マイナンバー登録義務化前に休眠中の証券口座を解約しました

黒歴史

青井ノボルです。

インデックス投資を始める数年前に、ワタシはIPO投資をしていた時期がありました。
その関係で、証券口座を大量に開設した過去があります。ちょっとした黒歴史です。

マイナンバー制度のスタートに伴い、2016年1月以降、証券会社の口座開設でもマイナンバー登録が必須となりました。
2015年12月以前に開設した口座も、2018年12月までの提出が義務付けられています。

マイナンバー提供のお願い|日本証券業協会

ワタシがIPO投資で証券口座を大量開設したのは2013年、2018年のうちにマイナンバー登録が必要です。

マイナンバー通知は面倒ですし、また他にも理由があって、証券口座を整理することに。

この記事では、休眠中の証券口座を一気に解約した経緯と理由について書いていきます。

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キッカケは先輩ブロガーのとある記事

IPO投資で使っていた休眠口座を解約したいという気持ちは、以前からあったんです。
ただ、解約するのが面倒と言えば面倒で、なかなか実行に移せなかったワタシ。

そんななか、ひめだかさんのブログ「こつこつとスマートに暮らそう」でこんな記事を発見。

金融口座をきちんと管理する必要な理由と対策法を教えるよ
キャッシュバック目的で口座をついつい作っちゃうことってありませんか?FXやビットコインなどの口座をつくると「○万円キャッシュバック!」と書かれていると取引する意図はなくてもついついお小遣い稼ぎのために口座を開設してしまうのも納得です。このよ

ワタシの場合はキャンペーン目的の口座開設では無いものの、口座解約の必要性を再確認しました。
冷静に考えて、20弱の証券口座があって、そのほとんどが休眠中というのは異常ですよね。

先輩ブロガーさんの記事からやる気をいただいて、口座開設をやり遂げる決意をしたのです!

IPO投資で証券口座を大量開設した理由

ところで、そもそも何故こんなに多くの証券口座を開設してしまったのでしょうか。

IPO投資とは、新規公開株の抽選に応募して公募価格で買い、上場時に初値で売り抜く投資方法のこと。
株取引の初心者でも比較的高い確率で利益が出せる投資方法として、底堅い人気があります。

直近でいえば、フリマアプリを展開するメリカリのIPO(新規公開株)が話題となっていますね。

IPO投資は通常の株取引とは異なり、抽選に参加して当選しないと、株を買うことすらできません。
抽選で当選するために、全ての幹事証券会社で片っ端から抽選申込するのが良いとされています。

当選確率を上げるためには、より多くの証券会社で応募することがセオリーというワケです。
ワタシもご多分に漏れず、口座開設を繰り返して、証券口座の数を増やしていきました。

