eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)は滑り出し好調

投資信託・ETF

青井ノボルです。

2018/10/31に設定された、eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)。
マネックス証券をはじめ、SBI証券や楽天証券で買えるようになっています。

全世界株式に1本で投資できる、投信ブロガーが心待ちにしていたファンドです。
少なくともワタシは、このファンドが設定されることを楽しみにしていました。

eMAXIS Slim シリーズから、真の全世界株式ファンドが登場して2週間。
設定前から大注目のファンドであり、設定直後の様子が気になります。

この記事では、eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)の各種ランキングを調べたうえで、人気動向を予想します。

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時価総額比で全世界株式に投資できる

eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)は、待ちに待ったファンド。
三菱UFJ国際投信のブロガーミーティングでも、度々話題となっていました。

先進国株式と新興国株式に広く分散して、全世界株式に投資ができる。
たった1本のファンドで世界分散投資ができる点が、最大の魅力です。

全世界株式の中身は、時価総額比率で国や地域の構成比が決まります。
具体的には、MSCI ACWI(オールカントリー)という指数に連動です。

経済規模と市場規模はイコールではないため、GDP比率とは異なります。

全世界株式の比率はGDPか時価総額か
インデックス投資と言っても、資産配分(アセットアロケーション)は人それぞれ。 ワタシは、現時点で、全世界株式にまるっと投資したいと考えています。 今回は、全世界株式の配分比率に的を絞って、GDP比率と時価総額比率のどちらが良いか考えます。

本来ならば、全世界における経済成長の恩恵を受けたいところです。
ただし、現実的に投資できる範囲の時価総額比率が妥当と考えます。

全世界株式のありのままの姿を受け入れる、それが時価総額比率です。

世界分散投資の配分比率に拘るのは無駄なのか
インデックスファンドの世界分散投資で、個人投資家が考えるべきは資産配分です。インデックス投資、特に世界分散投資をしたいと思ったときに、配分比率をどう考えるべきか。また、そもそも配分比率を細かく考える必要があるのかどうか。改めて考えてみます。

ワタシはアセットアロケーションにおいて、判断の余地を極力排除したい。
投資素人であるが故に、時価総額比率の全世界株式が最適と考えています。

そのため、eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)は待望のファンドだったのです。

全世界株式投資のこれまで

eMAXIS Slim 全世界株式の信託報酬は、年率0.142%(税抜)。
現時点の予想では、実質コスト年率0.238%と推定しています。

eMAXIS Slim シリーズの名に恥じない、超低コストですね。

これまで、全世界株式の超低コストファンドはありませんでした。

楽天VTの実質コストは年率0.487%と推測され、割高な印象があります。
売買委託手数料が下がっても、年率0.35%前後に落ち着くと予想します。

楽天VTの実質コストが高いのかどうかを考える
先日、第1期運用報告書が発表された楽天VT。実質コストが想定よりも高く、大きな話題となりました。その後、楽天は運用報告書にかかる補足説明資料を発表しました。この記事では、運用報告書および補足説明資料も踏まえ、楽天VTの実質コストが高いのかどうかを考えます。

楽天VTが割高のため、複数ファンドの組み合わせがこれまでの主流。

時価総額比率に近い形で、国内:先進国:新興国株式に1:8:1で投資する。
3本のインデックスファンドで投資をして、全世界株式としていました。

ワタシもeMXIS Slim シリーズの3本で、実際に積立投資をしています。

複数ファンドへの投資では、定期的なリバランスが必要となります。
またファンドの本数が増えることで、管理も煩雑になりがちです。

eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)は、低コストかつ1本で済む。
時価総額比率の全世界株式に投資をしたい人にとっては、最適解のひとつです。

