eMAXIS Slim 先進国株式の純資産総額100億円突破から1ヵ月経過

投資信託・ETF

青井ノボルです。

2018/4/25にeMAXIS Slim 先進国株式が純資産総額100億円を突破してから、1ヵ月が経ちました。
つい先日の出来事のように感じていましたが、時が経つのは早いですね。

このところ、eMAXIS Slim シリーズに関する話題を見掛ける機会がぐっと減っています。

3月には全世界株式ファンドの新規設定や直販開始、他社対抗の信託報酬引き下げなどなど。
話題に欠かないファンドでしたが、今となっては、あの頃の騒ぎが嘘のような静けさです。

この記事では、eMAXIS Slim シリーズの代表格である先進国株式が100億円突破から1ヵ月経過したいま、純資産総額の変化や今後の展望について書いていきます。

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純資産総額100億円突破を振り返る

eMAXIS Slim シリーズの代表的存在である先進国株式は、1ヵ月前に純資産総額100億円を突破しました。

eMAXIS Slim 先進国株式が純資産100億円を突破!
2018/4/25時点で、eMAXIS Slim 先進国株式インデックスの純資産総額が100億円を突破しました!基準価額は前日比▲75円となったものの、純資産総額は前日比で+1.32億円でした。設定から約1年での大台、おめでとうございます!

eMAXIS Slim 先進国株式は、他社に徹底対抗して信託報酬を引き下げることで人気を集めました。

その流れを決定付けたのが、2017年末に発表された異次元の信託報酬引き下げに他なりません。
絶対防衛ラインだと思われていた信託報酬0.2%前後を大きく下回る、0.1095%まで一気に引き下げてライバル勢を圧倒しました。

2018年1月からはつみたてNISAもスタートし、その後は順調に純資産総額を積上げていくこととなります。

おおよそ月20~30億円増加のペースを維持したまま、2018/4/25に純資産総額100億円を突破したのです。

直近の純資産総額も順調に積み上がっています

さて、eMAXIS Slim 先進国株式が100億円を突破して1ヵ月が経過したいま、純資産総額はどう変化しているのでしょうか。
eMAXIS Slim 先進国株式の公式HPで確認しています。


(引用元:eMAXIS Slim 先進国株式公式HPより抜粋)

2018年1月からのグラフになりますが、純資産総額の増加ペースを直近でも維持していることが分かります。
ここ数日をみると、基準価額の下落に伴って純資産総額も足踏み状態ですが、それ以外では極めて順調に推移しています。

おおよそ月25億円増加のペースで推移しており、このペースだと8月中にも200億円突破を達成する計算になります。
そして、年内には300億円突破する可能性も否定できない。それだけ売れ筋のファンドというワケです。

運用会社の三菱UFJ国際投信における当ファンドの収益貢献

ところで、投資信託における信託報酬のうち、運用会社である三菱UFJ国際投信の手元に入るのは一部だけです。
ファンド毎に配分割合が決まっていて、eMAXIS Slim 先進国株式の場合はわずかに0.04475%

仮に今のペースで純資産総額が推移すると、2018年の平均純資産残高は約150億円となるでしょう。
とすると、15,000,000,000×0.0004475=6,712,599。当ファンドの年間売上見込みは約650万円です。

社会保険労などの会社負担を考えると、年収500万円台の人材が1人雇えるかどうか。
細かい収益については不明ですが、持続可能な収益構造なのか気になるところです。

少しずつ話題に上がってきたインデックスファンド

eMAXIS Slim シリーズの話題は落ち着いていますが、積立投資を取り巻く環境は変化の兆しが見えています。

丸井の証券会社設立で若者世代に積立投資が広まって欲しい
丸井グループが証券参入というニュースが入ってきました。投資信託の積み立てをクレジットカード決済で投資できるビジネスモデルが特徴で日本初です。 この記事では、若者世代における「貯蓄から投資へ」の起爆剤となるのか考えてみます。

丸井グループは若者世代向けの積立専用証券会社を設立し、つみたてNISA適格ファンドを販売する予定です。
つみたてNISAの対象商品を扱うとのことなので、eMAXIS Slim シリーズにも追い風となる予感がします。

また日本経済新聞の報道によると、丸井グループ以外にも異業種からの参入が検討されているとのこと。

証券新顔、若者に強み、将来不安で需要増、丸井が積み立て投信販売、KDDIはスマホで資産運用。 | リテールテックJAPAN
 小売りやIT系などの異業種企業による証券・資産運用業への参入が相次いでいる。丸井グループは10日、積み立て投資専用の証券子会社を設立すると発表した。KDDIや対話アプリのLINEも証券ビジネスの準備を進めている。本業で培った若年層の顧客基盤を生かし、公的年金への不安などを背景に強まる資産運用ニーズを取り込む狙いだ。異...

大手キャリアの一角であるKDDIやLINEも証券ビジネスの準備中とのこと。
異業種の民間が参入していけば、投信業界の更なる活性化が期待されます。

そのときに、eMAXIS Slim シリーズ、そして代表格である先進国株式は引き続きトップを独走しているのか。
あるいは他社のインデックスファンドシリーズが人気化して、eMAXIS Slim シリーズを駆逐するのか。

今後もeMAXIS Slim 先進国株式の動向については、定期的に確認していきたいと思います。

 

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