青井ノボルです。
ネット銀行が普及した結果、手数料ゼロは当たり前になっています。
日常的に使うメインの銀行口座は、手数料ゼロを目指したいところ。
ATM利用料や振込手数料でコストを掛けるのは、勿体無いことです。
とはいえ、手数料ゼロに拘って必要以上に備える必要もありません。
最近では、キャッスレス決済の手段も増えてきました。
●●payという名称のバーコード決済が乱立しています。
銀行口座からお金を引き出す機会も、実は限定的かもしれません。
ATMをあまり使わないのであれば、無料回数に拘るのは無駄です。
この記事では、メイン銀行口座のATM無料回数は月3回あれば十分という考えについて書いていきます。
盛り上がるキャッシュレス決済
キャッシュレス決済とは、現金を使わない決済のことです。
日本では、キャッシュレス決済が約20%と言われています。
経済産業省は、2025年に40%まで引き上げることを目標として設定。
訪日外国人を取り込むためにも、喫緊の課題となっているようです。
2019年10月に予定されている消費増税でも、キャッシュレスを活用。
中小店舗でのキャッシュレス決済ポイント還元制度を実施予定です。
キャッシュレス決済だと5%還元されて、還元分は国が補助します。
消費の落ち込み防止とキャッシュレス決済の促進を狙う施策ですね。
また最近ではバーコード決済で、様々なサービスが乱立しています。
●●payといった名称のサービス、現時点でいくつあるのでしょうか。
いずれにしても、キャッシュレス決済は盛り上がりを見せています。
現金を使う機会は減少傾向
ワタシが社会人になったのは、リーマン・ショック直前の2007年。
首都圏の私鉄やバスで使えるPASMOが、利用開始となった年です。
電子マネーを搭載する交通ICカードですが、買い物利用は限定的。
買い物でのキャッシュレス決済といえば、ほぼクレカだけでした。
個人的には、QUICKPayやクレジットカードを多用していました。
ただ現金を使う機会も多く、ATMをよく利用していた気がします。
それがいま、キャッシュレス決済の普及で時代は変わりました。
少額決済でもクレジットカードを使えるし、決済手段も多様化。
キャッシュレス決済に対応できる店舗が増えたことも奏功して。
現金を使う場面は、大きく減少しているのではと感じています。
アンケートを取ってみた
キャッシュレス決済が普及し、現金を使う機会が減っている。
それに伴って、ATMで現金を引き出す回数も限定的なのでは。
そんな仮説を立てて、Twitterでアンケートしてみました。
メイン銀行口座で現金を引き出す頻度、調査結果がこちら。
生活費を入れている銀行口座から、ATMで現金を引き出す頻度は、どれくらいですか?
キャッシュレス決済の手段は増えてるけど、実際のところはどうなんだろ。— 青井ノボル (@sindanindex) March 12, 2019
350名の方に回答いただき、ご協力ありがとうございました。
結果を見ると、半数以上が月1~2回の利用に留まっています。
ワタシは大体月2~3回なので、平均より多めといったところ。
キャッシュレス生活で、月1回未満という人も多かったです。
30%弱という数字は、私の想像をはるかに超えるものでした。
月3回以上の人は20%程度で、意外と少数派という結果に。
ATMから現金をこまめに引き出す人が減ったのでしょうか。
フォロワーさんを中心に回答いただき、偏りはありそうです。
投資やキャッシュレスに慣れている人が多いと想像されます。
世間一般とのズレはありますが、それを踏まえて考えてみたとき。
キャッシュレス決済に慣れてしまえば、ATMはあまり利用しない。
生活費を管理していると必要額が分かり、ATM利用は数回で済む。
アンケート結果から、こうした傾向を推測することができます。
ATM無料回数は月3回あれば十分
アンケート結果が全てではありませんが、現金の必要性は薄れています。
キャッシュレス決済が浸透したいま、ATM無料回数も少なくて良いはず。
キャッシュレス決済で、無駄遣いが増えるという声もあります。
実際のところ、決済手段に関係なくお金にルーズな人は居ます。
自己管理ができる人にとって、決済手段はあくまでツール。
キャッシュレス決済=浪費家、という構図にはなりません。
金融リテラシーがある人にとって、現金の必要性は低い。
ATM利用の無料回数も、月3回程度あれば十分でしょう。
少なくともワタシは、そのような感覚を持っています。
新生銀行口座は不要かもしれない
個人的な話なのですが、社会人になってからメイン銀行口座は新生銀行。
一番の決め手は、対応ATMの幅広さとATM手数料が実質無料であったこと。
月に何回使っても無料である点が、最大のメリットだと感じていました。
10年以上の月日が流れて、今考えると当初のメリットは薄れつつある。
別にATM手数料は月3回あれば十分だし、月5回もあれば余裕でしょう。
銀行口座の断捨離を、もう一段階踏み込んでみようかなと考え中です。
給与振込口座であるSBI住信ネット銀行がメインで良いのではないか。
口座はシンプルしたい派なので、絞り込みを掛けたい気もしています。
ATM手数料の無料回数が多いほうが良いとはいえ、過剰な回数は不要。
シンプルな口座数と天秤にかけて、総合的に良い選択をしたいです。
関連記事紹介
住信SBIネット銀行は、給与口座として最適な銀行口座の一つです。
もちろんメイン口座でも、十分に役割を果たしてくれると思います。

なんだかんだ、銀行口座は増えてしまいがちだと思います。
管理が煩雑になるので、シンプルを心掛けたいところです。

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コメント
うちの給与振り込みの信用金庫はATM手数料無料、ただし普段使うイオン銀行のデビットカードに月に1回20万円くらい入れるんでそん時に引き出す程度ですね。引き出しコストはないほうが
いいんで地銀2行はメインから外れてます(株主優遇定期で利用してます)。
気が付いたらATM手数料が有料になってたりする場合もあるので気を付けながら引き落とししてます。
コメントありがとうございます。
手数料の改悪はあり得るので、注意が必要ですね。
サービスの継続性も含めて、上手く判断したいところです。
なかなか難しいですが(^^;
興味深いアンケートで参考になりました。
メイン:新生銀行、投資用:住信SBIネット銀行を利用しているのですごく親近感あります。
数年前に住宅ローンの借り換えをしたときに新生銀行に辿り着きました。最近も調べましたが魅力的な借り換え物件?も増えているみたいですが、さすがにもう一度借り換えると逆ザヤになるため、メリットを生かしつつ利用を続けていくところです。
こちらのブログに触発されたので(真似っこではない)記事を書きたいなーと思いました。
今後も楽しみにしています。
コメントありがとうございます。
住宅ローンを組んでいると、流石に解約は難しいですよね。
ワタシは住宅ローンは地銀で、口座が増える要因となってしまっています。
ネット系だけでも楽天・住信SBI・新生の3行があるので、集約を図る予定です。
色んな考え方があると思うので、ぜひお考えを記事にしてください!
ご返信ありがとうございます!!
経緯とどこにメリットを感じるか記事にしました。
https://www.craftgoro.com/?p=764
私は家計を扱うメインと投資用を分けることが心地良いようです。
メガバンクのように拠点と人数を設けるより良いサービスを提供するネット銀行のほうが時代に合うと感じました。
コメントありがとうございます。
記事拝見しました。
シンプルかつ機能的な口座ラインナップですね。
様々な理由で銀行口座は増えがちなので、一度立ち止まって整理するのは良いことですね!