証券口座が増えすぎて心配になったこと

IPO投資のために証券口座を増やしたものの、IPO投資はだいぶ前に止めています。
つまり、残高ゼロのまま放置している休眠口座ばかりになってしまいました。

結果として休眠口座を大量に抱えてみると、ある不安が脳裏をよぎります。

もしワタシに万が一のことがあったとき、残された家族が金融資産の整理をします。
その際、証券口座を発見→残高ゼロを確認→口座解約、を強いるのは如何なものかと。

少しでも残高があれば別ですが、残高ゼロの口座解約は単なる面倒な作業ですよね。

追い討ちをかけたマイナンバー登録義務化

前述の不安要素を抱えていたワタシに、追い討ちをかけたのがマイナンバー制度です。

証券会社ごとにマイナンバー登録の手続きが異なるので、面倒な作業が想定されます。
そもそも、証券口座を解約・閉鎖していきたいと思っているので、余計に面倒です。

よくよく調べてみると、2018年12月までに登録しないといけないことも判明。
マイナンバー未提出で放置したら、きっと証券会社が困ってしまうハズ。

迷惑を掛けるのも気が引けるので、2018年中に休眠口座の解約をする。
最低限の目標を決めて、各証券会社の口座解約方法を調べてみました。

証券会社の口座解約は電話&書類提出が主流

ワタシの場合は、10以上の証券会社で口座解約を行う必要がありました。
そこで1社ずつ、解約方法をインターネットで調べていきます。

ちなみに、解約対象とした証券会社は下記の通りです。

  • 松井証券
  • 岡三オンライン証券
  • 丸三証券
  • むさし証券
  • 岩井コスモ証券
  • カブドットコム証券
  • エイチ・エス証券
  • いちよし証券
  • 東海東京証券
  • 岡三証券
  • 野村證券(ホームトレード)
  • みずほ証券
  • 三菱UFJモルガン・スタンレー証券

こうして列挙してみると、数が多いですね。全部で13口座です。

解約方法を調べてみると、多くの証券会社で電話連絡が必須でした。

ネット系証券会社でも、オンライン上の手続きで済んだのは1社だけです。
意外でしたが、電話連絡による意思確認を重視しているのでしょうか。

平日しか電話受付をしていない、フリーダイヤルではない、という証券会社も結構あります。

解約手続きに踏み切れなかったのは、これも要因の一つかもしれません。

GWの平日休みで一気に解約電話

今年のGWは、第三子の誕生を控えていたこともあって9連休にしていたワタシ。

ちょうど平日休みのときに、先ほど紹介したひめだかさんのブログ記事を発見。
良いタイミングで刺激をいただけたので、一気に電話して解約手続きを進めました!

事前に手続きしていた3口座と、この日の10口座。合計13口座の解約手続き、手配完了です!

この後は、自宅に届いた書類に記入・押印して返送するだけ。
一部、電話連絡だけで解約してくれる証券会社もありました。

解約電話をするというハードルさえ乗り切れば、あとは意外と楽チンですね。

残った証券口座と今後の方針

証券口座を一気に解約するという断捨離を行った結果、下記の証券口座が残りました。

  • SBI証券
  • 楽天証券
  • マネックス証券
  • 野村證券(ネット&コール)
  • SMBC日興証券
  • 大和証券

野村證券・SMBC日興証券・大和証券は解約するか悩みましたが、今回は踏み止まりました。
これらの口座では、個人向け国債変動10年をキャンペーン利用で購入する可能性がありそうです。

ネット証券3社については、この3社の証券口座さえあれば問題ないと判断しました。

投信工房など独自サービス充実の松井証券、フリーETFを販売するカブドットコム証券。
この2社は非常に魅力的だったのですが、いったん口座を解約することに。

今回はマイナンバー提出義務化等を背景として、思い切って口座解約をしました。
証券口座の断捨離は何かと面倒ですが、終わってみればスッキリ良い気分です。

お蔭さまで、黒歴史を清算することもできました。

過去に開設した証券口座も、マイナンバー提出義務化の期限が迫っています。
皆さんも、証券口座の整理は計画的に。そして早めの対応がおススメです。

 

■過去記事紹介■
IPO投資を半年やって約20万円の利益を上げましたが、途中で止めることに。
なぜIPO投資で消耗してしまったのか、過去の経験を振り返ってみました。

IPO投資に何度か当選したけど消耗してしまった黒歴史
過去にIPO投資を一生懸命やっていた時期がありました。抽選配分で当選すべく、資金移動をしながら何度も申し込んで。何度か当選もしましたが、全然合わない投資法でした。この記事では、IPO投資をやって消耗していた過去の経験について書いていきます。

ワタシの黒歴史といえばコレ。リーマンショックの頃に一括投資で失敗しています。
投信や個別株での失敗を経て、いまのインデックス投資に行き着きました。全4話です。

リーマンショック前に一括投資して失敗した話(第1話/若さゆえの過ち)
投資家たるもの、失敗はつきものです。 大失敗して借金を抱えるようでは駄目ですが、少しの損失はアリだと思います。 失敗しながら多くのことを学び、成長していくワケです。 今回は、若かりし頃に投資信託の一括投資で失敗した話の第1話です。

 

青井ノボル
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