eMAXIS Slim 先進国株式が純資産総額800億円を突破

投資信託・ETF

青井ノボルです。

eMAXIS Slim シリーズの代表といえば、eMAXIS Slim 先進国株式。
インデックス投資の中心的な資産クラスでライバルと争っています。

たわら先進国株式やニッセイ外国株式など、強力なライバルがいて。
競争が激しい資産クラスの中で、トップクラスの存在感を誇ります。

先日発表されたFOY2019では、多くの票を集めて第3位となりました。
前回の第1位からは順位が後退しましたが、先進国株式の中ではNo.1。

資金流入出を見ても、圧倒的なNo.1ファンドに成長しています。
2020/1/17、純資産総額800億円を突破したのも当然の流れです。

この記事では、eMAXIS Slim 先進国株式が純資産総額800億円を突破したことについて書いていきます。

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超低コスト化により大きく成長

インデックスファンド黎明期には、単一資産のファンドが主流でした。
先進国株式もその一つで、世界分散投資の要として重要なパーツです。

ライバルファンドとの競争が熾烈な資産クラスで、歴史は長いです。
環境が大きく変化したのは、つみたてNISAが開始された2018年頃。

インデックスファンドへの注目が高まって、競争が激化しました。
特に運用コストについては、何度も引き下げが実行されることに。

たわら先進国株式やニッセイ外国株式、また雪だるま先進国株式。
強力なライバルファンドが多いのが先進国株式クラスの特徴です。

eMAXIS Slim 先進国株式は、過去に何度も信託報酬引き下げを断行。
業界最低水準の運用コストを維持してきた結果、支持が広がりました。

FOY2018で第1位に輝いたのも、コンセプトを体現していたからこそ。
超低コスト化が進むなかで、輝きを増したファンドだと考えています。

結果的に資金流入も加速して、この規模に成長したのだと思います。

eMAXIS Slim 先進国株式の輝かしい歴史

純資産総額800億円を突破して、新たな歴史を刻みました。
過去を振り返ってみても、地道な積み重ねで伸びています。

2017/02/27 新規設定(信託報酬0.200%)
2017/10/02 信託報酬引き下げ(0.200%→0.190%)
2017/11/10 信託報酬引き下げ(0.190%→0.189%)
2017/12/29 純資産総額30億円突破、信託報酬の大幅引き下げを発表
2018/01/30 信託報酬引き下げ(0.189%→0.1095%)
2018/04/25 純資産総額100億円突破
2018/07/25 信託報酬引き下げ(0.1095%→0.1090%)
2018/08/28 純資産総額200億円突破
2019/01/18 純資産総額300億円突破
2019/03/04 eMAXIS 先進国株式の純資産総額超えを達成
2019/04/03 純資産総額400億円突破
2019/06/25 信託報酬引き下げ(0.1090%→0.0999%)
2019/07/08 純資産総額500億円突破、受益者還元型の信託報酬率スタート
2019/10/15 純資産総額600億円突破
2019/12/12 純資産総額700億円突破
2019/12/27 信託報酬引き下げ(0.0999%→0.0965%)
2020/01/17 純資産総額800億円突破

相場環境が良かったことも要因ですが、資金流入が凄いことに。
100億円刻みで推移を見ると、資金流入は確実に加速しています。

500→600億円 約3ヵ月
600→700億円 約2ヵ月
700→800億円 1ヵ月強

受益者還元型の信託報酬が拡充する1,000億円も目の前です。
FOY2019トップ3を独占したeMAXIS Slimならすぐでしょう。

信託報酬引き下げ競争は続く

つい先日、ニッセイ外国株式が信託報酬引き下げを発表して。
対抗引き下げを実施するのか否か、限界が近い説もあります。

ニッセイAMは、純資産残高に応じて引き下げを実施している。
利益を受益者還元と言っているので、採算は取れているのか。

いずれにしても、価格は需要と供給により決まるのが基本で。
公共サービスのように、総括原価方式で決まるものではない。

インデクスではなくアクティブ運用の報酬体系に関する文書。
ただGPIFの考え方になるほどなと感じたので、抜粋します。

一般社会においては、財やサービスの価格は、それらが有する価値をもとに需給関係によって決まるものであって、供給者のコスト構造が価格に直接反映するものは公共料金等に限定されていること、及び高報酬のファンドマネジャーやアナリストといった専門家の雇用により固定費が相応の水準になるとしても運用成果が上がらなければ顧客にとって意味がないことを踏まえれば、今回の基本報酬率の設定方法は公正な考え方ではないか。
(引用元:GPIFの新しい実績連動報酬

「顧客にとって意味があること」は人によって答えは違います。
また運用会社にとって、どの顧客層を狙うのかは経営戦略です。

ベンチマークに近いパフォーマンスを志向する個人投資家がいて。
その市場を狙うかどうかは、運用会社の判断で決めればよいこと。

有望な市場だと捉える運用会社が複数いれば、競争は起こります。
信託報酬引き下げ競争は、まだ続くと考えるのが自然でしょうか。

どんなファンドが選ばれるか

超低コスト化が今後も進むとして、下げ幅は縮小が予想されます。
そうしたときに、運用コストはファンド選びの最低条件になって。

プラスアルファの部分で、差別化を図る必要があると考えます。
コスト以外の部分でどう特色を出すか、まだ動きは限定的です。

個人投資家としても、超低コスト化が進んだ投資環境は初めて。
超低コストは大前提で、ファンドを選べるようになったとして。

顕在化しているニーズは情報開示やコミュニケーションとして。
それ以外にどんな要素を大切にして、ファンドを選んでいくか。

eMAXIS Slim 先進国株式の運用会社である三菱UFJ国際投信。
どの様な手を打つのか、そして本ファンドは選ばれ続けるか。

とてもお世話になったファンドなので、今後にも期待します。

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