eMAXIS Slim シリーズの売れ筋ランキングが面白い

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青井ノボルです。

三菱UFJ国際投信のeMAXIS Slim シリーズは、ネット専売の超低コストファンドシリーズです。

「業界最低水準の運用コストを将来にわたって目指し続ける」が当シリーズのコンセプト。
他社のファンドに徹底対抗して信託報酬の引き下げを実施することで、人気を集めています。

今回は、eMAXIS Slim シリーズの売れ筋ランキングについてお伝えするとともに、人気ファンドの傾向について考察します。

 

 

eMAXISなんでもランキングで売れ筋を確認

eMAXIS Slim シリーズの三菱UFJ国際投信HPに、このようなページがあるのをご存知でしょうか。

eMAXIS SlimおよびeMAXIS シリーズの全ファンドをランキング形式で紹介するページです。
「リターン」「リスク」「リターン/リスク」「販売額」「純資産残高」「WEB閲覧数」の6項目に分かれていて、それぞれランキングを確認することができます。

ワタシも先日初めて知ったのですが、人気の資産クラスを確認しやすいですね。
ちなみに、毎月第1営業日に前月データを反映しているとのことです。。

eMAXIS (Fat) シリーズも混在しているランキングですが、面白い傾向がありました。

 

従来型金融機関による販売では日経平均が根強い人気

まずはじめに、2018年4月の販売額ランキングから確認してみます。

20180516_1
(引用元:eMAXISなんでもランキング

第1位は、SlimじゃないほうのeMAXIS 日経225インデックスです。

日経平均に連動したインデックスファンドが人気なのは、以前に別記事でも確認しました。
<参考記事:つみたてNISAの売れ筋は日経平均連動型が上位!?

中堅証券・地方銀行の窓口・ネット販売が主流のeMAXISシリーズにおいては、指数としてお馴染みの日経平均が人気のようです。
折角なら世界にも目を向けて欲しいですが、日常生活では知る機会って少ないですよね。

第2位は、純資産残高が100億円を突破して勢いのあるeMAXIS Slim 先進国株式です。

ネット証券・銀行のみの取り扱いにも関わらず、第2位とは凄いですね。
Slimシリーズの中ではNo.1の売れ筋ファンドとなっています。

第3位は、SlimではないeMAXIS TOPIXインデックスです。

第1位となった日経平均に続いて、国内株式の指数であるTOPIXがランクインしました。
中堅証券・地方銀行の窓口・ネット販売が主流のeMAXISシリーズですが、国内株式が人気ですね。
実店舗を有する従来型金融機関においては、国内株式への顧客ニーズが強いのかもしれません。

 

eMAXIS Slim シリーズは全世界株式関連ファンドが人気

4位以降の売れ筋ランキングは、eMAXIS Slim シリーズだけを確認していきます。

第4位 バランス(8資産均等型)
第5位 新興国株式
第9位 全世界株式(除く日本)
第10位 国内株式(TOPIX)

こうしてみると、eMAXIS Slim シリーズにおいては、国内株式よりも先進国・新興国株式など全世界株式の人気が高いことが分かります。
全世界株式に広く分散したほうが良いという認識が、インターネット上で浸透している証左でしょうか。

「卵はひとつのカゴに盛るな」という超有名なことわざの通り、ワタシも世界分散投資をしています。
地域分散すると、値動きの異なる指数が混ざるため、同じリターンでもリスク分散に繋がります。

詳しくはこちらの記事で書いているので、あわせて読んでみてください。
<参考記事:世界分散投資のチカラを再確認!卵は複数のカゴに盛りましょう

ちなみに、2018/4/3設定のeMAXIS Slim 全世界株式(3地域均等型)は18位でした。

全世界株式関連のファンドが売れ筋上位を占める中、残念ながら全世界株式(3地域均等型)だけが冴えない結果に。
設定間もないファンドなので仕方がないとも言えますが、5月の飛躍に期待したいところです。

 

WEB閲覧ランキングではeMAXIS Slim シリーズが上位独占

続いて、2018年4月のWEB閲覧数ランキングを確認してみます。

20180517_1
(引用元:eMAXISなんでもランキング※クリックすると大きくなります

1~3位はネット専売であるeMAXIS Slim シリーズの人気ファンドが占めています。

eMAXIS Slim シリーズでは運用コストを抑えるため、月報等の開示書類をペーパーレスにしています。
ホームページで確認するほか無いので、各ファンドHPにアクセスする人が多いのかもしれません。

また、ワタシの様なインデックス投資ブロガーが、何度もアクセスしている可能性も否定できません。
特にeMAXIS Slim 先進国株式のページには、今まで何回訪問したことか。てへぺろ(死語)。

このランキングでは、eMAXIS Slim 全世界株式(3地域均等型)が10位にランクインしています。
eMAXIS Slim 国内株式(TOPIX)よりも上位となっているのが、個人的には興味深いです。

投資対象とはならないまでも、気になって検討していた人は多いというコトでしょうか。
ただ、肝心の純資産総額が積み上がらないと、どうしても早期償還リスクが脳裏をよぎります。

できることなら、ワタシのような悲観的ともいえる予想を裏切って、大躍進して欲しいところです。

 

eMAXIS Slim シリーズはインデックス投資の受け皿になれるのか

これまでネット証券のランキングを見たことはあっても、運用会社に類似コンテンツがあるとは知りませんでした。
このランキングを確認することで、資産クラスごとの注目度や売れ筋が分かるので、面白いですね。

さて、金融庁がつみたてNISAをスタートさせて、もう少しで半年になります。
インデックスファンドを中心につみたてNISA適格ファンドを選定したことで、低コスト化が進み、安定的な資産形成に資するファンドが増えてきました。

丸井グループがつみたて専門の証券会社設立に舵を切ったほか、ポイントによる投資サービスも加速しています。
長期分散積立投資による安定的な資産形成をしやすい環境整備が進み、若者世代を中心として、投資に興味を持つ人が増えていくことでしょう。

全世界株式に広く分散したインデックス投資が、一般庶民にも広まるために必要なこと。
そのひとつとして欠かせないのが、安心して投資できるインデックスファンドの存在です。

トラッキングエラーが少なく、更に低コストであればあるほど、指数との連動性は高まります。
市場平均リータンを享受するためには、指数との連動性は高いほうが良いハズです。

eMAXIS Slim シリーズは、こうした一般庶民によるインデックス投資の受け皿となれるのか。
今のところ投資ブロガーからの評価は高いようですが、今後も高評価を維持できるのかどうか。

ワタシもeMAXIS Slim シリーズに投資している、個人投資家です。
今後も様々な角度から検証しながら、その動向を見守りたいと思います。

■関連記事紹介■
先進国株式クラスの超低コストファンドは持続可能なのか考察してみました。
<関連記事:eMAXIS Slim 先進国株式 はコスト的に持続可能なのか

他社に徹底対抗した信託報酬引き下げが実現できる秘訣について考えました。
<関連記事:eMAXIS Slim シリーズ 信託報酬引き下げの秘訣

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