インデックス投資による資産形成の出口戦略を考える

投資方針

青井ノボルです。

インデックス投資による資産形成は、いずれ資産を取り崩すため。
ざっくり言えば、老後にお金を使うために資産形成をしています。

資産の取り崩しについて、出口戦略という言葉がよく使われます。
資産形成に正解が無いように、出口戦略も非常に難しい問題です。

資産取崩期となったとき、果たして幾ら必要となるのでしょうか。

30歳代前半のワタシが、30年後を正確に予測するのは不可能です。
とはいえ、何も考えずに資産取崩期に突入するのも違う気がします。

この記事では、インデックス投資による資産形成の出口戦略について考察します。

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インデックス投資による資産形成の意味

そもそも、ワタシは何のために資産形成をしているのでしょうか。
ブログ初期の時代に、考えたことをまとめた記事を書いています。

ブログを書き始めて1ヵ月くらいのときに書いた記事です。
自分で言うのも変ですが、想いがよくまとまっています。

人生の選択肢を増やすため、何よりも人生を楽しむため。
収入が無くなったあとも、彩りのある生活を送るために。

資産形成をできる範囲で続けていこうと考えています。

一括で換金することはしない

インデックス投資家の多くは、長期分散積立投資をしています。

資産形成期は、収入の一部を積立投資にまわし続けています。
投資した分は持ち続ける、いわゆるバイ&ホールド戦略です。

ですから、どこかのタイミングでリスク資産を全売却する。
一括で換金しようと考える人は、ほぼ居ないと思います。

ワタシは、リスク資産を持ち続けて長期投資としたいです。

時間軸を長く持てば、期待リターンはプラスに収束するだろう。
個人投資家の資産形成においては、これが王道だと考えます。

相場がどのように変化するかは、投資素人には分かりません。
どの時期に換金するのがベストか、分かるワケがありません。

その意味でも、一括換金はギャンブルに近いと感じます。
資産取崩期になったら、「徐々に取り崩す」となりそうです。

資産運用しながら取り崩しが理想

できれば、生涯にわたり個人投資家でありたいと考えています。
一定のリスク資産を持ち続けて、運用を続けられたら理想です。

ただ、現実的には老後に運用を続けるのはリスクもあります。

高齢化で判断力が鈍ったあとも、適切に運用を続けられるか。
ネット証券で、リスク資産を取り崩す作業が継続できるのか。

死ぬまで全くボケずに、判断力を維持できる自信がありません。
資産運用は続けたいですが、一方で引き際の重要性も感じます。

生涯投資家でいたいという理想と、判断力が鈍る現実。
どのように折り合いをつけるか、悩ましい課題です。

資産取り崩しは定率と言うけれど

リスク資産の取り崩しは、定率が良いと言われています。

定率であれば、上昇相場では高額、下落相場では少額。
運用元本の減少をマイルドにする効果が期待されます。

相場環境は変化があるため、定率は都度計算が必要です。
運用しながら、取り崩し額を定期的に再計算して決める。

やや煩雑な管理が求められる方法であるように映ります。
元気なうちは良いのですが、いずれ限界が来るでしょう。

現実的な対応としては、一定の年齢までは定率取り崩し。
その後は定額で、自動的に取り崩すのが良さそうです。

毎月分配型の投資信託もありますが、コスト高なので却下。
SBI証券の投資信託定期売却サービスが良いと思います。

もちろん、自動的に定率の取り崩しができれば理想的です。
SBI証券のサービスが拡充されることに期待しましょう。

資産取り崩し額はいつ決めるべきか

ところで、資産取り崩しの計画はどのように決めるべきでしょうか。
よく目にするのは、平均余命から逆算するという方法です。

老後資金、取り崩しの公式 前半は定率・後半は定額で|マネー研究所|NIKKEI STYLE
定年までに蓄えた資産をいくらずつ取り崩していけば、不安なく暮らしていけるかに注目が集まっている。一般的には、保有資産額を、自分の「平均余命」で割れば、今後の毎年の取り崩し額の見当がつく。しかし、人生100年時代を迎え、それよりも長生きしたと…

