青井ノボルです。
eMAXIS Slim シリーズが設定されたのは2017/2/27のこと。

当初は、国内株式(TOPIX)・国内債券・先進国株式・先進国債券の4本。
ベーシックな伝統的4資産からスタートして、今は9本が設定されています。
さて、eMAXSI Slim シリーズの多くは2018/4/25に初回の決算日を迎えました。
ちなみに、直近に設定された全世界株式(除く日本)と全世界株式(3地域均等型)の初回決算は来年です。
投資信託では決算が終わったのち、実質コストなどが記載された運用報告書が公開されます。
この記事では、公開間近のeMAXSI Slim シリーズの運用報告書について、公開時期を予想します。
eMAXISシリーズの運用報告書公開時期を確認
eMAXIS Slim シリーズの元祖ともいえる、従来からのeMAXISシリーズがあります。
従来eMAXISシリーズの運用報告書公開日を調べると、いずれも2018/3/28です。
決算日が2018/1/26なので、決算日から約2ヵ月後に公開されたことになります。
ちなみに、法人税の申告期限が決算後2ヵ月以内なので、似たような制約があるのかもしれません。
eMAXIS Slim シリーズの運用報告書公開は6月下旬か
eMAXIS Slim シリーズは、初回決算日が2018/4/25です。
従来eMAXISシリーズとは決算時期をずらしていますね。
運用報告書公開日ですが、決算日から約2ヵ月後だとすると2018/6/27前後でしょうか。
もしかしたら、eMAXISシリーズよりも本数が少ないので、早めに公開されるかもしれません。
公開日はあくまで予想に過ぎませんが、間もなく公開されるのは間違いないでしょうね。
運用報告書公開後に確認したいこと
真っ先に確認したいのは、当然ですが実質コストについてです。
(引用元:eMAXIS先進国株式の運用報告書より一部抜粋)
従来型のeMAXIS先進国株式を参考にしてみると、1万口当たりの費用明細が記載されています。
信託報酬は当初から公開されていますが、「売買委託手数料」「有価証券取引税」「その他費用」は、決算を締めてみないと分からないコストです。
信託報酬とこれらのコストを足し合わせた費用のことを、実質コストと呼びます。
投資信託のコストは信託報酬だけではないので、実質コストを確認することは超重要なのです。
実質コストがどうなるのか期待です
eMAXIS Slim シリーズは「業界最低水準の運用コストを将来にわたってめざし続ける」ファンドシリーズです。
信託報酬については、他社対抗の引き下げを公約通りに実施して、人気を集めることに成功しました。
実質コストも、数字で比較することが容易な運用コストと言えます。
他のファンドよりも実質コストが高いという事態が発覚するとも限りません。
ちょっと心配もありますが、eMAXIS Slim シリーズの運用報告書公開が今から楽しみです。
■関連記事紹介■
eMAXIS Slim シリーズの代表格といえば、当初から設定されている先進国株式です。
圧倒的なコスト競争力を誇っていますが、持続可能な商品なのかを考えました。

運用報告書を見れば、投資信託の実質コストが分かります。
ただ、インデックスファンドには隠れコストもあるようです。

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