人生の目的はお金持ちではなく「しあわせ持ち」

投資方針
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青井ノボルです。

先日、つみたてNISAフェスティバル2018で岡本和久氏の講演を聞く機会がありました。
講演テーマは「100年人生のお金との付き合い方」です。

この講演を聞いた直後、ワタシが興奮そのままに呟いたツイートがこちら。

初めて岡本氏のお話を聞いたのですが、とても共感でき、また目から鱗とも言える内容でした。
この記事では、感銘を受けた講演内容について、ワタシの感想も添えて概要をお伝えします。

人生の目的はしあわせ持ちになること

「人生の目的はお金持ちではなく、しあわせ持ちになること」

岡本和久氏の講演は、このメッセージからスタートしました。

言われてみれば当たり前ですが、お金は人生を豊かにするツールのひとつ。
幸せな人生を構成する重要なパーツですが、幸せ自体はもっと大きな概念です。

金融資産を持ち、家族と穏やかな日々を過ごす、イキイキ仕事をする、などなど。
幸せを構成する要素を、ひとつひとつを大きくすることが人生の幸せに繋がる。

といった話題から始まった講演ですが、この段階ではまだピンと来ていませんでした。

仕事とは「世の中に仕える事」

岡本氏は、100年間の人生を3つのステージに分類していました。
人的資産を形成する「学びの時代」、金融資産を形成する「働きの時代」、生きざまを形成する「遊びの時代」の3つです。

「学びの時代」は、生まれてから学生時代を経て、社会人となって仕事を学んで中堅となる30歳代までが該当することのこと。
お金との付き合い方としては、交換で得られる幸福感がお金の価値であり、お金は感謝のしるしだと知ることが大事だそうです。

また、「社会貢献+(自分にとっての)楽しみ+お金=仕事」を知るのもこの時期とのこと。
社会貢献という意識はまだ薄いですが、「楽しみ+お金」の部分は大いに共感できます。

世の中には仕事の愚痴ばかり言う人もいるけど、マイナス思考では時間が勿体無い気がします。
人生のなかで大きな時間を占有する仕事を楽しめない、これはとても不幸だと思うんです。

自分の都合だけでは仕事はできないし、ステークホルダー(利害関係者)あっての仕事とはいえ。
職業選択の自由がある限り、楽しいと思える要素が多い仕事を選んだほうが幸せですよね。

ワタシは有難いことに、中小企業診断士的な仕事もさせてもらい、結構楽しんでいます。
もちろん理不尽なこともあるし、上手くいかないことも多いし、辛いことだってあります。

とはいえマイナス思考は時間の無駄遣いなので、できるだけポジティブに考えたいところ。
現実はなかなか難しいけど「前向きに明るくハキハキと」楽しめる仕事がしたいものです。

そして「世の中に仕える事」と思えるところまで、価値観が広がっていけば言うことナシです。

将来の自分は今の自分が支える

「働きの時代」に最も大切なのは、将来の自分は今の自分が支えるという話でした。

退職後のリスクは、生活の質を引き下げざるを得ない事態に陥ってしまうこと。
生活レベルを引き下げることは、幸福感が下がってしまう要因にもなります。
そこで資産運用により、将来の購買力維持+αを確保しましょうというお話です。

働きの時代の収入のうち、生活費以外を退職後の資金として積立投資することを推奨されていました。
まずは全世界株式インデックスファンドに積立投資を続け、退職後は債券投資が良いとのこと。

この話についても、まさにその通りだなと感じました。

生活の質を引き下げると幸福度が下がる、という類の話はよく聞く気がします。
一度贅沢な生活に慣れてしまうと、生活レベルを落とすのは大変らしいです。

金銭的に質素な生活でも満足できる価値観を養っておくのも大切かもしれません。
お金の掛からない楽しみや趣味があれば、退職後もイキイキ過ごせそうです。

もちろん、資産運用で十分なお金を用意できればそれに越したことはありません。

「いまできることをいまできる範囲でやる」シンプルな考え方

岡本氏の講演でもっとも印象に残ったのが、資産形成期と資産活用期についての話です。

内容は冒頭のツイートにも書いている通りですが、まとめるとこうです。

「資産形成期」は、出来る限り節約に努めて投資をするのが良い。
→収入から投資額をマイナスして、その残りで支出しましょう。

「資産活用期」は、手元にあるお金という現実と向き合うことが大事。
いまあるお金で幸福感を最大化することにフォーカスしましょう。

こうした考え方があるというのは、率直にいって目から鱗でした。

この考えに基づけば、資産形成の目標を明確にする意味が薄れます。
「老後までにいくら準備しないとダメ」と考える必要もなくなります。

資産形成も資産活用も、いまできることをできる範囲でやる。
とてもシンプルで分かりやすい考え方ではないでしょうか。

と同時に、これは「足るを知る」にも通ずる考え方だと感じました。

ちょっと話が逸れますが、ワタシはこの記事で「足るを知る」という言葉を好きになりました。

NightWalker’s Investment Blog」を運営するNightWalkerさんのインタビュー記事なのですが、ここで「足るを知る」という言葉が出てきます。

「リターンは『足るを知る』くらいを期待するので十分とするのが、普通のサラリーマンが長期にわたり投資を続けていくためのキモではないかと感じています」

「足るを知る」がとても印象的で、インデックス投資家らしい考え方だなと思いました。
と同時に、ワタシと相性の良さそうな言葉だなと感じて、何となく好きになったんですよね。

話を戻すと、投資の目標をどう設定すべきか悩んだこともありましたが、そんなの関係なくて。
今できることをできる範囲でやる、自然体で投資を続けていこうと改めて感じたのでした。

長期投資を続けるためにも人生を考えることは重要

岡本和久氏の講演は、お金を通じて人生を考えるといった内容で、聞いていて面白かったです。

長期積立分散投資による資産形成を実践するうえで、最も難しいのは「続ける」こと。

老後資金のための資産形成なので、岡本氏のいう「遊びの時代」にどんな生きざまを貫くか。
社会に何らかの価値を提供するというと大袈裟ですが、人生の終盤に一体何がしたいとか。

長期投資を続けていく動機付けとしても、資産形成の目標額よりも、どんな人生を送りたいか考えることが重要かもしれません。

30代サラリーマンのワタシは、100年人生の3合目にいる「学びの時代」世代です。
将来の「遊びの時代」で大切にしたい生きざまについて、少しずつ考えたいと思います。

 

■関連記事紹介■
今回の講演を聞いたつみフェス2018の参加レポートです。約8,000文字の超大作!
<関連記事:金融庁主催のつみたてNISAフェスティバル2018に参加

何のための資産形成か、岡本氏の講演を聞く前に、モヤモヤしながら書いた記事です。
<関連記事:何のための資産形成なのか整理する

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