上記記事も、保有資産・余命・年金受給額などを勘案しています。
これらの数字は、いずれも想定した数字に過ぎません。

つまり、一定の想定をしなければ取り崩し額は計算でない。
想定とは、期限が迫ってきた方が確度が高まるものです。

医療などの発展により、平均余命は年々伸びる傾向にあります。
資産形成期の収入や物価変動により、年金受給額も変わります。

実際には、その時になってみないと分からないでしょう。

とはいえ、資産取崩期の直前に計算すべきものなのか。
もっと早くから想定して、備えておくべきでは無いか。

答えは十人十色、非常に悩ましい課題だと思います。

まずは生涯キャッシュフローを引くこと

ワタシは、5人家族の30代サラリーマンです。
資産取崩期は、30年以上先となるでしょう。

現時点で、確度の高い想定をするのは不可能です。
それでも一定の指針があれば、心強いと思います。

そのために、生涯キャッシュフローを引いておきたい。
できれば、自分で手を動かして作成したいと考えます。

結婚・出産・住居・マイカー・生活水準など。
ライフプランは人によって異なると思います。

ワタシの場合は、結婚していて子供が3人。
家族の人数は、今後も変わらない予定です。

持ち家があり、マイカーもあり、いずれは共働きに。
生涯CFを考えるための、基本項目は決まっています。

実は一度、子供3人の想定で生涯CFを引いてもらっています。
それでも、自分の手を動かして作っておきたいと考えます。

資産形成期に、どれだけ貯蓄をすることができそうか。
資産取崩期に入るのはいつ頃で、CFはどう変化するか。

インデックス投資による資産形成の出口戦略を、具体的に考える前に。
生涯キャッシュフローという想定を、まずはしておきたいと考えます。

出口戦略に必要な金融リテラシー

出口戦略は想定に過ぎませんが、考えておいて損は無いでしょう。
一方で、綿密な計算をしても実際には出たとこ勝負とも言えます。

いま置かれている状況でどうすべきか、判断する能力が重要です。
つまり、金融リテラシーを養っておくことが必要なのだと思います。

自分自身でお金のことを判断するためには、訓練が欠かせません。
資産形成期において、自分の頭で考えて資産形成をするべきです。

恋愛と一緒で、小さな失敗を積み重ねながら成長すれば良いのです。
少額投資であっても、まずは自分で考えて投資をスタートすべき。

能動的に投資することで、金額が少額であっても学びは無限大に。
経験が血となり肉となり、金融リテラシーが醸成されるでしょう。

金融リテラシーを高めながら、出口戦略をじっくり考えたい。
長期投資の実践とブログを通じて、成長できればと思います。

 

青井ノボル
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コメント

  1. くまさん より:

    うちも出口戦略?一応考えてます。

    定年60歳で必要経費を算出、それに向けて積み立てを実行中です。思惑どおりにならないと

    思いますが、無計画にするわけにもいかないですね。

    取り崩しは今んとこ定額を考えてます。定額内で生活をしていこうと・・・。

    16年後の状況は不明ですが、アルバイトでもして8万円/月を得れば取り崩し額も減るだろう

    し、暇を持て余す事もないかと。

    ノボルさんの言うとおり、出口戦略を頑張って考えても出たとこ勝負の面もあるんで、

    今は自分の計画通りに積立していくしかないです。

    • 青井ノボル 青井ノボル より:

      コメントありがとうございます。
      計画立てられているんですね、流石です!
      ワタシは生涯CFをFPに引いてもらった経験があって、今はそれを目安にしています。
      ただ、自分の手を動かしてやることに意味がある気もしてします。
      いろんな考え方に触れながら、金融リテラシーを養っていきます!

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