青井ノボルです。
サラリーマンでも個人事業主でも利用できるとあって、注目されています。
ワタシはブログタイトルの通り、インデックス投資という投資を実践しています。
投資元本は、サラリーマンとしての給与収入から生活費を引いた残りから捻出するのが基本。
今回は、ふるさと納税を活用して節約する方法、また活用する際の注意点など、ふるさと納税の経験が10回以上あるワタシの実体験を交えながら、お伝えします。
ふるさと納税はお得な制度
ふるさと納税とは、応援したい自治体を自分で選んで寄附ができる制度のことです。
手続きをすると、控除上限の範囲内という制約はありますが、自己負担分の2,000円以外の全額、所得税や住民税を控除することができます。
つまり、一定金額までは自己負担の2,000円を負担すれば、ふるさと納税をすることが可能なのです。
そして、自己負担2,000円を超える分の税金が減るとともに、寄付した自治体からは地域の特産品などの返礼品を受取ることができます。
自己負担分の2,000円を除いた48,000円が所得税・住民税から控除されます。
となると、2,000円の自己負担のみで返礼品が貰えるということになります。
所得のある個人事業主やサラリーマンにとっては、非常にお得な制度なのです。
返礼品のお得な選び方
つまり、タオルやお米や加工食品など、日常使いできるモノ、食料品であれば賞味期限の長いもの、このあたりが狙い目だと思います。
返礼品のなかにはブランド和牛などの贅沢品もあります。返礼品でちょっとした贅沢をする、というのも当然アリなので、ここは考え方次第で選択しても当然OKです。
なお、食料品を選ぶ際のポイントですが、賞味期限が長いものを選択することが結構重要です。
寄付をしてから返礼品が届くまでは、早くて1週間程度、時間がかかる場合は数ヵ月後となります。
いつ返礼品が到着するかは、自治体サイドの都合によるところが大きいというわけです。
そのため、いつ返礼品が届いても長い目で消費できるモノ、具体的には加工食品やお米、冷凍品などがオススメです。
ただ、冷凍品は冷凍庫がパンパンになって溢れるリスクもありますので、気をつけましょう。
ワタシはアレを選んでいます
ところで、ワタシはふるさと納税をどう活用しているかというと、最近は嗜好品を選択しています。
ちなみに、ふるさと納税の中ではメジャーなお米は節約面で最強な選択肢のひとつです。
ただ、我が家は義理両親の実家がコメ農家なので、お米には困らないという家庭事情があります。
ふるさと納税で気をつけたい3つの注意点
年収がいくらだから上限金額はいくら、という単純な話だと良いのですが、所得控除や税額控除の金額も影響するため、やや複雑な計算が必要となります。
大手ふるさと納税サイト「さとふる」のHPに控除シミュレーションがありますので、参考にしてみてください。
人生経験だと思って一度は体験しても良いのではと、個人的には考えています。
サラリーマンでも住宅ローン減税を受ける初年度は確定申告しなければいけませんし、医療費控除を受ける場合も確定申告する必要があります。
三つ目の注意点は、現在住んでいる自治体に納めるはずの住民税が減額されるということです。
ふるさと納税で別の自治体に寄付する人が増えれば増えるほど、自治体の予算減少に繋がるため、住んでいる自治体の公共サービスが悪化する一因となる可能性があります。
特に首都圏の自治体では、居住者が地方自治体へのふるさと納税を行うことによる減収額が年々増加しているとも言われています。
<参考記事>1都3県、ふるさと納税で846億円減収:日本経済新聞 https://www.nikkei.com/article/DGXLZO19394850Y7A720C1L83000/
こうした中でも工夫している自治体があるのも事実。
例えば墨田区では「すみだ北斎美術館」を開館するための支援を募ったことで2016年は減収分をカバーしたそうです。
残酷な言い方かもしれませんが、自治体の自助努力次第という見方もできなくはありません。
副次的なプラス効果も
さて、ここまでふるさと納税のお得な部分や注意点について書いてきました。
それ以外にも触れておきたいのが、副次的な効果として、自分が納めている税金を把握するキッカケになるということです。
税金への関心が高まるほか、公共サービスをうまく活用しようという意識も働くでしょう。
ワタシの場合は、所得税の累進課税についてその仕組みを知るキッカケになりました。
また、各種控除をしっかり活用することで、適切に節税しようという意識も芽生えました。
インデックス投資家としては、iDeCoやつみたてNISAでも、税金のハナシはとても重要です。
「税金への意識が高まる」という副次的な効果は、大きなプラスになっていると感じています。
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