庶民による投資の1丁目1番地は「生活防衛費」だと思う

投資方針

青井ノボルです。

インデックス投資について学んでいると、必ず出てくる言葉。
そのうちのひとつが「生活防衛費」というキーワードです。

その意味は、書いて字の如く「生活を防衛するための費用」。
様々なリスクに備えて準備しておく無リスク資産のことです。

投資というと、どんな制度を使って、何に投資するかに焦点が行きがち。
期待リターンとリスクを調べるよりも先に、やるべきことがあります。

それは、生活防衛費の確保について考えることです。
投資ができるのは、穏やかな日常生活があってこそ。

この記事では、庶民が投資をする上で欠かせない「生活防衛費」について書いていきます。

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庶民に生活防衛費が必要な理由

ワタシは5人家族の30代サラリーマンですが、生活費を支出しています。
現代社会の文化的な生活においては、残念ながら少しのお金が必要です。

食費、住宅ローン、光熱費、オムツ、ガソリン代などなど。
5人家族が庶民的な生活を送るだけでも、お金は掛かります。

今のところ、サラリーマンとしての収入を得ながら生活ができています。
贅沢はできませんが、家族5人で質素ながら楽しい日々を過ごしています。

そして、少額ながら全世界に広く分散したインデックス投資を実践中です。

ところが、近い将来に良くない何かが起こらないとも限りません。
いまの穏やかな生活を維持できない事態に陥る可能性もあります。

交通事故に遭って大怪我をしたり、大きな病気にかかるかもしれない。
急激な景気後退で失職、あるいは年収が大幅減少するかもしれない。

予期せぬ大きな支出や、収入不安定化で穏やかな生活が崩れないように。
生活を立て直すための余力や時間的猶予をしっかりと確保できるように。

相場から退場することなく、インデックス投資を続けていけるように。

庶民が投資を続けるためには、生活防衛費の確保が必要であると考えます。

生活防衛費の置き場所

生活防衛費の役割のひとつは、いざというときのお金です。
手始めに、大規模な自然災害の発生を想定してみましょう。

災害時にも家族5人の生活を防衛するためには、現金が必要です。

ネット銀行の普通預金があっても、ATMが使えないかもしれません。
ネットが途絶え、リスク資産の売却もままならない可能性もあります。

と考えると、最低限の現金は手元に置いておきたいところ。
また、実店舗を有する銀行口座にも預金があると安心です。

緊急事態も、おそらく数ヵ月程度経過すれば落ち着くでしょう。

緊急時に家族の生活を守るためには、最低でも生活費3ヵ月分
現金あるいは実店舗の普通預金で確保しておきたいと考えます。

リストラや就業不能リスクに備える

いま、家族5人の生活を支えているのはサラリーマン収入です。
比較的安定的な収入源があるため、穏やかに生活できています。

ただ、体調不良による就業不能リスク、リストラの懸念もゼロではありません。

ワタシの職場は違いますが、有名大企業でも経営不振に陥る時代です。
何が起きても不思議ではないという前提で、物事を考えておきます。

有事の際は、休業補償や失業保険といった公的給付もあります。
収入が丸々無くなってしまうリスクは、極めて低いでしょう。

とはいえ、体調を復活させたり新しい職を探すのに焦りは禁物です。
途中で精神的に参ってしまわないように、生活防衛費は欠かせません。

必要金額には諸説ありますが、心の余裕が生まれる金額が理想です。

ワタシの場合は、なんだかんだで生活費2年分と決めています。
5人家族の生活費ですから、意外と大きな金額です。

これ以外にも、教育資金として1,500万円を準備することにしています。

教育資金の目標額を500万円×3人=1,500万円に決めました
ワタシは、5人家族の30代サラリーマンです。一般的に、学資保険等で教育資金を準備するのが定石です。ワタシは学資保険を使いませんが、いずれにしても3人分の教育資金を準備することは避けて通れません。この記事では、教育資金の目標額設定について考えます。

両方合わせると全然笑えない金額となりますが、仕方ありません。

緊急時用の生活費3ヵ月分以外は、現金および実店舗の銀行預金に置きます。
それ以外は、個人向け国債変動10年などの無リスク資産に置いておきます。

生活防衛費および教育資金はリスク資産に置かないを徹底します。

投資にリスクは付き物です

投資といえば期待リターンに期待しがちですが、リスクも意識する必要があると思います。
複利計算のシミュレーション結果のように、右肩上がりの相場変動は非現実的です。

リターンとリスクは表裏一体、投資にはリターンのブレ(リスク)があります。

どこまでリスクを許容できるか、前提として生活防衛費をいくら準備するか。
インデックス投資を始める前に、この2つは必ず考えておきたいところです。

リスク資産の相場変動に耐えられるように、リスクを抑える必要があります。
また退場しないことが成功への絶対条件なので、精神的な余裕も必要です。

自分にとって都合の良い期待リターンだけでなく、リスクにも向き合う。
有事に備えて生活防衛費を積み上げておくことで、心のブレを抑える。

投資にはリスクが付き物であり、また人間は精神的に弱い生き物です。
投資素人の庶民であれば尚更で、暴落相場では売りたくなるようです。

だからこそ、生活防衛費をしっかり備えておくことが重要です。
少なくともワタシはそう考えて、生活防衛費を準備しています。

庶民が優先すべきは心の安定

生活防衛費を無リスク資産で、しっかり確保する重要性について書いてきました。

投資素人である庶民の投資ですから、暴落時に冷静な判断を下すのは難しいです。
生活防衛費があればこそ、長期投資に精神的余裕を持って投資できると考えます。

心の安定を維持することは、日常生活にもきっとプラス効果があることでしょう。
投資でイライラして、家族との穏やかな日常生活が台無しになってはいけません。

庶民である我々にとって、投資は人生のオマケ的な存在に過ぎないはず。

生涯にわたりインデックス投資を続けていくため、生活防衛費で心の安定性を高めておく。
庶民が投資素人であることを自覚した上で、真っ先に考えておくべきこだと思います。

もちろん、投資スキルの高い人であれば生活防衛費など不要かもしれません。
ワタシは投資素人の庶民であることを自覚しているので、自衛するまでです。

期待リターンよりも何よりも、まずは生活防衛費の確保。
庶民の投資であればこそ、しっかりと考えておきましょう。

 

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