投信ブロガーが選ぶ!Fund of the Year 2018運用会社受賞コメント紹介

投資イベント

青井ノボルです。

投信ブロガーが選ぶ!Fund of the Year 2018。
2019/1/13の表彰式で、順位が発表となりました。

大井町駅から直結のきゅありん小ホールで開催。
会場には、100名前後が集まっていたと思います。

FOYは初参加でしたが、見応えのあるイベントですね。
個人投資家の率直な想いに触れることができました。

また、上位入賞ファンドの運用会社登壇者のコメント。
それぞれに個性があり、良い機会だったと感じました。

この記事では、投信ブロガーが選ぶ!Fund of the Year 2018で上位を受賞した運用会社のコメントについて書いていきます。

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投信ブロガーが選ぶ!Foun of the Year 2018の順位

まずは、FOY2018の順位をおさらいします。

第20位までを一覧にすると、下記の通りです。

1位 eMAXIS Slim 先進国株式
2位 <購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式
3位 eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)
4位 楽天VTI
5位 eMAXIS Slim バランス(8資産均等型)
6位 セゾン・バンガード・グローバルバランス
7位 VT
8位 eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)
9位 楽天VT
10位 eMAXIS Slim 全世界株式(除く日本)
11位 ひふみ投信
12位 野村つみたて外国株投信
13位 eMAXIS Slim 新興国株式
14位 VTI
15位 結い2101
16位 VYM
17位 iFree S&P500
18位 eMAXIS Slim 全世界株式(3地域均等型)
19位 農林中金<パートナーズ>米国株式長期厳選
20位 コモンズ30
20位 SBI雪だるま(全世界株式)

表彰式の当日に、会場から速報記事をお届けしています。
受賞したファンドの概要など、こちらをご確認ください。

このうち、第5位から第1位までは運用会社の方が登壇して。
受賞について、それぞれ運用会社の方がコメントしました。

それぞれのコメントを、メモの範囲内でお伝えします。

第5位:eMAXIS Slim バランス(8資産均等型)(三菱UFJ国際投信)

まずは、eMAXIS Slim シリーズからバランスファンドが第5位に。
三菱UFJ国際投信の若手社員が壇上に上がり、コメントしました。

コメント内容をざっとまとめると、下記の通り。

  • eMAXIS Slimシリーズのファンド設定には、若手も数多く携わっている。
  • 若手はトレンドに敏感であり、商品開発から関わることには意義がある。
  • 2018年は、米国株式への人気が高まるなど新しい領域が広まった年。
  • 今から1年前、米国株式の領域でシェア拡大できていないのが課題だった。
  • 投信ブロガーなどから、低コストな米国株式ファンドへの要望があった。
  • 2018年3月に検討開始し、7月に新規設定。純資産総額100億円も目前に。
  • 若手がトレンドに敏感であることから、ニーズを拾えた好事例。
  • 若手は自分自身が資産形成層であることも、関わっている意義のひとつ。

こうして見ると、バランス(8資産均等型)と全然関係無いですね。
とはいえ、こうした機会だからこそ聞けて良かったと感じました。

eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)の設定は意外でした。
S&P500マザーファンドの存在を知らなかったからです。

ファンド誕生秘話、みたいなのは結構面白いかもしれません。

第4位:楽天VTI(楽天投信投資顧問)

続いて、米国株式クラスで最上位となった楽天VTIが第4位に。
コメント内容をざっくりまとめると、下記の通りです。

  • 楽天バンガードファンド、年間で500億円の資金流入をいただいた。大変なご支持をいただいている。
  • このところの資金流入を見ても、インデックスファンドへの支持が広がっている。
  • 指摘のあった実質コストの問題についても、改善していきたい。
  • 専用ウェブサイトで意見収集を行っていく予定。情報開示も。

典型的な受賞の挨拶で、最後まで終わりそうな雰囲気でした。

ただ、最後の方は個人投資家が気になることにも触れていて。
実質コスト低減への取り組みは、今後に期待したいですね。

また、専用ウェブサイトを構えるという話もありました。
単なる情報発信ではなく、相互理解が深まると理想ですね。

第3位:eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)(三菱UFJ国際投信)

第5位に続いて、ここでも三菱UFJ国際投信がランクイン。
2人目となる登壇者は、営業担当の女性社員です。

コメント内容をざっくりまとめると、下記の通り。

  • ネット証券などへの営業を担当しており、苦労が報われて感慨深い。
  • eMAXIS Slimシリーズ全体で11本、880億円まで育ててもらった。
  • 商品販売は非対面だが、口コミツイートなどが商品販売に直結すると思う。
  • 投信ブロガーによる投票で賞をいただけることが、営業担当として励みになる。
  • 来年はeMAXIS Slimが過半数を獲れるよう、ご支持いただけるようにしたい。
  • eMAXIS Slimはもう殿堂入りだなと思っていただく、これが究極の目標。

