子ども総合保障制度(こども総合保険)の保障は不要なので加入しません

マネー雑記

青井ノボルです。

公立小学校への入学準備の書類の中に、加入案内チラシがありました。
PTAが窓口となっている、子ども総合保障制度(こども総合保険)です。

愛する子供のために、とりあえず入っておこうという人も多いでしょう。
その感覚はよくわかりますし、保険料も年払いでさほど高くありません。

団体割引が効くと謳われており、保険料は相対的に割安かもしれません。
ただ、本当に必要な保障なのかを精査してから加入すべきとも考えます。

この記事では、子ども総合保障制度(こども総合保険)の中身を確認しながら、本当に加入すべきかを考えます。

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小学生もリスクが大きい

近所の小学生を見ていると、外で元気に遊んでいる姿を見かけます。
一方、集まって携帯型ゲームやスマホゲームを楽しんでいることも。

時代の変化で遊びは変わりましたが、子供の本質は変わりません。
思わぬ怪我や病気は多そうで、リスクが高いというのが実感です。

大人より注意散漫になりがち、視野角が狭いとも言われています。
事故に遭うリスク、逆に加害者になってしまうリスクもあります。

小学生とはいえ子供なので、大人よりもリスクが大きいとは思う。
ただ、こども総合保障制度(こども総合保険)は不要と考えます。

「お子さまが毎日笑顔で学校生活が送れるようにお守りします。」
人の親ですから、こんなフレーズに惹かれないわけがありません。

ただし少なくともワタシの場合、必要な保険では無いと判断です。
魅力的に映る保険であっても、不要と判断したら加入はしません。

AIG損保のHPが秀逸です

こども総合保険は、各地域のPTA連絡協議会が団体契約をしています
引受保険会社は、損害保険ジャパン日本興亜やAIG損保などの模様。

公立の小学校であれば、ほぼ全ての学校で案内されているのでしょうか。
ワタシの場合は、小学校入学時の書類に加入案内が紛れ込んでいました。

いわゆる団体保険なのでスケールメリットによる割引率が魅力とのこと。
あれこれ調べていると、AIG損保の専用HPが作り込まれている印象です。

「お子さまのための総合保障制度」というタイトルのもと。
以下の様なフレーズで子を持つ親の心を揺さぶってきます。

学校生活は楽しいことがいっぱい。
けれど、思いがけないリスクもいっぱい。
お子さまのための総合保障制度は、
お子さまが毎日笑顔で
学校生活が送れるようお守りします。
(引用元:こどものための総合補償制度 | AIG損保

我が子には楽しい学校生活を送って欲しいものです。
なんとなく加入したくなる雰囲気の秀逸なHPですね。

こども総合保険の保障内容は幅広い

こども総合保険の大きな特徴は、保障内容が広範囲にわたること。
こんなところまでカバーするとは、と非常に驚かされる内容です。

PTA連絡協議会によって保障内容は異なるケースが多いようです。
個人賠償責任、傷害補償、熱中症補償、育英費用等が含まれます。

具体的にはどうかというと、ネット検索をしたら色々出てきました。
以下は千葉県PTA連絡協議会の小・中学生総合補償制度の内容です。


(引用元:小・中学校総合補償制度自動継続のご案内

ここまでカバーするのかと、疑問に感じなくもありません。
幾つか代表的なところを抜き出して、少し考察してみます。

個人賠償責任

個人賠償責任は、他人や他人の所有物に損害を与えた場合の備えです。
自転車事故で相手が死亡して、約1億円の賠償金という例もあります。

発生可能性は低いけど大きなリスクに備える、という保険の基本です。
個人賠償責任保険は非常に重要なので、ワタシは別で加入しています。

傷害(ケガ)補償

階段で転んでしまった、自転車で事故に遭ってしまったなど。
子ども本人がケガをした場合への備えが、この傷害補償です。

入院や通院に伴う保険金や、死亡・後遺障害保険金があります。
手術保険金という、手術を受けた場合までカバーされています。

非常に守備範囲が広い補償内容ですが、本当に必要でしょうか。
ワタシの場合は、自治体が子供達の医療費助成を行っています。

保険診療の一部負担金(自己負担部分)を助成してくれます。
そのため、実質的に医療費無料ですから傷害補償は不要です。

被害事故補償

犯罪やひき逃げ等の事故で、死亡または重度後遺障害となったとき。
我が子のそんな事態を考えたくもないですが、その場合の補償です。

1事故あたり1,000万円となっているケースが多いように感じます。
実際に何にどれだけかかるのか、正直なところ想像が難しいです。

重度障害を負ったとき、公的なセーフティーネットも存在します。
障害者医療費助成制度や障害年金の存在が、助けになりそうです。

育英費用

扶養している親が偶然の事故等で死亡および後遺障害が生じたとき。
保険金が支払われるというもので、将来の学費などに備えられます。

とはいえ、一番お金がかかると言われる大学費用だけでも数百万円。
学費以外の生活費も考えれば、1,000万円以上はかかりそうなもの。

育英費用で支払われる金額は、50~400万円くらいが多いようです。
こども総合保険の保障内容だけでは、十分とは言えないと感じます。

一方で、遺族年金といった公的なセーフティーネットも存在します。
将来の学費がどうなるか、更に言えば親がいつ死ぬかも不透明です。

保険の仕組みを使うべきかを含め、きちんと整理したいところです。
例えばライフプランシミュレーションも一つの手段かもしれません。

保障の必要性を考えることが大切

こども総合保険は、年間保険料が数千円から2万円未満が相場の模様。
大きな金額でもないから、とりあえず加入するという人も多そうです。

ただ保険加入の判断をする基準は、本来保険料の大小ではありません。
家族や自分にとって、その保障内容が必要かどうかで判断すべきです。

大切な子供のために備えておきたい、という親心はよく分かります。
ワタシも3人の子供がいますが、何よりも我が子は可愛いものです。

ただ、こども総合保険は様々な保障内容がごちゃ混ぜの保険商品です。
本当に必要な保障内容だけで固められていれば、加入もありでしょう。

ワタシの場合は、不要な保障も多いので加入することはありません。
必要な保障をしっかりカバーしてくれる他の保険に加入しています。

加入しないという判断は、ワタシの価値観で考えた場合の結論です。
もし加入する場合は、保障内容の必要性を精査して加入しましょう。

ワタシは必要性を感じる保険加入に留め、長期投資による資産形成を目指します。

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