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青井ノボルです。

前回の記事に続いて、若かりし頃に投資信託の一括投資で失敗した話の第2話です。

<前回のあらすじ>
2007年に新社会人となった青井ノボルは、社会人2ヶ月目にして全財産の8割を投資信託へ一括投資。
サブプライムローン問題が表面化するも、BRICsなど新興国経済の発展を期待して追加投資も実施。
新興国株式が50%を越えるアグレッシブなアセットアロケーションとするも、年末時点でのトータルの時価評価額はマイナス。悲しい気持ちのまま、年を越したのであった。



リーマン・ショック来る

ワタシが社会人2年目を迎えた2008年
忘れもしない、あれは9月中旬の三連休のことでした。

少し遅い夏休みで長期休暇を取得して、北海道旅行を満喫していたワタシ。翌日からは仕事だなぁ、と思いながら、今夜の宿である札幌駅近くのマンガ喫茶でネットを見てビックリ。

アメリカ大手証券会社のリーマン・ブラザーズが破綻!?

翌日には、リーマン日本法人も民事再生法の適用を申請、負債総額が3兆円を超える超大型倒産が発生しました。
アメリカに端を発したリーマンショックは世界中に衝撃を与え、世界経済は一気に冷え込んでいったのは、皆さんよくご存知の通りです。


評価額が1/3に

購入して以来、低迷を続けていた投資信託でしたが、リーマン・ショックで評価額は一気に下落します。
2009年1月には、評価額は投資元本の1/3くらい(元本60万円に対して評価額約22万円)まで下がっていました。

特に酷かったのは、ワタシが伸びると信じていた新興国株式のファンドです。
評価額は軒並み、元本の20~30%程度まで落ち込んでいたのです。

素人の適当な予想は、ものの見事に外れてしまったのでした。

ただ不思議なことに、この時も保有する投資信託を換金しようとは思っていませんでした。


ドルコスト平均法を知る

時系列が少し前後しますが、2008年4月のこと、勤務先で企業年金の一部が確定拠出年金に切り替わったということで、投資の勉強会へ参加することになりました。
すでに資産が毀損していたワタシは、投資から目を逸らしたい時に投資の勉強かよ、と思いつつ話を聞くことに。
ここで知ったのが、素人投資家にオススメといわれるドルコスト平均法という概念でした。

定期的に一定額を積み立てていけば、基準価額が変動するなかで、安い時に多く買って高い時は少なく買って、平均購入単価を下げることができるという投資法です。
投資信託に一括投資して含み損を抱えているワタシの投資方法は間違っていたのかも。そう思うと同時に、実践してみたくなったのです。

若手社員であるワタシの確定拠出年金掛金はたかが知れてるので、やるなら自分で投資信託の積立投資かな。今回は銀行じゃなくて証券会社でやってみようかな。
というわけで、マネックス証券で口座を開設したのでした。
(なぜマネックス証券を選んだのかは、全く覚えてません!)


個別株で失敗

マネックス証券の口座開設はスムーズに終わり、早速HPへログイン。
ドルコスト平均法の積立投資を実践すべく、積み立てていく投資信託を選んでいくはずが、ここでまた回り道をしてしまいます

以前に投資信託で一括投資したのは新生銀行だったのですが、外貨預金や投資信託を扱ってはいるものの、個別銘柄の株式を買うことは出来ませんでした。
それがマネックス証券だと、株が買えるではありませんか。
これはやってみたい。いつやるか、今でしょ!

積立投資のことはすっかり忘れて、気付けば個別株を物色していたのでした。。。

投資のド素人であるワタシは、株といってもどんな銘柄があるのか、あまり知りませんでした。
任天堂やトヨタなどの有名企業、就職活動で知った企業、身の回りの商品サービスを扱う企業、程度しか知らなかったのです。

なので、どの株を買うかという判断は「何となく」以外の何者でもありませんでした。

というわけで、このとき買ったのは、資格の学校を全国展開しているTAC(4319)でした。

なぜTACだったかというと、①不景気だからこそ資格取得を目指す人が多いはず、②当時中小企業診断士講座でお世話になっていたから応援したい、といういかにも投資初心者らしい理由です。
もちろん、PERやBPSといった指標はノーチェックです。

その後、TACの株価は低迷が続きました。理由はいまだによく分かっていません。というよりは、理由を知るための努力をしませんでした。
結局、塩漬けにしたまま数年が経過したのち、買った当時の半値くらいで売却したのでした。


投資の難しさを体感

積立投資を始めるはずが、勢い余って個別株に手を出してしまうなど、同じ過ちを繰り返してしまったワタシ。
安い時に買って高い時に売る、という投資の基本を実践する難しさを身をもって体験したのでした。

さて、2007年に一括投資した投資信託の時価評価額は、リーマン・ショックの影響もあり、大幅なマイナスとなってしまっています。
果たして、この地獄の果てから復活できるのでしょうか!?


<続きはこちらです>
リーマンショック前に一括投資して失敗した話(第3話/積立投資で復活)




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