ファンド運用会社の立場だと、受益者の声に触れる機会は限定的でしょう。
Fund of the Yearは、個人投資家の声を直接届ける意味も大きいですね。

FOY2018受賞を武器に、信託報酬引き下げ交渉を引き続き頑張って下さい。

第2位:<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式(ニッセイアセットマネジメント)

大本命と思われていたニッセイ外国株式は、昨年に引き続き第2位。
ニッセイAMといえば、もちろん上原常務による受賞コメントです。

コメント内容をざっくりまとめると、下記の通り。

  • これまでコンセプトは一貫している。「残高が増えるに従ってコストは下げる」。
  • 販売会社・受託会社にも協力を得ながら、コストを下げていく。
  • いままでは秋口の引き下げだったが、2018年は夏場に信託報酬引き下げを行った。
  • FOY投票時期を狙って引き下げているのでは、との噂もあるとかないとか。特に関係ない。
  • 監査法人の報酬引き下げの報酬を取り付けた。シリーズ全て、監査報酬を引き下げた。
  • 細かいコストについて、目論見書に開示している会社もあれば、開示していない会社もある。
  • 組み入れ銘柄の売買には売買執行コストが掛かる。ベンチマークの使用料もある。
  • 我々が一石を投じているのが、様々なコストに対して引き下げを断行していくこと。ぜひ信じて、ついてきて欲しい。

ニッセイAMのコンセプトは、確かに一貫していますよね。
言うだけではなく、実行力を伴っているのが素晴らしい。

監査報酬の引き下げの件は、先日リリースされていました。
こうした細かいコスト削減の積み重ねが、確かに大事です。

コスト削減を徹底的に行っていく姿勢を鮮明にしたニッセイAM。
これからどんな手を打ってくるか、とても楽しみなところです。

第1位:eMAXIS Slim 先進国株式(三菱UFJ国際投信)

栄光の第1位に輝いたのは、なんとeMAXIS Slim 先進国株式です。
eMAXIS Slim シリーズ、2018年は圧倒的な強さを見せましたね。

三菱UFJ国際投信からは、お馴染みの代田常務が壇上に登場です。

コメント内容をざっくりまとめると、下記の通り。

  • ノーロードインデックスに関わりをもったのは、2009年のeMAXIS立ち上げ。
  • これまでFOYで第1位を取ったことが無かったので、感慨深い。
  • つみたてNISA開始の年に受賞できたことは、光栄であり重大な責任を感じる。
  • 2018年、ノーロードインデックスには大きく資金が流入した。これは大きな変化。
  • いまは相場変動で心が揺らいでいる時期でもある。投資家に寄り添って、続けて貰えるように色んな活動を継続していきたい。
  • 今日お話ししたいとこは3つ。
  • 1.バンガードを目指していく。そして超えていきたい。
  • 2.一番早くからブロガーミーティングを始めているが、今後も継続していきたい。いろんな課題を頂戴している。コストの話も。ブロガーミーティングを運用会社へのチェックの場とし、信頼される存在になりたい。
  • 3.2019年の抱負。受益者還元型報酬を導入している。500億円を超えると、超過部分で信託報酬を引き下げる仕組み。幾つかのファンドがハードルを越えてきそう。ようやく陽の目を見る。
  • 第1位という結果に奢らず、信頼は簡単に崩れるものなので、今後も頑張っていきたい。

「日本のバンガードを目指す!」という言葉は、以前からありました。
超低コストなファンドを揃えて、個人投資家の資産形成を後押しする。

コスト的な要素が大きいと思っていましたが、それだけではなくて。
資産形成に繋がるように、投資教育を行っていくことも大事です。

更に言えば、運用会社と個人投資家の相互理解も不可欠ですよね。
付かず離れず、緊張感のある適度な関係性が理想的なのでしょう。

ブロガーミーティングの場は、良い機会なのかもしれません。
とはいえ、これもコストとなる施策であることは事実です。

高頻度で開催し続けるのは、現実的に難しいと思われます。
また、全国行脚といった方法も非現実的だと推測されます。

東京で開催されるブロガーミーティングに、極力参加して。
ブログを通じて、ワタシなりに発信をしたい考えています。

2019年、運用現場見学ツアーは実現されるのでしょうか。
相互理解を深めるためにも、ぜひ開催をご検討ください。

 

青井ノボル
青井ノボル

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