青井ノボルです。
ノーロードインデックスファンドでトップシェアを誇る三菱UFJ国際投信。
eMAXISシリーズやネット限定のeMAXIS Slimシリーズを展開しています。
「業界最低水準の運用コストを将来にわたってめざし続ける」
上記コンセプトを掲げ、eMAXIS Slim シリーズは高い人気に。
eMAXISシリーズは、SlimやNeoに派生しながらラインナップを拡充。
50本以上のファンドを抱える、インデックスファンドシリーズです。
eMAXISシリーズ公式HPのなかで、密かに公開されているコンテンツ。
人気や売れ筋が一目でパッと分かる、eMAXISなんでもランキングです。
この記事では、2019年3月のeMAXISなんでもランキングについて考察します。
月次販売額ランキング
まずは、2019年3月の月次販売額ランキングです。
このランキングでは、いま売れ筋のファンドが分かります。
計算期間は、2019年3月1日~31日です。
(引用元:eMAXISなんでもランキング|三菱UFJ国際投信)
2019年3月のランキングは、全体的に動きがありました。
トップ3についても、少しですが動きがあったようです。
久し振りに第1位へと返り咲いたのは、eMAXIS 日経225。
地方銀行などの販路を中心に、根強い人気がありますね。
第2位となったのは、人気のeMAXIS Slim 先進国株式です。
積立投資対象ファンドとして広まり、資金流入も順調に推移。
先日には、純資産総額が400億円を突破するに至りました。
第3位は、根強い人気を誇るeMAXIS 米国株式(S&P500)。
米国株投資の人気は定着化しつつあり、まだ伸びています。
6~10位に目を移すと、ファンドが大きく入れ替わりました。
第4位はeMAXIS 先進国株式で、15位から一気に返り咲き。
第9位のeMAXIS 先進国リートも、20位から一気にアップ。
そのほか、第7位のeMAXIS Slim 国内債券もランクアップ。
信託報酬引き下げの効果か、資金流入が加速しています。
(引用元:eMAXIS Slim 国内債券|三菱UFJ国際投信)
2019/2/4~2019/3/29の純資産総額推移を見ると。
3月に入って、明らかに資金流入が加速しています。
この傾向は続いていくのか、ウォッチしたいと思います。
月次純資産残高ランキング
続いて、2019年3月の月次純資産残高ランキングです。
運用と資金流入による純資産残高の順位が分かります。
対象は、2019/3/31時点の純資産残高です。
(引用元:eMAXISなんでもランキング|三菱UFJ国際投信)
このランキングは、運用歴の長いeMAXISシリーズが有利です。
しかしながら3月、eMAXIS Slim 先進国株式が逆転しました。
eMAXIS Slim 先進国株式が世代交代を達成して、新たな境地へ。
この調子で、今後も純資産総額を順調に伸ばしてくことでしょう。
もう一つ、eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)の躍進にも注目です。
前月第11位から2ランクアップ、第9位にランクインを果たしました。
(引用元:eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)|三菱UFJ国際投信)
基準価額が下落する局面もありつつ、注目は純資産総額推移。
ほぼ安定的な右肩上がりで推移していて、勢いがありますね。
2018/7/3の設定から9ヵ月間で、純資産総額は約150億円に。
設定から1年の節目で、もしかしたら200億円に届くのかも。
米国株投資の人気は未だに高いですし、達成できそうですね。
ネット直販が静かにスタート
eMAXISシリーズの運用会社である三菱UFJ国際投信。
2019/3/1より、ネット直販mattocoを開始しました。
投資初心者向けのサービスですが、何とも微妙な感じ。
大きく広がりを見せるサービスとは思えない内容です。
投資家目線とは程遠い状況から、軌道修正ができるのか。
ネット直販は方向転換を図らないと、厳しい気がします。
ネット証券を通じたeMAXIS Slimの販売は順風満帆です。
本家本元のネット直販も、その可能性は秘めているはず。
静かなスタートでしたが、次なる一手に期待しています。
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テーマ型インデックスファンドはリスクの高いことを再確認です。

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