証券会社のランキングを確認

マネックス証券をはじめ、SBI証券と楽天証券でも買い付けができる本ファンド。
人気を探るべく、設定直後の週間ランキングを確認していきましょう。

SBI証券のランキング

まずは、最大手のSBI証券から確認していきます。
2018/11/1より取り扱い開始となっています。

2018/11/5-9の週間販売金額ランキングは、21位(全2,648本中)でした。
週間販売件数では56位、NISA週間販売金額では15位です。

前評判に負けないまずまずの人気、ひとまず安心という印象です。

実はeMAXIS Slimの他ファンドでも、設定当初に順位検証をしています。

米国株式(S&P500)の週間販売金額ランキングは15位(全2,606本中)。
週間販売件数は69位、NISA週間販売金額では28位でした。

全世界株式(除く日本)の週間販売金額ランキング127位(全2,569本中)。
週間販売件数では230位、NISA週間販売金額では131位でした。

全世界株式(3地域均等型)の週間販売金額ランキングは105位(全2,576本中)。
週間販売件数ではランク外で、NISA週間販売金額では162位でした。

こうして比較しているると、米国株式(S&P500)と遜色ない順位です。
また、他の全世界株式よりも人気が高いことが一目見て分かります。

楽天証券のランキング

つぎに、楽天証券も確認していきます。
2018/11/2からの取り扱いです。

2018/11/5-9の週間買付ランキングは31位(全2,658本中)でした。
週間積立設定件数では9位、デイリー(2018/11/13時点)では10位です。

人気を誇るひふみ、楽天VT、ニッセイ先進国株式が現在も上位。
eMAXIS Slimでは、先進国株式・米国株式(S&P500)が人気に。

eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)は埋没気味です。

米国株式(S&P500)は、積立設定件数で週間2位、デイリーでは4位でした。
全世界株式(除く日本)は、積立設定件数で週間10位、デイリーでは1位でした。
全世界株式(3地域均等型)は、積立設定件数で週間21位、デイリーでは9位でした。

積立設定件数で比較すると、全世界株式(オール・カントリー)は微妙な位置付けです。
この数字を見る限りでは、人気爆発とはいかないというのが実態だと思います。

ちなみに、マネックス証券では週間売れ筋で78位(全1,155本中)でした。

新規設定と同時につみたてNISAの対象商品へ

既に別記事でお伝えした通り、設定初日につみたてNISA対象商品となりました。

つみたてNISA対象!今日はeMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)設定記念日
2018/10/31、投信ブロガーが期待していたeMAXIS Slimの全世界株式版が遂に実現しました。つみたてNISA対象商品にもなっています。この記事では、本日設定となったeMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)について書いていきます。

つみたてNISA適格ファンドは、ある意味で金融庁からのお墨付きということ。
設定と同時につみたてNISAの対象となり、プラスの効果が期待できます。

つみたてNISAを活用した資産形成ツールとしての活用も期待されるでしょう。
20年間×20年の非課税枠なので、長期保有となる傾向が強いと考えられます。

eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)は6営業日で純資産総額1億円突破

各種ランキングの順位も重要ですが、やはり気になるのはファンドの規模です。
eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)の純資産総額を確認します。


(引用元:eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)|三菱UFJ国際投信

設定直後は純資産総額0.1億円でスタートして、6営業日目で1億円を突破しました。
新規設定のファンドとしては、好調な滑り出しと言って良さそうな数字です。

設定から純資産総額1億円突破までの日数を比較してみます。

eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)が3営業日目
eMAXIS Slim 全世界株式(除く日本)が13営業日目。
eMAXIS Slim 全世界株式(3地域均等型)が12営業日目。

大人気の米国株式(S&P500)には適いませんが、申し分のない初速です。

今後は、積立設定をどれだけ集められるかが焦点となります。
FOY2018で上位入賞を果たせば、更に追い風が吹くでしょう。

eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)の今後はどうなるか。
純資産総額の推移を見守りながら、これからも密かに応援していきます。

関連記事紹介

eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)は待望のファンドでした。
設定が発表された当日、無駄に蓄積された知識と熱意で書き上げた記事です。

eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)を徹底調査
三菱UFJ国際投信は本日、eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)を新規設定する旨をリリースしました。この記事では、eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)について、ワタシなりに調べた結果をできるだけ詳しくお伝えします。

MSCI ジャパン連動の国内株式マザーファンドについて、続報資料が公開に。
現物メインの運用かつ2億円規模で運用開始とのことで、安心できそうです。

【異例の公表】eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)のポートフォリオ構成公開
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青井ノボル
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コメント

  1. くまさん より:

    全世界型、出だし好調なようですね。

    でも大事なところはどんなアセットアロケーションを組むかですね。

    全世界型積立して資産運用が完了する訳でもないんで、ポートフォリオはこれでいいとして、

    アセットアロケーションでリターンが決まってしまうので、そちらも勉強しつつ、

    リスク許容度や金融リテラシーも向上させたいものです。

    • 青井ノボル 青井ノボル より:

      コメントありがとうございます。
      生活防衛費、リスク許容度、アセアロ、これが投資の基礎を築くのはまさにその通りですね。
      考え抜いた末に辿り着いた結論であれば、バイ&ホールドできる可能性も高まりますし。
      長期投資を前提とした資産形成であればこそ、ファンド選定よりも投資方針を固めたいところです。

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