投信ブロガーが選ぶ!Fund of the Year 2018に投票しました

投資イベント

青井ノボルです。

2018年1月にインデックス投資と出会い、2月からブログを書き始め。
インデックス投資を中心としたブログを書き続けて、10ヵ月目です。

ブログを始めた頃、FOY懇親会の参加レポートを読む機会があって。
いつか懇親会に参加したい、自分も投票したいと思っていました。

遂に今回、「投信ブロガーが選ぶ!Fund of the Year 2018」に初参加です。
投信ブロガーと認定いただけるかは分かりませんが、5票を投じてきました。

この記事では、「投信ブロガーが選ぶ!Fund of the Year 2018」に投票した話を書いていきます。

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FOY2018は運用会社も注目のイベント

投信ブロガーが選ぶ!Fund of the Year、略してFOY。
2007年から有志の皆さんが続けている投信イベントです。

投信ブロガーが選ぶ! Fund of the Year 2018

10年以上前から続いている、歴史あるイベントのひとつ。
投信ブロガーであれば、誰でも参加することができます。

その影響力は年々増しており、運用会社も一目置くイベントです。

昨年のFOY2017では、楽天VTが初登場で第1位を獲得しました。
楽天投信投資顧問のHPにも、受賞歴として掲載されています。

また、FOY2017第2位で上位入賞の常連であるニッセイ外国株式。
<購入・換金手数料なし>シリーズのHPに大きく載っています。


(引用元:購入・換金手数料なしシリーズ|ニッセイAM

FOYは、大前提として投信ブロガーが投票して選ぶイベントです。
そして昨今、投信ブロガーによる情報発信が注目されています。

運用会社としても、FOYの結果に注目せざるを得ないようです。

FOY2018のイベント概要

第12回目となる「投信ブロガーが選ぶ!Fund of the Year 2018」。

今回の投票期間は、2018年11月1日~30日の1ヵ月間となっています。
参加資格は、2018年9月30日までにブログ開設済みの投信ブロガー。

1人あたり5ポイントが持ち点、投票先は振り分けできるルールです。
1つのファンドに集中しても良いし、複数への振り分けもできます。

投信ブロガーか否かの判定は、運営委員の方が行うとのこと。

ワタシのブログは、投資信託によるインデックス投資がメイン。
きっと大丈夫だと思いますが、その判断は運営委員に委ねます。

対象となる投資信託は、2018年10月31日までの設定に限ります。
海外籍ETFも対象ですが、国内証券会社で買えるものに限定です。

ルールがシンプルかつ明確であることも、FOYの良さですね。

イベントの趣旨を読み解く

投票にあたり、FOY2018の趣旨を再度確認しておきます。
FOY2018の公式HPには、下記の通り記載されています。

投資信託について一般投資家の目線でつねに考え、情報を集め、ブログを書いている投信ブロガーたち。投資信託の事情通である彼らが支持する投資信託はどれか?
証券会社の宣伝やうたい文句にまどわされず、自分たちにとって本当によいと思える投資信託を投信ブロガーたちが投票で選び、それを広めることで「自分たちの手でよりよい投資環境を作っていこう!」というイベントです。
(引用元:投信ブロガーが選ぶ!Fund of the Year 2018

投資信託の事情通ではありませんが、普通の個人投資家目線で記事を書いています。
それはワタシ自身が投資素人の個人投資家であり、等身大で発信しているからです。

もちろん、有名なベテラン投信ブロガーの皆さんは知識量が桁違いだと思います。
読書量が多い傾向にあり、蓄積された投信関連知識は一般人の比ではありません。

それでも、投票している投信ブロガーの多くはごく普通の個人投資家です。
個人投資家というよりは、普通の生き方をしているごくごく普通の生活者。

高尚な知識を有する投信ブロガーが選ぶ、というより庶民感覚でファンドを選ぶ。
ファンドを売る側の理屈では無く、個人投資家が買う側の理屈ファンドを選ぶ。

普通の生活者である自分にとって、心から良いと思えるファンドは何なのか。
数あるファンドの中から、自分らしい視点でファンドを選ぶことに意味がある。

FOY2018の趣旨を自分なりに解釈すると、自分の価値観に従って選べば良い
そう考えて、2018年のFOYに相応しいファンドを自分なりに考えてみました。

eMAXIS Slim 先進国株式に全5票を投じます

ワタシの投票先は、eMAXIS Slim 先進国株式に決めました。
迷うことなく、手持ちの5票すべてを投じることとします。

選んだ理由とファンドに対するコメントは下記の通りです。

2018/1/30に異次元とも言える信託報酬の大幅引き下げを断行し、超低コスト時代を切り拓いた功績は大きいと考えています。
また、マザーファンドの規模、厳選された販売会社、系列の受託会社、超低コストを追求する環境が揃っていますし、これまで目立った乖離も生じておらず、安心して投資ができるファンドだと思います。
「業界最低水準の運用コストを将来にわたってめざし続ける」を体現するeMAXIS Slimシリーズを牽引する代表的なファンドとして、これから更に純資産総額を積み上げていくことを期待しています。

