リスク資産と無リスク資産の配分を改めて考える

投資方針
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青井ノボルです。

ここ数日、株式相場の値動きが激しくなっているようです。

とはいえ、インデックス投資をしている分には、日々の値動きはあまり関係ありません。そして興味も薄いです。
ただ、投資歴が長ければ長いほどリスク資産の保有額が大きくなる傾向にあり、資産の時価総額が大きく変化する人も多いかと思います。

相場変動で右往左往しないためにも、アセットアロケーション(資産配分)をしっかりと考えておくことが重要です。
ワタシの場合は、リスク資産のすべてを株式クラスに投資することにしているので、リスク資産と無リスク資産の配分がポイントとなります。

この記事では、リスク資産と無リスク資産の配分について改めて考えていきます。

 

リスクの考え方

アセットアロケーションを考えるうえで、重要と言われているのが期待リターンとリスクの想定です。
特に、リスク許容度に合わせたリスクに抑えることが、資産配分における最大の目的でもあります。

リスクとは、リターンの変動(ブレ)を指す言葉で、標準偏差(σ:シグマ)とも呼ばれます。
リスクが大きければブレ幅が大きく、リスクが小さければブレ幅が小さい、となります。

各資産クラスの値動きのブレ幅を数値化したものが、リスク(標準偏差、σ)です。

例えば、期待リターンが年率5%、リスクが15%だと仮定します。

この場合、期待リターンにリスクのσ(±15%)を考慮した、年率-10%~+20%のリターンに収まる可能性が約70%です。
期待リターンに2σ(±30%)を加えた、年率-25%~+35%のリターンに収まる可能性は約95%となります。

一般的には、少なからず2σの最低ケースまでは想定しておきましょう、と言われています。
2σの範囲に収まらない大きなブレとなるのは20年に1回くらいなので、妥当かなと思います。

ちなみに、リスクの細かい算出方法はよく分かりませんが、細かく理解する必要も無いと、現時点では考えています。
過去データなどから算出される推定値ですし、あくまで参考値でしかないからです。

そして、ワタシは30代の平凡なサラリーマン、投資は人生のオマケ的位置づけです。
趣味として興味があることの知識を深めるのは好きですが、投資をするために必要に迫られて深い知識をつける価値は無いと割り切っています。

 

全世界株式のリスク・リターンを試算

ワタシのポートフォリオは時価総額比の全世界株式、国内:先進国:新興国を1:8:1とすることを目標にしています。

この場合の期待リターン・リスクを試算してみました。
参考にしたのは、みんなのポートフォリオというウェブサイトです。

20180327_1
σが18.7なので、2σまで考えると約▲37%までは想定しておきたいポートフォリオです。
もし2σの下落が2年続いたとすると、2年合計で約▲60%、資産が半分以下になるという計算です。

ワタシのリスク許容度では、リスク資産が半減しても耐えられると思っています。
ただ、いざ大暴落に直面した時にどう判断するかは、その時でないと分かりません。
そのため、もう少し保守的に、リスク低減する資産配分にしたほうが良さそうです。

 

7:3で試算

次に、リスク資産を70%、キャッシュ(無リスク資産)を30%、で試算してみました。
リスク資産内の比率は、さきほどと同様の全世界株式(国内:先進国:新興国を1:8:1)です。
20180327_2
リターンが1.3ポイント低下しますが、リスクも5.6ポイントのダウンとなりました。

例によって2σまで考えた場合、̠約▲26%まで想定することになります。
もし2σの下落が2年続いたとすると、2年合計で約▲45%、資産の半分は何とか守れそうです。

過去の経験上、投資にまわせる資産が一時的に半減しても耐えられるという感覚を持っています。
あくまで個人的見解ですが、ワタシはリスク資産:無リスク資産を7:3で持つのがしっくりきそうです。

 

バッファを持たせてみる

ただ、このアセットアロケーションで投資するとしても、大きな問題がひとつあります。
それは、生活防衛費として必要な金額をきちんと試算できていないという現状です。

というのも、生活防衛費は生活費2年分+子供の教育費として考えたいと思っているものの、
教育費としていくら備えるべきなのか、自分の中で大雑把な基準すら持てていません。

そのため、当面はもう少し保守的なアセットアロケーションにする必要もある、と感じています。

また、リスク資産と無リスク資産の比率は、将来的には相場変動により大きく変わることも考えられます。
あまりガチガチに考えてしまうと、身動きが取りにくくなってしまうのではという懸念もあります。

そこで、リスク資産と無リスク資産の配分にはプラスマイナスの余裕を持たせようと考えたワケです。

みんなのポートフォリオを色々と弄ってみたところ、その配分比率には±15ポイントのバッファ(余裕)を持たせようという結論になりました。

リスク資産:無リスク資産を7:3とする配分を基準として、リスク資産を増やした場合、具体的には85:15とした場合はこうなります。
20180327_3

リスク資産:無リスク資産の配分で7:3を基準として、リスク資産を減らした場合、具体的には55:45とした場合はこうなります。
20180327_4

これだけバッファがあると、リスクもリターンもそれなりに変動することが分かります。
それでも、当面はこれで行こうと思います。気になったら、その時にまた考え直せば良いだけです。

 

配分比率を決めました

今回は、参考値としてのリターン・リスクの数字を用いて、検討してきました。

もちろん実際の相場変動では、このように想定の範囲内でコトが収まるとも限りません。
ただ、想定外のことを想定しようとするのは時間の無駄だと思うので、とりあえずこれでOKです。

リスク資産と無リスク資産の比率は、70:30を基準として±15ポイントの変動を許容することとします。

そして、今回の検討をしていく過程で、教育費の想定を明確化すべきという課題が残りました。
これについては、改めて別の機会に考えていきたいと思います。

 

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<関連記事:30代サラリーマンがアセットアロケーションを考える

投資対象資産が半減しても大丈夫だと思うのは、この経験があるからです。全4話になります。
<関連記事:リーマンショック前に一括投資して失敗した話(第1話/若さゆえの過ち)

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