提なら投資信託の方が少額でもOKで便利です。
つみたてNISAの対象商品も、投資信託のほうが豊富に揃います。

もちろん海外ETFもアリですし、好みの問題だと思います。
ワタシは投資信託派であり、実際にeMAXIS Slimを積立中。

ケースバイケースですが、投資初心者の個人投資家であるなら。
投資信託をメインに据えるほうが得策である、と考えています。

あとがき

実はこの記事は、あるキッカケがあって書きました。
それは、shunponさんからのこのツイートです。

shunponさんは、投資ブログ「共働きサラリーマンの家計簿」を書かれています。
個人的には、楽天経済圏を猛プッシュするアフィリエイト記事がお気に入りです。

ワタシのような、SEO対策の欠片もない記事とは全然違います。
特にブロガーの人には、参考となる記事も多いかと思います。

というわけで、アドバイス通りのタイトルで書いてみたンゴ!

 

青井ノボル
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コメント

  1. くまさん より:

    海外ETFの買い方が分からないので、日経225ETFを保有している立場から述べると・・・。
    ①全世界型インデックスのように分散投資が難しい。
    ②少額購入が難しい(日経225ETFの場合1口2万円必要)。

    に集約されるかと思います。
    うちみたいに日本個別株の保有比率が高い人は、米国株ETFの割合を高めてポートフォリオの
    調整をするのもありかなと、今更気が付きました(笑)
    でもインデックスファンドに慣れてしまったんで、ETFには戻れないですね。

    • 青井ノボル 青井ノボル より:

      コメントありがとうございます。
      日本個別株が多い場合は、1554あたりが良さそうですね。
      ワタシは個別株も経験僅かなので、積立しやすい投資信託が良いなと感じてしまいます。
      くまさんのように、個別株経験がある方でも投信が良いというのはちょっと意外でした。
      少額投資が難しいというのは、まさにその通りですね。
      100円から買える投資信託の存在、本当に画期的なことだと感じます。

      • くまさん より:

        うちが投資始めた頃(2001年くらい)の時は、投信よりも個別株に目が向いてたし、投信の話題性も盛り上がりに欠けてたように思います。当時は毎月分配型投信が全盛期だったような・・・。
        個別株は倒産リスクや業績悪化など当たり外れがまともに響くのでくじ引きみたいな面がありますが、インデックスは倒産リスクはないですね(正確にはないに等しいかな)。
        今、スタートラインに立つならインデックスをメインにして優待株を少数にします。そのほうがポートフォリオ構成がしやすいからです。でも、現時点では個別株を売ってまで(税金を支払ってまで)ポートフォリオを再構成する気にはならないんで、外国株インデックスを
        増やしてリバランスする方向に舵を切ってるところです。

        • 青井ノボル 青井ノボル より:

          コメント返信ありがとうございます。
          今からとなると、投信積立でほったらかし投資がベターな気がします。
          SBI証券だと自動積立ETFもあるけど、ハードルがやや高めですし。
          個別株は、資産形成の外でやる趣味的なイメージです。
          人によって感覚は違うと思いますが(^_^;)

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