eMAXISシリーズの純資産総額合計が4,000億円を突破

投資信託・ETF

青井ノボルです。

三菱UFJ国際投信が手掛ける、ノーロード型インデックスファンドのeMAXISシリーズ。
現時点で、主にeMAXIS・eMAXIS Slim・eMAXIS Neoの3シリーズを展開しています。

そんなeMAXISシリーズですが、2019/6/19に純資産総額合計4,000億円を突破しました。

eMAXISシリーズが2009/10/28に設定され、9年8ヵ月での達成です。
個人投資家に寄り添って運用を続けてきた一つの成果だと思います。

ここに至るまでの道のりは、決して平坦では無かったでしょう。
節目を迎えたeMAXISシリーズに対し、ワタシは敬意を表します。

この記事では、eMAXISシリーズの4,000億円突破について書いていきます。

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低コストファンドとして誕生したeMAXIS

eMAXISは、三菱UFJ国際投信が設定した低コストファンドシリーズ。
約10年前に設定され、いまでは日本国内で大きなシェアを獲得です。

低コストなインデックスファンドとして、設定されたのが2009年。
国内資産の信託報酬は年0.4%(税抜)、外国資産は年0.6%(税抜)。

いまの信託報酬水準よりも割高ですが、当時は低コストの最先端
インデックスファンドの10年前の立ち位置は、ここだったのです。

ネット証券で100円から投資ができ、つみたてNISAの非課税口座も。
投資信託を取り巻く環境が大きく変化して、運用コストも低減して。

ネット専用のeMAXIS Slim シリーズが誕生し、超低コストの時代へ。
業界最低水準の運用コストを目指すコンセプトが一気に広まりました。

いま、eMAXIS Slim シリーズが全体を牽引している構図となっています。

eMAXISシリーズ純資産総額合計の歴史

eMAXISシリーズの純資産総額合計は、長い歴史の中で紆余曲折があって。
その歴史を時系列でみると、苦労の末に4,000億円まで到達したようです。


(引用元:eMAXISシリーズ純資産合計の推移|三菱UFJ国際投信より一部抜粋)

この図だけでは、純資産総額合計の細かい推移は分かりません。
過去の節目については、モーニングスターの記事が詳しいです。

eMAXISシリーズにけるこれまでの歴史を、ざっと振り返ります。

2009/10/28 eMAXISシリーズを設定
2014/08/11 純資産総額合計1,000億円突破
2015/06/18 eMAXISプラスシリーズを設定
2015/08/28 純資産総額合計2,000億円突破
2017/02/17 eMAXIS Slimシリーズを設定
2018/08/06 eMAXIS Neoシリーズを設定
2018/08/28 純資産総額合計3,000億円突破
2019/06/19 純資産総額合計4,000億円突破

純資産総額の推移をみると、2014年~2015年あたりで一気に資金流入。
約1年間で1,0000億円を積み上げていることも、勢いを物語っています。

eMAXISプラス、Slim、Neoなどのシリーズが新たに投入されて。
このなかで個人投資家の心を掴んだのはSlimシリーズでしょうか。

eMAXISプラスシリーズは、最初にコモディティが設定されただけ。
ひっそりと運用されていますが、シリーズが広がる気配は皆無です。

eMAXIS Neoシリーズは、現在進行形でラインナップを拡充中の模様。
純資産総額は低調なままのようなので、ちょっと心配ではあります。

Slimシリーズが全体を牽引する構図に

eMAXISシリーズが産声を上げた約10年前、今の状況が想像できたでしょうか。
世界分散投資の中核を成す先進国株式クラスで、信託報酬が年0.1%未満です。

超低コスト化が進んだ要因は、幾つかあると思っています。
最も大きな要因は、つみたてNISAがスタートしたことです。

資産形成に資するファンドに大きく絞り込み、対象商品を限定。
基準の中に信託報酬の上限を設けたことも、影響したでしょう。

ファンド間で競争原理が働いて、超低コスト化が進みました。
これは偽らざる事実であり、最大の要因だったと推測します。

2017年、紙資料廃止など徹底的な合理化を進めたeMAXIS Slimを設定。
2018年1月からスタートするつみたてNISAを見越していたのでしょう。

以後、eMAXISシリーズ全体の純資産総額を押し上げる牽引役に成長。
FOY2018で悲願の第一位を獲得し、上位に複数ランクインしました。

三菱UFJ国際投信が思い切って舵を切った選択が、今のところ当たっています。
ネット販売ではeMAXIS Slimが活躍し、窓口販売では引き続きeMAXISで対応。

eMAXISも当初ほどではないにせよ、日経225インデックスは未だに人気です。
紙資料を必要とする顧客にも対応していることは、一つの武器だと考えます。

eMAXIS Neoはちょっと雲行きが怪しいですが、温かく見守ることにします。

これからのeMAXISシリーズ

ノーロード型インデックスファンド業界のトップランナーであるeMAXISシリーズ。
eMAXIS Slim シリーズを中心として、業界のトップを独走できるのでしょうか。

いまのところ、楽天バンガードやニッセイを突き放している印象があります。
シリーズ全体での資金流入額でみると、市場シェアで6割を占めている模様。

最近で言えば、eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)を設定しました。
コスト追随対象をDC専用ファンドまで広げ、ベンチマークの指数も配当込みに変更。

細かい改善を積み重ねて、もちろん業界最低水準の運用コストをキープしていて。
個人投資家に寄り添った対応こそ、eMAXIS シリーズの大きな特長だと思います。

運用会社と個人投資家の間で建設的な対話を続け、今後も頑張って欲しいです。
この姿勢を続けていけば、シリーズ合計5,000億円突破も見えてくるでしょう。

日本のバンガードを目指す!という宣言も飛び出している三菱UFJ国際投信。
三菱UFJ国際投信が手掛けるeMAXISシリーズ、これからも注目していきます。

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