2018年のFOYに相応しいと考えるのは、間違いなくこのファンドです。
投資信託と向き合ってきた結果として、自信を持って断言できます。

eMAXIS Slim 先進国株式を選んだ理由

大前提として、投資素人であるワタシには長期分散積立投資が理想的。
世界分散できる低コストなインデックスファンドが最善の選択肢です。

個人投資家にとってインデックスファンドのコストは超重要です
つみたてNISAフェスティバル2018の日経新聞社・田村氏作成資料が、ファンド運用コストの重要性を示唆する内容で興味深いものでした。この記事では、資料を参考にしながら、インデックスファンドにおけるコストの重要性を考えていきます。

先進国株式は、時価総額比率で全世界の約8割を占める重要な地域です。

主な投資対象の先進国株式ファンドで、超低コストなファンドはどこか。
そう考えたとき、eMAXIS Slim 先進国株式が最適であると考えました。

2018/1/30、信託報酬を年0.189%→0.1095%と一気に引き下げました。
異次元の信託報酬大幅引き下げは、個人投資家に大きな衝撃を与えます。

eMAXIS Slim シリーズは、「業界最低水準の運用コストを将来にわたってめざし続ける」がコンセプト。
この方針は口先だけではなく、実行力を伴うコンセプトだと証明した出来事でもあります。

他社の信託報酬引き下げに対抗する戦略について、否定的な見方をする人もいます。
また、従来からのeMAXISシリーズから切り離したことに対する批判もあるようです。

それでも、超低コストを実現するための破壊的イノベーションを仕掛けたこと。
eMAXISシリーズで積み上げてきた成功体験を捨てて、イチから出直したこと。

国内大手運用会社が、自ら思い切った施策に出たことに価値があると思います。

放っておいても、勝手に業界最低水準の運用コストに合わせてくれる。
インデックス投資において低コストが重要であるなか、嬉しい話です。

マザーファンドの規模や販売会社の絞り込みなど、超低コストを実現する環境も整えています。
ライバルの<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式よりも、相対的に優れていると考えます。

ニッセイ<購入・換金手数料なし>よりeMAXIS Slimを選ぶ理由
ニッセイの信託報酬引き下げ発表に対抗して、数日後にはeMAXIS Slim シリーズも引き下げを発表。熾烈な戦いとなっています。この記事では、ワタシがニッセイ<購入・換金手数料なし>シリーズよりeMAXIS Slim シリーズを選ぶ理由を書いていきます。

まとめると、選んだ理由は下記の通り。

  • 先進国株式は世界分散投資の主役
  • 異次元の信託報酬引き下げを実施
  • 業界最低水準の運用コストを維持
  • 超低コストを実現する環境も整備

投資素人のワタシなりに、2018年の最も良いファンドを選んだ結果です。
胸を張って、「eMAXIS Slim 先進国株式」に5票すべてを投じます。

FOY2018の結果はいかに

2018/11/30までは、FOY2018の投票期間となっています。
投信ブロガーの皆さんはぜひ、清き5票を投じましょう。

FOYはある意味で投信ブロガーの祭典とも言えるでしょう。
順位は大事ですが、思いの丈をぶつける機会でもあります。

お祭りは眺めるよりも、参加したほうが楽しいものです。
またブロガーでなくてもOKなアンケート企画もあります。

投信ブロガーが選ぶ! Fund of the Year 2018

2019/1/13には、イベント「投信ブロガーが選ぶ! Fund of the Year 2018」が開催です。
どのファンドが上位に食い込むのか、そしてeMAXIS Slim 先進国株式の順位はいかに。

そして同日、FOY2018懇親会も併せて開催される予定です。

投信ブロガーが選ぶ! Fund of the Year 懇親会
Itstarts

場所は品川駅周辺、チケット販売は12月上旬予定とのこと。
個人投資家が多数参加する懇親の場なので、楽しみですね。

結果は分かりませんが、FOY2018が盛り上がりますように!

 

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青井ノボル
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